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路面電車「世田谷線」で巡る!招き猫のお寺で招福祈願と幕末歴史散歩

記事投稿日:2020/05/26最終更新日:2020/05/26

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東京都世田谷区には、区内の三軒茶屋と下高井戸を結ぶ、路面電車「東急・世田谷線」が走っています。

全区間乗車して、約17分、全長5kmの短い路線ですが、沿線には散策に訪れたい魅力的な見どころがつまっています!

目次

世田谷線に乗ってみよう!

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世田谷線は、世田谷区の一部区間を走行しているだけなので、都内在住の方でもなかなか乗車するチャンスはないと思いますが、渋谷からも新宿から10分程で意外とアクセス抜群です。

▼アクセス
渋谷駅から:東急田園都市線で5分、三軒茶屋駅で乗り換え(乗り換え時間約5分)
新宿駅から:京王線で10分、下高井戸駅で乗り換え(隣接)、または小田急線で15分、豪徳寺下車して、隣接の山下駅に乗り換え。

▼運賃
切符(1回乗車):150円(IC乗車147円)
世田谷散策切符(当日乗り放題):340円

乗り放題の場合、3回目の乗車でペイ、、悩みどころですが、歩きコースでいけば、通常の切符で良いと思います。

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今回は、京王線で乗り換えて下高井戸駅から招き猫電車に乗車しました。

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この招き猫電車は本数限定で、1時間に1~2本ありますので、時刻表であらかじめチェックすることをおすすめします。

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招き猫で有名な「豪徳寺」で招福祈願

下高井戸駅を出発して、車窓に世田谷の住宅街を眺めながら、約5分で宮の坂駅に到着。ここから徒歩約3分で、豪徳寺の山門に到着です。ほぼ1本道なので迷うことはないと思います。

松の並木の参道を通り抜けると、立派な山門が見えてきます。

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<豪徳寺山門>

境内には江戸時代創建の仏殿をはじめ、猫が彫られた三重塔などが並ぶ大伽藍です。

7豪徳寺境内.png
<豪徳寺境内>

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<豪徳寺境内>

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<三重塔>

そして、境内の奥に進んでいくと見える建物が招福殿、招福観音様がお祀りしてあり、招福祈願がかなったお礼に奉納された招き猫が所狭しと並んでいます。

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<招福殿>

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<奉納された招き猫>

割と静かな境内ですが、ここだけは国籍も年代も問わず賑わっています。

実は井伊家の菩提寺

江戸時代の初期、世田谷は彦根藩の井伊家の所領となります。

井伊家の当主直孝が鷹狩でこの地を訪れた際、この寺の住職の猫の招きで、落雷を避けたことを大いに喜び、井伊家の菩提寺にしたそうです。

そのことから招き猫が幸運を招くとのことで参詣者を集めており、招き猫発祥の場所とも言われています。

招福殿を過ぎて更に奥に向かうと井伊家の墓所になっていまして、井伊直孝をはじめ、歴代藩主のお墓があり、桜田門外の変で暗殺された井伊直弼のお墓もあります。

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▼豪徳寺の基本情報
・住  所:東京都世田谷区豪徳寺2丁目24-7
・拝観時間:6:00~18:00
・拝観料 :無料
・アクセス:東急世田谷線「宮の坂駅」から徒歩5分 、小田急線「豪徳寺駅」から徒歩10分

次の見どころ松陰神社まで歩きます

そして、次の見どころ松陰神社までぶらり歩いて15分ほどです。

一度世田谷線の宮の坂駅まで戻って松陰神社駅まで電車に乗っても所要時間は同じくらいです。

天気が良いので歩いていきます。途中、中世の世田谷城跡や世田谷区役所の横を通り過ぎていきます。

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<世田谷城跡>

井伊直弼といえば、幕末の大老として開国を行い、反対派や政敵を処罰した安政の大獄を行いました。吉田松陰も安政の大獄で処刑されていますが、不倶戴天の仇敵同志、世田谷区内の実に近所でそれぞれ眠っています。

さて、松陰神社が近づいてくると、立派な墓所がありました。

長州出身の明治後期の宰相桂太郎のもので、吉田松陰を崇拝しているため、本人の遺言で松陰神社隣接地に埋葬されたそうです。

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幕末好き必見!吉田松陰先生が祀られた「松陰神社」

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幕末から明治にかけて活躍した人材を育成した吉田松陰を祀る松陰神社に到着です。

本殿の横に吉田松陰の墓所があり、もともと刑場の回向院に埋葬されていましたが、長州藩邸があった場所に高杉晋作や伊藤博文らによって改葬されました。戸孝允が寄進した鳥居なども残っています。

また、境内には松下村塾の実物大レプリカがあり、雰囲気を十分に感じることができます。

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写真入りで門下生も紹介されています。

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偉大な教育者ということで、学業成就を願う受験生にも人気の神社ですが、私にとっては幕末の志士たちに思いをはせる参拝となりました。

▼松陰神社の基本情報
住  所:東京都世田谷区若林3丁目35-1
拝観時間:7:00~17:00(松下村塾は土日祝日9:00~17:00のみ雨戸開放)
拝観料 :無料
アクセス:東急世田谷線「松陰神社駅」から徒歩3分

最後に

松陰神社から世田谷線の松陰神社駅までは、松陰神社通りという商店街を歩いて3分くらいです。

カフェや飲食店がありますので、お茶や食事をして帰ってもいいかもしれません。

世田谷線の電車賃とお賽銭だけで、江戸時代初期から幕末までの歴史を感じて、境内の緑にも癒されて、映える写真も撮れる、なかなかおすすめの散策です!

過ごしやすい季節にお出かけください!

(記事を執筆した2020年4月25日時点では、緊急事態宣言のため、豪徳寺と松陰神社ともに拝観停止となっています。新型コロナウィルス感染拡大が落ち着いてからお出かけください。)

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記事投稿日:2020/05/26最終更新日:2020/05/26

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