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【メキシコ】チアパス州にある美しい滝と巨大な遺跡群は必見!
以前、記事に書いたのはサンクリストバルデラスカサスという町でした。チアパス州の中にある、世界中から観光客が集まる景色の大変美しいコロニアルタウンです。
サンクリストバルデラスカサスについてはこちらの記事でも触れています。
>>アートと歴史と、伝統が入り混じる必ず訪れたいメキシコ南東部にある2つの街
サンクリストバルデラスカサス以外にも、色々と見所の多いチアパス州ですが、今回は"アグア・アスール"と、"カスカダス・エル・チフロン"という2つの滝と、更に私の大好きなマヤ遺跡のひとつ"パレンケ遺跡"を紹介します。
目次
- 真っ青の滝が美しいアグア・アスール
- なぜアグア・アスールは青いのか?
- アグア・アスールの場所
- アグア・アスールに宿泊はできるのか?
- 高ーい場所から水が降ってくるのが絶景!カスカダス・エル・チフロン
- カスカダス・エル・チフロンの見どころ
- カスカダス・エル・チフロンの場所
- コミタンから行くのがおすすめ
- マヤ遺跡の中でも巨大建築のパレンケ遺跡
- 伝説の残るパレンケ遺跡は絶対行くべき
- パレンケ遺跡の場所
- パレンケの宿泊
- 最後に
真っ青の滝が美しいアグア・アスール
チアパス州には美しい自然が残っていて、今回紹介する滝も見所の一つです。サンクリストバルデラスカサスからも、沢山のツアーが出ているくらい人気の観光スポットです。
青く美しい滝で、ハイキングをするのも気持ちのいい場所でした。
なぜアグア・アスールは青いのか?
ところで「アグア・アスール」とはスペイン語ですが、
- アグア=水
- アスール=青
と、割とそのままの名前が付いています。
真っ青と言うよりは、黄緑がかった青(エメラルドグリーン)といった感じ。水の中には鉄分が含まれるので、その成分の効果があり、青く見えるのだとか。
自然の神秘を感じます。
アグア・アスールの場所
ツアーで行くのがオススメで、サンクリストバルデラスカサスからパレンケへ行く道を途中で降りて、そこからタクシーで向かいました。
ほとんどの人はアグア・アスールの村には宿泊せずに、遺跡と一緒に1日で回るツアーに参加というのが王道。
ちなみに私は、宿泊をするつもりだったので自力で行きました。途中でバスを降りて、乗り合いタクシーで向かうと、たどり着けます。山の中でしたが、観光客や地元の人も降りるポイントらしく、乗り合いタクシーが待っていました。
アグア・アスールに宿泊はできるのか?
できました!
実は、小さな集落に宿泊施設もありました。あまり人が泊まっている雰囲気はなかったけれど、私たちみたいなもの好きが来て泊まるのでしょう。
泊まったロッジは「Posada Agua Azul」(ポサダ アグア アズール)。予約サイトに行ってみると1泊1,500ペソ~(約3,180円~)と出てきましたが、私が行った時は2人で1室250ペソ(約530円)でした。
私たちが訪れたのは2018年だったので、オーナーが変わって値上がりしたのかもしれません(最近のメキシコの物価は、急激に上がりつつあるという印象です)。
他にもいくつか宿泊施設があったし、レストランや売店もあったので、数日過ごす事も可能です。
高ーい場所から水が降ってくるのが絶景!カスカダス・エル・チフロン
サンクリストバルデラスカサスからグアテマラの方向へ行くと、コミタンという町が現れます。そのコミタンの近くにあるのが、このカスカダス・エル・チフロンという滝です。
- サスピロ(Suspiro)
- アラ・デ・アンヘル(Ala de Ángel)
- ベロ・デ・ノビア(Velo de Novia)
- アルコイリス(Arcoiris)
- キンセアニェラ(Quinceañera)
リストで挙げたように、5つの滝が見れ、それぞれに個性のある滝です。
カスカダス・エル・チフロンの見どころ
中でも、ベロ・デ・ノビア(花嫁のヴェール)というロマンチックな名前の付けられた滝が、とても迫力のある滝でした。
120mも落差があり、 滝のほぼ真下に展望台が設置してあって、滝のしぶきを浴びられるスポットがありました。
他にも泳げるエリアがあったり、ジップラインも設置してありました。 ハイキングやマウンテンバイクも楽しめます。
カスカダス・エル・チフロンの場所
奥までかなり歩くのと、ぬかるんだ場所を歩く時もあったので、しっかりとしたスニーカーを持って行きましょう。
泳げる場所もいくつかあるので、水着を持って行くのもお忘れなく。
コミタンから行くのがおすすめ
サンクリストバルデラスカサスからもツアーが出ているけれど、やっぱり自力で行ってゆっくりするのが私流の旅の仕方です。
写真もゆっくり撮りたいので、人が少ない時間になるべく早く行くべき。
コミタンからコレクティーボ(乗り合いバス)が頻繁に出ているので、コミタンの町から行くのがおすすめです。それに乗って朝早くに行きましょう!
マヤ遺跡の中でも巨大建築のパレンケ遺跡
チアパス州で絶対外せないのがパレンケ遺跡。ここを見逃したら、あまりにももったいないと断言できるほど素晴らしい遺跡なので、必ずチェックしてみてください。
伝説の残るパレンケ遺跡は絶対行くべき
パレンケ遺跡は、マヤ遺跡の中でも強大な力を持っていた大都市でした。 都市として栄えたのが西暦600年から750年頃。日本では、聖徳太子が生きていたとされる時代ですね。
パレンケ遺跡は、今ではユネスコの世界遺産にも登録されて、世界中から観光客が訪れます。
ここで有名なのが、パカル王というパレンケの王様がよく取り上げられています。彼の棺や、埋葬される時に身につけていたお面などはとても有名で、メキシコシティのメキシコ国立人類学博物館で大切に保管されています。
彼がいかに人々に愛されていたのか、 大きな力を持っていたのか、そして実は宇宙人だった!?という説もあり、様々な伝説が残っています。
パレンケ遺跡の場所
サンクリストバルデラスカサスからだと、バスに乗って4時間ほどの北上します。さすがに有名な観光スポットなだけあって、バスも毎日たくさん出ています。
パレンケの宿泊
パレンケ遺跡のすぐそばにはパレンケシティがあって、大きなマーケットだったり、レストランもたくさんありました。
宿泊施設も、安宿からいいホテルまで予算に合わせて色々なオプションが選べますよ!
>>>パレンケで泊まれるホテルはこちら(トリップアドバイザー)
最後に
メキシコに古くから住む先住民の遺跡や自然も豊かなチアパス州など、まだメインの場所にしか行けてないのでゆっくりと他の場所も見てみたいものです。
チアパス以外にも、ユカタン半島のセノーテや蝶々の大移動が見れるエリアなど、まだまだ行くべき場所は尽きなさそうです!
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Ai Nishino
- メキシコ大好きな旅するフォトブロガー。25歳の時に、青年海外協力隊としてタンザニアで2年間職業訓練校にて活動。そして、バックパッカーに。英語、スワヒリ語を話し、スペイン語を習得中です。ライター、デザイン、翻訳などをして海外ノマド旅中。AiWorld Exploreというサイトを運営。