シンガポールで唯一の天然温泉「センバワンホットスプリングパーク」

こんにちは!yasueです。

暑い、もしくはとても暑いくらいしか季節がない赤道直下の国シンガポール。基本的に地震がないといわれ、火山もなければ最高峰の山でさえたったの163メートルしかないため温泉が湧いていることを想像しにくいのですが、実はこの国に一カ所だけ天然温泉が湧いている場所があるんです。

温泉好きの日本人ならぜひ訪れてみたい!異国のしかも熱帯地域に湧くシンガポール唯一の天然温泉です。おいしいグルメもショッピングも楽しいシンガポールですが、たまには探検気分でシンガポール郊外にある日本とはまたひとあじ違った温泉を訪れてみるのも面白いかもしれません。

場所はセンバワン 電車に乗って行ってみよう!

この天然温泉の名前は「SEMBAWANG HOT SPRING PARK」名前に地名が入っているのでわかりやすいのですが、MRTというシンガポールの地下鉄North South LINEのオーチャード駅から乗り「Yishun」という駅まで25分ほどで到着します。地下鉄といっても途中から地上にでるので車窓からの景色も楽しめます。郊外といってもシンガポールは小さい国なのでオーチャードから20分も電車に乗るとずいぶん遠くまできたような気がします。都心の景色からHDBというシンガポールの人々が暮らす公団の風景へと移り変わる様子と乗り降りする人々を眺めているとあっという間に到着です。

MRT景色①.png

最寄り駅から徒歩だと距離があり何よりもシンガポールは暑いのでタクシーがおすすめです。シンガポールはGrabタクシーが普及しているうえ日本よりもタクシー代が安いので気軽に利用できます。

温泉公園入口②.png

温泉公園入口③.png

タクシーでさくっと5分ほどで到着します。もともとこの場所には温泉が湧いていたのですが、昔はパイプから熱湯がでているだけで現在のように整備された公園ではありませんでした。訪れる人も地元の温泉好きなおじちゃんがお湯を汲みに訪れる程度でメジャーな場所ではありませんでしたが政府が温泉公園として整備し2020年1月に「センバワン ホットスプリングパーク」としてOPENしました。

みんなで足湯を楽しもう!

ここのお湯はとにかく熱い!湧きでているお湯がとにかく熱湯なんです。噴水のような形をしたフットバスエリアがあります。このオブジェは段差になっていて、上段から湧き出ている温泉は熱湯なのですが下段へいくほど温度が下がるので一番下で足湯を楽しむことができます。

足湯④.png

足湯オブジェ⑤.png

センバワン.png

足湯コーナーだけではなく、桶が置いてあるので自分でお湯を汲んで好きな温度に調整して足湯を楽しむこともできます。パーク内には温泉卵を作るコーナーまであります。卵は持参ですが挑戦してみるのもいいかもしれません。日本の温泉施設とは違い足湯だけですが、炎天下の南国で汗をかき日傘をさしながら、様々な国の人々が湧き出るお湯を楽しむ光景にちょっと感動すら覚えました。

最後に・・昔のセンバワン温泉

2018年センバワンの様子

2018年センバワン⑦.png

2018年センバワンの様子

2018年センバワン⑧.png

2018年センバワン

2018年センバワン⑨.png

これはほんの2年前までのセンバワン温泉です。この温泉は戦時中から旧日本軍が利用していたという話もある歴史ある温泉です。殺風景なお湯がでるだけの施設から、こうして公園に整備することで大勢の人が温泉を楽しめるようになりました。シンガポールは多国籍な人々が暮らす街です。インド系、マレー系、シンガポーリアン、そして日本人、と思い思いに、熱いお湯を楽しむすがたに、温泉は万国共通で愛される施設なのだと南の島で再認識しました!

シンガポール政府のナショナルパークサイトに公園までのアクセスなど詳細が掲載されていますのでご覧ください。

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