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オンライン宿泊って何!?実際に体験してきました!@SMALL TOWN HOSTEL Hakodate
新型コロナウイルスの影響で、通常の営業が難しい業種の一つが宿泊業です。
ですがこの状況の中、いくつかのゲストハウスが始めている「オンライン宿泊」が人気を集めています。
「オンライン」なのに「宿泊」ってどういうこと...?と思ったので、実際に体験してきました!
体験してみると、オンラインならではのおもしろさを感じることができたので、今回はオンライン宿泊について、当日の様子や感想をご紹介していきます!
目次
オンライン宿泊ってどんなサービス?準備はいるの?
今回私は、北海道函館市の「SMALL TOWN HOSTEL Hakodate(スモールタウンホステル函館)」さんのオンライン宿泊を体験してきました!
オンライン宿泊は、その町の観光や、旅先での人との出会いを疑似体験することができます。
自分の都合が合う日を直接予約するところから始まります。
オンライン宿泊の予約の方法
スモールタウンホステルさんのSNSアカウントに、開催日や時間の案内、予約できる日などのお知らせが投稿されます。
そのままSNSのメッセージで希望日を伝え、空きがあれば予約成立です。
Instagramで告知を見つけ、たまたま翌日の空きがあったので早速予約をしました。
当日までに準備するものは、ビデオ通話アプリとオンライン決済アプリ。
今回私が体験したスモールタウンホステルさんは、ZoomとPayPayが必要でしたが、開始までに準備するものや当日の案内などの連絡を丁寧に送ってくださりました。
手厚いうえにダウンロードや事前準備は簡単です!
▼SMALL TOWN HOSTEL Hakodateについて詳しくはこちらから:
▼オンライン宿泊に必要なアプリはこちらから:
オンライン宿泊 当日の様子
お酒とおつまみを用意して、チェックインの19:00まで待機します。
時間になると続々と参加者が集まりはじめます。
ここで初めて、連絡をしてくださっていたオーナーの蒲生(がもう)さんとご対面。
蒲生さんの挨拶と、PayPayでの支払いのあと、オンライン宿泊がスタート!
当日の流れ1. ゲストハウスの紹介(30分ほど)
まずは最寄りの駅からの道順をムービーで流してくれます。
蒲生さんによる補足もあるので分かりやすいですし、途中の街並みや風景が見られるのもよかったです!
その後、駅からゲストハウスに到着すると、館内を案内してくれます。
フロントや共有スペース、テラス、部屋などを動きながら紹介してくれるので、まるで実際にその場にいるような気持ちになりました。
また、それぞれの部屋の特徴を知ることができるので、「今度実際に行ったときはこの部屋がいいな」など想像を膨らませながら案内を聞いていました。
当日の流れ2. 乾杯!と参加者同士の自己紹介(30分ほど)
その後、待ちに待った乾杯!そしてその日居合わせた参加者の自己紹介が始まります。
函館に来たことがあるか?や、自分の暮らしている町の話などをそれぞれしていきます。
今回は蒲生さん+7名の参加者での宿泊でしたが、北海道や神奈川、福岡など日本各地から大集合!
ばらばらなところに住み、色んな仕事をしている皆さんと交流できました。
当日の流れ3. 函館の町の紹介(30分ほど)
自己紹介タイムを終えると、函館の町の紹介になります。
蒲生さんが用意してくださった写真や地図アプリを見ながら、スモールタウンホステルさんの周りや函館の名所、名物などいろんなことを知ることが出来ます!
また近くのグルメの紹介などもあり、函館に来たらここには行きたいな、スモールタウンホステルを拠点にしたらここには行こう、とシミュレーションしながら聞いていました。
また、気になることはその場で質問できます!
