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【宮城】鳴子温泉の『元祖うなぎ湯の宿ゆさや』には看板猫がいた!

記事投稿日:2020/06/11最終更新日:2020/06/11

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目次

鳴子温泉郷

鳴子温泉郷は宮城県大崎市に位置しています。鳴子温泉郷は、鳴子(なるこ)温泉、東鳴子(ひがしなるこ)温泉、川渡(かわたび)温泉、中山平(なかやまだいら)温泉、鬼首(おにこうべ)温泉、5ヶ所の温泉地の総称です。

鳴子温泉郷の中の鳴子温泉

その鳴子温泉郷の中心部である鳴子温泉。古くから"奥州三名湯"の一つに数えられています。5ヶ所の温泉地で最も大きく、近代的な宿泊施設や食事処、土産物店が賑やかな街並みを形成しています。「滝の湯」「早稲田桟敷湯」という2つの共同浴場は温泉街の"顔"です。

鳴子温泉の中の『元祖うなぎ湯の宿ゆさや』

鳴子温泉の共同浴場「滝の湯」の隣に、今回紹介する『元祖うなぎ湯の宿ゆさや』があります。

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建物は何と国の登録有形文化財に指定されています。

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創業380年の伝統を誇る宿でもあります。

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ゆさやの外観

元祖うなぎ湯の宿ゆさやのHPによると、『ゆさや本館は、昭和11年に改築された建物で、木造二階建て、入母屋造りのかわらぶき屋根、表側の梁は建物の端から端まで12間半の一本丸太、ロビー付近の柱は太い栗材を使用している。昭和37年に改造されているが、柱の位置等は変わっていない。昭和11年の改築の前は、明治23年に付近の出火で類焼したことから新築されたが、この焼失した建物の写真を見ると、現在のものと間取り等は変わっていないように思われる』と記載があります。

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さらに、元祖うなぎ湯の宿ゆさやのHPによると、『つまり建築様式及び構造は江戸時代から殆ど同じと考えられる。この地区は純防火区域となっており、立て直す時には鉄筋にしなければならないことから、ゆさやとしては貴重な現在の木造旅館を大切にし、できるだけ永く旅館として使用していきたいと考えております』とも記載があります。

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ゆさやの玄関

車は対面にある駐車場へ停めます。中から宿の方が出迎えてくれました。

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靴を脱いでスリッパに履き替え上がります。右側にフロントがあり、正面がロビーとなっています。

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ゆさやのフロント

フロントというより玄関帳場という感じがします。

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ゆさやのロビー

民芸調のシックなロビーですね。昔の写真が飾ってありました。

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「ごはんは新米・ひとめぼれ」についつい目がいってしまいました...。

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チェックイン完了。館内の説明を受けます。貸切露天風呂は到着順に利用時間を聞いてくれます。うなぎ湯は男女入れ替え、そして滝の湯の営業時間、夕食の時間など。

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ロビーに置いていたレコードプレーヤー(実はこれ、通販で購入したそうです笑)とレコード。ロビーのBGMはジャズでした。

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このレコードプレーヤーは安かったと(...まだ言う...)言っていました。渋いですね!

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ゆさやのパンフレットと鳴子温泉の散策マップが置いていました。

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チェックイン時にウェルカムドリンクのサービスがありました。

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鳴子のお土産といえば鳴子こけしですね。愛らしい表情は旅人の心を癒してくれるよう。昔、北海道は熊の置物、東北はこのこけしがお土産の定番でしたが、今はどうなっているのでしょうね?

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置物もレトロ感があふれていました。

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それでは部屋に向かいましょう!

チェックインが完了しましたので、仲居さんの後ろについて部屋に向かいます。ゆさやは2階建てなので、2階の部屋には階段で上がります。

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階段下には民芸箪笥とその上には珍しいこけしや小物が置いていました。

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階段の中ほどにも珍しい箪笥がありました。

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階段の中間から。

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2階から。

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廊下にも絵画と飾り物がありました。

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やはり昭和初期の建物だけあり、廊下はみしみし音が鳴っていました。でも味があって良い!

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僕が泊まった部屋

部屋に入りました。入ったところは廊下のようになっていて、障子の中が畳の部屋になっています。

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畳の部屋があり、奥には洗面台があります。部屋にはバス(浴槽)とトイレはなく、共同となります。

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中央の和室の部屋です。建物は古いですが、なかなか快適でした。

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洗面台です。昔(僕が子供の頃...約40年前...)はこういうタイプの部屋だったと思い出しました。

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ゆさやの大浴場

ゆさやのHPによると、『お風呂はアルカリ泉の「うなぎ湯」とさっぱりとした硫黄泉の「滝の湯」、離れの自然に囲まれた貸切露天風呂「茜の湯」の三種類の温泉を早めにチェックインして湯めぐりを楽しんで下さい。ゆさやの名湯「うなぎ湯」は文政年間の「大八州遊記」やその後の「撫子日記」等に紹介され既に江戸時代中期には世に知られていました。 地下65mから90.2度で湧出する芒硝泉でアルカリ泉とも呼ばれます。天候や気温の変化で色がエメラルドからカラス色へと日によって変化する神秘の温泉です。肌ざわりは滑らかでソフト。これが肌を良くするのに効果があります。うなぎ湯と呼ばれる所以です。 浴後身体が温まりますので抜群の医療効果を発揮します。自然の神秘と歴史のロマンをどうかうなぎ湯の温もりの中でお楽しみ下さい』と記載があります。

ゆさやの大浴場:①茜の湯(貸切露天風呂)

茜の湯は到着順に利用するかどうかと利用時間を聞かれます。露天風呂の場所は本館から坂を少し上がって5分(約100m)のところにあります。利用時間は14時から21時までの1組30分程度。加水・加温・循環は一切行っていないみたいです。

僕は当日夕食前に利用しました。外観の写真は翌朝撮影しました。

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貸切風呂なので脱衣所はひとつです。

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入浴心得が貼りだされています。泉温が85.5度!

