たびこふれ

【ブラジル】サントスでコーヒー史跡探訪

記事投稿日:2020/05/24最終更新日:2020/05/24

Views:

ブラジルと言えば、コーヒーです。何と言っても生産量世界一であり、その消費量は世界で第二位。中でもサンパウロ州は、コーヒーで発展・繁栄した土地で、コーヒーなくしては、今のサンパウロはなかったといっても過言ではないのです。

今回は、ブラジルのコーヒー貿易のメイン舞台となったサンパウロ州のサントスでコーヒー史跡探訪してきました。

目次

サントスってどんな町?

BRA_2003_02.JPG

サントスはサンパウロ市から7km離れた港湾都市。ブラジル国内のコーヒーの大半が、ここサントス港から世界へ輸出されています。また、初期の日本人移民が到着したのもサントス港で、日本人移民史においてもこの町はゆかりのある場所なのです。港のほかに、ビーチやサッカー選手ペレの博物館などもあり観光都市としても力を入れています。

サンパウロからサントスへの行き方

BRA_2003_03.JPG

BRA_2003_04.JPG

サンパウロ市からサントスへは高速バスで行きます。地下鉄ジャバクアラ駅につながるバスターミナルから出ていて、所要時間は約1時間。サントスのバスターミナルで下車します。

BRA_2003_05.JPG

サントスのバスターミナルは、旧市街に位置しています。そして今回の旅の目的「コーヒー史跡探訪」も旧市街。バスターミナルから徒歩で散策できます。ただし日曜日は、バスターミナル周辺は閑散としていたので、持ち物などにはくれぐれも気を付けてください。

コーヒー博物館

BRA_2003_06.JPG

ブラジルのコーヒー産業の歴史が知りたいなら、コーヒー博物館は外せません。元はコーヒー取引所で、50年代に閉鎖しましたが、1998年に博物館として再開しました。1922年に完成したこの建築物は、当時ヨーロッパで流行っていた折衷様式で、とても美しい建物です。

BRA_2003_01.JPG

BRA_2003_07.JPG

実は、コーヒー取引所は1917年に創立され、別の所で機能していましたが、その5年後に移設。豪華絢爛な建物をコーヒー取引所にした理由は、19世紀以降台頭してきたサンパウロのコーヒーの大富豪らが、他州に対して権威を誇示するためだったと言われています。

特に、コーヒー豆の競売所だったスペースは、天井にはステンドグラス、床には大理石のモザイクが施されており、まるで舞踏会の間のような造り。あたかも「コーヒーこそがブラジル経済の基盤。これからは我々の時代だ!」とでも訴えているかのようです。

BRA_2003_08.JPG

このほか、常設展示であるブラジルのコーヒーの歴史と期間ごとに入れ替わる特別展示があり、ブラジルのコーヒーの歴史についてたくさん学ぶことができました。

また、博物館ではバリスタやラテアートの講座があるほか、毎週土曜日はコーヒーの試飲会(参加費10レアル=約190円)など、訪問者向けのいろいろな催しがあるので、事前にチェックして参加するのも面白いかと思います。

BRA_2003_09.JPG

コーヒー写真館なるものが設置されていて、コーヒー最盛期に流行した服(レトロ調ドレスなど)を着て、記念写真を撮ることもできます。

BRA_2003_10.JPG

お土産ショップでは、コーヒーカップなどの博物館のオリジナル商品なども販売しており、お土産に最適!

カフェ

BRA_2003_11.JPG

BRA_2003_12.JPG

館内にはカフェも設置されています。雰囲気の良さもさることながら、メニューもコーヒー博物館のカフェにふさわしい品ぞろえ。オリジナルブレンドコーヒーにはじまり、厳選された各地の名産コーヒー、またジャクーという鳥の糞から採った珍しいコーヒーなどが飲めます。

さらに、コーヒーカイピリーニャ(カクテル)などコーヒーを使ったオリジナルメニューもあるので、スルーしないで、ぜひ入ってほしいカフェです。店内で飲めるコーヒーは、豆の販売も行っていますので、お土産にもおすすめです。

コーヒー博物館(Museu do Café) 基本情報

  • 住所:Rua XV de Novembro, 95 - Centro Histórico, Santos, SP
  • 開館時間:9時~17時 (火~土)、10時~17時(日)
  • 休館日:月曜
  • 入場料:大人10レアル(約190円)、学生5レアル(約90円)、土曜日無料
  • URL: http://www.museudocafe.org.br/

路面電車

BRA_2003_13.JPG

町には、かつてのコーヒー産業の繁栄跡がところどころにあり、そういう史跡を案内してくれる観光路面電車があります。スコットランド、イタリア、日本、ポルトガル、アメリカ製の路面電車です。

テーマ別の電車もあって、一つはコーヒー、もう一つはアート。電車の外装も、他と違って凝っています。コーヒー列車に乗るつもりで行ってみたら、運航は金・土のみとのことで、私が行った日曜日は走っていませんでした。ちなみに、コーヒー電車は、コーヒー博物館セレクトのコーヒーが車内で飲めるようになっています。

BRA_2003_14.JPG

私が行った日に走っていたのは、ポルトガルの路面電車。

BRA_2003_15.JPG

BRA_2003_16.JPG

出発はヴァロンゴ駅。サンパウロ州で最初に建てられた駅で1867年開通し、以前はコーヒー農園のあるジュンダイというサンパウロ州内陸部まで続く鉄道の出発点だったそうです。

所要時間は30分程度。ポルトガル語のガイド付きで、和やかな雰囲気の中、旧市街をグルっと一巡りします。とはいえ、残念ながらこの地区の建物はまだまだ廃墟が多く、どことなく衰退感が漂っていました。もっと再開発されて、さらに活気ある観光地になってほしいなと思いました。

観光路面電車(Bonde - Linha turística) 基本情報

  • 住所:Largo Marquês de Monte Alegre S/N, Valongo - Centro Histórico, Santos, SP
  • 運転時間:11時~17時 (火~金)、10時20分~17時(土日)
  • 運休日:月曜
  • 運賃:7レアル(約130円)
  • ウェブサイト:https://www.turismosantos.com.br/?q=pt-br/node/72

まとめ

コーヒー史跡巡りじゃなくても、サントスに行ったら、ぜひコーヒー博物館は行ってみてください。かなり楽しめるのでおすすめします。

プロフィール画像
この記事を書いた人
オシャラ
  • Facebook シェア
  • twitter シェア
  • はてなブックマーク  シェア
  • LINE シェア
  • instagram

記事投稿日:2020/05/24最終更新日:2020/05/24

Views:

ブラジルのアクセスランキング

    © 2017 TabiCoffret Co.,Ltd.