ガイドブックを読むよりも、生の情報を聞けるような感じがして、函館の町をとても魅力的に感じることができました。
当日の流れ4. 参加者で写真共有タイム(30分ほど)
函館の街並みを堪能した後は、QRコードを使い、参加者同士の写真の共有タイムです。
最近ハマっていること、今までの旅行の思い出などを共有し、それぞれ思い思いに話をします。
趣味の話や、仕事で取り組んでいる話、そして何よりも、他の皆さんの旅先での思い出など、いろんな話を共有することができてとても刺激になりました!
当日の流れ5. 消灯
たっぷり話をしたあとは、消灯ということでお開きの時間になります。
2時間という短い時間ですが、濃い時間を共有できました。皆さんおやすみなさーい!
初めてのオンライン宿泊を体験した感想
最初は「オンライン」と「宿泊」がどうしても結びつかず、どういう感じなのか分からないまま参加をしました。
ですがいざ始まると、ムービーを見たり、函館の街並みに見入ったり、参加者の話を聞いたり、あっという間の2時間でした。
蒲生さんが話の進行をしてくれるので、会話に困ったり空白の時間が起こったりすることはありませんでした。
今回私が体験してみていちばん印象的だったのは、「宿泊・観光に必ずしもにフォーカスを当てていない」という点です。
函館の街並みや館内案内もとても興味深かったですが、たまたま同じ日に居合わせた人たちの話や交流がとてもおもしろく感じました。
今こんな体験をしている人がいるんだ、こんな仕事をしている人がいるんだと、まったく違う経験をしている人たちの話が自分の刺激にもなりますし、ステイホームの状況で、自分の話を聞いてくれるのもうれしかったです。
元々ゲストハウスというのは、上の写真のような共用スペースで他の旅行者と話ができる宿泊施設だと思うのですが、オンラインでもそこは変わらないのだなと感じました。
ですが、普段であればたまたま旅先で居合わせて、「ではまたどこかで」となるところが、オンラインの場合は「ではまたどこかで」「できれば函館で」「いつか実際に乾杯しましょう」と、オンラインの出会いから実際の出会いにつながっていくのがおもしろいなと感じました。
今回私が函館のゲストハウスに宿泊したのはたまたまでしたが、落ち着いたら函館に行きたい!といつの間にか思っていました。
オーナーの蒲生さんより
今回お世話になったオーナーの蒲生さんに、「こういう思いで始めた」「こういう人に利用してもらいたい」などありますか?と質問をしたところ、丁寧にメッセージを頂いたので、そのまま記載します。
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スモールタウンホステルが提案する旅のスタイルは、来てみるまでイメージするのが難しいかもしれませんが、オンラインで事前に予習してくることで、実際に函館に来た時に有意義な時間を過ごしていただけると思います。
函館の一時的市民になる旅を提案しているので、函館への旅を検討している方だけでなく、地方へ移住を検討している方にも是非参加してほしいです。
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とのことでした!
まとめ:体験しないと分からないオンライン宿泊のおもしろさ!
今回は、私が実際に体験したオンライン宿泊についてご紹介しました。
- 1. SNSと必要なアプリがあればだれでも簡単にできる
- 2. たまたま居合わせた旅行者との交流はオンラインでも充分に楽しめる!
- 3. 函館に行きたい人、移住を検討している人は体験してみるべし!
このようなことをお伝えしていきました!
函館に興味がある人はもちろん、旅行が好きな人、誰かと話したい人にとってはおもしろく感じられると思います。
もちろん状況が落ち着いて、気にせず旅行できる世の中に戻る日が待ち遠しいですが、ゲストハウスならではの良さを感じられるオンラインサービスだと感じました。
また、オンライン宿泊のサービスを提供するゲストハウスは他にも増えてきていますので、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか?
今回ご紹介したスモールタウンホステルさんは、FacebookやInstagramにて随時情報を投稿しています!ぜひ一度のぞいてみてください!
SMALL TOWN HOSTEL Hakodateについて詳しくはこちらから
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にぴやま
- 旅行会社に勤めています。ハワイに住みたい