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茜の湯は露天風呂だけです。洗い場はなく、かけ湯をしてそのままちゃぽんと入ります。貸切風呂にするにはもったいないくらい広くて寛ぐことができました。

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ゆさやの大浴場:②うなぎ湯(内湯)

男湯⇒女湯の内湯

アルカリ泉のうなぎ湯です。うなぎの湯は男女に分かれていて、大きな浴槽の内湯が先に男湯になり、夜、女湯に入れ替わります。

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うなぎ湯の泉温は90.2度もあります。加温・循環は行っておらず、加水は浴槽水の入れ替え時のみ行っています。

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うなぎ湯の混合について貼りだされています。

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こちらが最初男湯になる内湯です。浴槽は2つあります。どちらもめちゃくちゃ熱いです。多分、42~43度あると思います。

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こちらは大浴槽です。湯もみしてからでないと熱くて入れません。

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こちらは五角形風呂です。こちらも熱いです!!!

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女湯⇒男湯の内湯

翌朝入浴したのが、最初に女湯になる内湯です。

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こちらにもうなぎ湯の混合について貼りだされていました。

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浴槽はこのような小さなもの。昔ながらの温泉ですね。やはりこちらも湯もみしてからでないと熱くて入れません...。

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ゆさやの大浴場:③滝の湯(共同浴場)

ゆさや本館の隣に滝の湯があります。こちらは鳴子温泉の共同浴場として営業しています。ゆさやに泊まると入浴券をもらえます。

ゆさやのHPによると、『「滝の湯」は地元の「滝の湯保存会」のみなさんが大切に管理している共同浴場です。鳴子温泉には地元の方だけが入れる共同浴場がたくさんありますが、その中で一般のお客様にも開放している共同浴場が「滝の湯」です。 共同浴場は地元の方々の情報交換の場としても昔から活用され、一日の疲れを癒しながら世間話に花を咲かせる心休まる空間です。「滝の湯」は硫黄泉で、皮膚の角質を溶かして皮膚を滑らかにするのですが、殺菌、漂白作用もあわせ持っているので、脂肪の分泌が多い人や、にきび、吹出物にも効果的です。また、入浴で皮膚の表面を清潔にし、温泉の刺激でホルモンのバランスや内臓の働きが正常になるという内外両面からの力が働いています。ゆさや宿泊のお客様はチェックアウトまで無料でご利用できます』と記載があります。

※利用時間はAM7:30~PM10:00)までです。なお、「滝の湯」は「滝の湯保存会」が運営しています。

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ゆさやでの夕食

当日の夕食はこんな感じです。見た目以上にボリュームがあり、大満足の夕食でした。食事は朝夕ともに1階にある個室でいただきました。すみません、ふたを取って撮影するのを忘れていました...。

※食事内容は季節によって異なります。

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「ゆさや亭主からのひと言」に記載があった、料理長入魂のソースを召し上がれ!のバーニャカウダーです。老舗旅館でバーニャカウダーをいただけるとは驚きでした。亭主の仰るとおりソースが絶品でした。

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食後のデザートはシャーベットとフルーツです。

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ごちそうさまでした!

ゆさやでの朝食

ゆさやでいただいた朝食です。朝からボリュームたっぷりです。何よりもご飯がおいしかったです。

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そしてゆさやの看板猫「しまお専務」

お待たせしました!最近、猫ちゃんが番頭を任されている宿が増えていると聞きました。

このゆさやにも"しまお専務"が勤務しています。しまお専務は、元地域猫でゆさやに居着いた三毛猫のオスだそうです。もうお年のようで、どこかで喧嘩したのか耳が少し欠けています。でもとても可愛い子で人気者です。

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1階ロビー前の土産処です。さて、しまお専務はどこにいるでしょうか?

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はい、土産処の入口付近で顔を洗っていました。

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顔がキレイになったところで、「ゆさやにいらっにゃい!」と出迎えていただきました。

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「おじさんチェックイン終わったにゃんから僕は帰るにゃん」と言って入口の自動ドアを自分で開け、さっそうと外へ出ていきました。

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貸切露天風呂から帰ってくるとロビーで寝ていらっしゃいました。

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翌朝もロビーで寝ていらっしゃいました。

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ソファーにちょこんと寝ていらっしゃいます。可愛いですね。しまお専務ファンがいるのも頷けます。

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こんな姿を見たらキュンとなりますね。

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さて、しまお専務はどこにいるでしょうか?

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しまお専務のパネルや置物まで飾っています。愛されていますね!

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ね!しまお専務!

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さて、チェックアウトして行きましょう。しまお専務、ありがとうございました!

しまお専務のインスタグラム:https://www.instagram.com/neko_shimao/

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お世話になりました! また熱い温泉に入りに来ますね(笑)!

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元祖うなぎ湯の宿ゆさや

住所:宮城県大崎市鳴子温泉湯元84

公式HP:https://www.yusaya.co.jp
しまお専務のインスタグラム:https://www.instagram.com/neko_shimao/

客室は、和室(バス・トイレ無し)が12室、和室(トイレ付き)が2室、収容人数は50名です。

※当記事は、2019年10月に利用した際のものです。

※当記事の一部文章は、鳴子温泉郷観光協会HP鳴子温泉旅館組合HP鳴子温泉観光協会HP元祖うなぎ湯の宿ゆさやHPから引用しています。

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