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【世界遺産】ケルン大聖堂のすぐ隣!ケルンのクリスマスマーケットに行ってきました!
こんにちは!skmと申します。
冬のドイツと言えば、たくさんの人で賑わう華やかなクリスマスマーケット。ドイツ国内では150以上もの街でクリスマスマーケットが開催されます。今回は2019年11月の終わりに訪れたケルンのクリスマスマーケットについてご紹介します。
目次
近年日本でもクリスマスマーケットが多数開催されていますが、歴史のある世界遺産の大聖堂をバックに開催される本場のクリスマスマーケットはひと味もふた味も違います。クリスマスの訪れを感じる、かわいらしい屋台と共に視界に入るケルン大聖堂は圧巻です。 鉄道のケルン中央駅からすぐなのでアクセスしやすのも良いですね。
今回は昼間に訪れたのですが、夜とはまた違った穏やかな雰囲気がありました。 それではケルンの街や大聖堂と合わせてクリスマスマーケットをご紹介します。
ケルンってどんな街?
ローマ時代から栄えた歴史ある都市、今ではドイツ4番目の大都市です。
ケルンはドイツ西部に位置し、その歴史は1世紀まで遡り古代ローマの植民地として創建され、ライン川の河畔に位置するため、陸上、水上交通の要所として交易で栄えた歴史のある都市です。現在でもベルリン、ハンブルク、ミュンヘンに次いで現在ドイツでは4番目に大きな都市であり、また30以上の博物館と100以上の美術館を擁しているドイツ西部の文化の中心地でもあります。また1963年(昭和38年)5月29日に日本の京都市と姉妹都市提携を結ぶなど日本とも縁のある都市なんですよ。
完成まで632年!尖塔の高さは157m!【世界遺産】ケルン大聖堂
ケルンには今もなおローマ時代の面影を残す魅力的な建造物がたくさんありますが、やはり最も有名なのは【世界遺産】ケルン大聖堂です。途中で建築が中断されたこともありますが、完成までは632年もかかり、ゴシック様式の建造物としては世界最大と言われています。 今回大聖堂から800m程のレストランから徒歩で向かったのですが、かなり遠くからでもその姿は確認できました。近づくにつれその大きさには驚きを増し、大聖堂を正面から見た時は想像以上の大きさで圧巻でした!写真を撮るのも一苦労なので、正面から建物全体を写すには膝をついてとらなければならないほどでした。観光の際は汚れてもいいズボンで行くといいかもしれません(笑)。
オーデコロン発祥の地でもあります
ケルンは香水の種類の一つ、オーデコロン発祥の地でもあるのはご存じでしょうか。フランス語の「Eau de Cologne」を日本語に訳すと、「ケルンの水」となります。ケルンで作られた香水がナポレオン軍によってフランスにもたらされ、フランス中に広まり「Eau de Cologne」と呼ばれるようになったそうです。 大聖堂のすぐ近くにもオーデコロンの元祖の一つと言われる「4711」のショップがありますので、観光の際に寄ってみてはいかがでしょうか。日本では未発売の香りやボディーソープも販売されていますし、お土産にぴったりな小さなサイズのオーデコロンのものも販売しています。商品にはよっては「清々しい」、「刺激的」など日本語で簡単に説明してくれているものもあって香りが想像しやすいですね。
ケルン大聖堂のすぐ隣!市内で最大のクリスマスマーケット!
約25mの巨大なクリスマスツリーを中心にたくさんの屋台が並びます
ケルンのクリスマスマーケットと言えば大きなクリスマスツリーですね。その高さはなんと25m程だとか。歴史的な大聖堂と大きなクリスマスツリー、その下に広がる華やかな屋台...、こんな景色はケルンでしか味わえませんね!
マーケット内には150棟程のキャンドルやクリスマスのオーナメント、細かな飾りのスノードームなどの雑貨、温かい食べ物にスイーツなどなどたくさんの屋台が並びます。今回は11月の終わりのマーケットが始まったばかりの昼間に訪れたので比較的空いていて歩きやすく、お店も見やすかったです。クリスマスに近づくに連れ、大変混雑する大人気のクリスマスマーケットなのでこの時期は狙い目かもしれません。
華やかな屋台の裏側には...
屋台の裏側にはイエス・キリストの降誕が描かれています。かわいらしいタッチで描かれており、端から見ていくと物語になっています。昼間だと明るくて見やすかったですし、空いているので順を追ってゆっくり見られますよ。
定番!オリジナルのカップは絶対ほしい!
クリスマスマーケットと言えばグリューワインのカップです。各マーケットでオリジナルのものを出しているのでコレクションするのも楽しいですよね。ケルン大聖堂前のクリスマスマーケットのカップはケルン生まれのアーティストザビーネ・フォークト(sabine Voigt)氏がデザインしていて、優しいタッチのかわいらしいデザインです。大聖堂やクリスマスツリーが描かれていて西暦も入っているので思い出になりますね。
グリューワインは結構アルコールが強いのですが、「お酒が苦手だけどかわいいカップは欲しい...」という方もいらっしゃいますよね?もちろんカップだけ買うことも出来ますのでご安心ください。私もお酒が強くないのですが、どうしてもカップが欲しかったのでカップだけ購入しました。マグカップだけのお値段は2.50ユーロでした。日本で食器を買う時のように新聞紙や緩衝材で包んではくれませんので、持ち帰る際は洋服やタオルで包んでスーツケースに入れましょう。またマグカップだけではなくドイツビールの一種であるケルシュ専用の細長い形のグラスやロックグラスもあるのでお好みで、または全部揃えてしまうのも良いですね。
屋台以外にもいろいろあります!
屋台以外にも車型のメリーゴーランドがあったり、ケルン大聖堂に東方三博士の聖遺物(遺骨)が安置されているからなのか「東方の三博士」のお話の一部を再現した像(普段はありません)があったりと屋台以外もおもしろいです。マーケットの裏手には童話「ケルンのこびと」にちなんだの噴水がありますが、こちらの脇にも大きなクリスマスツリーがありました。
クリスマスシーズンだけのお楽しみをぜひ!
いかがだったでしょうか。駅からも近く、世界遺産の大聖堂も一緒に楽しめてしまうケルンのクリスマスマーケットはドイツが初めての方にもクリスマスマーケットが初めての方にもおすすめです。 クリスマスシーズンしか味わえない本場のクリスマスマーケットを是非体験してみてはいかがでしょうか。
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skm
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