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【タイ】助かった!コンビニで24時間いつでも購入できる"薬"は?
旅先で突然具合が悪くなってしまった。そんな経験がある方もいらっしゃるかと思います。
日本から常備薬を持参してこなかった場合、そしてそれが深夜だった場合・・・。病院も薬局も閉っているし、異国の地で「どうしょう!」とアタフタしてしまいそう・・・。そんな方にまず行ってもらいたいのが、セブンイレブンをはじめとするコンビニ。タイのコンビニでは、それぞれの症状に合わせて、タイで日常的に使用されているベーシックな薬を販売しています。
今回はそんなタイのコンビニで販売している薬をご紹介したいと思います。
目次
風邪の症状にはこちらのお薬!
SARA 熱/生理痛/頭痛/歯痛
日本でいうところのバファリン的存在がこちらのSARA。サーラーといえばだれでも知っているタイの国民的お薬です。解熱鎮痛薬の一つである"アセトアミノフェン"と成分は同じです。ただし、含有量は、日本よりも多く500mg。日常的に、定期的に服用している方は、量を減らして使用してもよいでしょう。
大人は1~2粒を4~6時間空けて飲むようにということですが、1日の摂取は4粒まで。子供の場合は、量を半分にした方がよいでしょう。
"アセトアミノフェン"は、空腹時の服用は避ける他、副作用として肝機能障害が起こる可能性もあるので、腎臓、肝臓に疾患があるという方は、使用前に医師に相談し許可が下りれば利用可能です。また、副作用を引き起こしやすくするため服用中の飲酒は控えましょう。
Tylenol 8hour 熱/生理痛/頭痛/歯痛
こちらも、アセトアミノフェン。1回1錠、さらには、効き目が服用からなんと8時間続きます。何度も薬を飲むのが嫌な方はこちらの商品をどうぞ。
NODOGEL のどの痛み
風邪といえばはじめにくるのはのどの痛みから。
冷えピタシート
熱が出たら必要な冷えピタシートも使い切りタイプで販売中!子供の突然の発熱に「薬はあるけど・・・。」という方必見です!
お腹の痛みには?
日ごろ食べ慣れないものを食べたら、おなかを壊してしまったり、なんだかお腹が張ってしまったり、胃が痛くなったり・・・そんな時に活躍してくれるのがこちらのお薬。
CA-R-BON 下痢止め
名前の通り"炭"活性炭です。タイでは日本の正露丸のような存在のお薬が、この活性炭。副作用もなく、病院でも下痢止めとして気軽に処方されるお薬です。そして本当に効き目抜群。
Air-X 整腸剤
お腹が張ったり、胃が痛くなったりしたときに大活躍するのがこちらのお薬。薬局でもこれらの症状があるとオススメされるお薬です。
症状を感じるときに、大人だったら1回2錠服用するとよいそう。大き目サイズは、水で飲まずキャンディーのように口の中で溶かして服用するタイプのお薬です。オレンジ、レモン、ミントなどフレーバーが豊富なのもうれしいです。
うっかり、転んでしまったときは?
病気ではないですが、観光していたら転んでしまったとき。絆創膏はあるけど、暑いタイでは傷口の消毒は大切です。でも、何も持ってこなかった―。なんてときに必要になるのがこちら。
エタノール
水色の小瓶に入っているハンディータイプのエタノール。タイ人には、アルコールと呼ばれています。傷口の殺菌だけでなく、いろいろなものを除菌するのにも使える優れものです。
べタディーン
"ヤーデン"という名前で知られているこちらの薬は、日本の懐かしい薬"赤チン"に似た塗り薬。切り傷擦り傷、そして火傷などがあると必ずと言って登場するのがこちらのお薬。なんでも、ヨウ素が殺菌、そして細菌からの感染を防いでくれるという優れものです。どちらもミニサイズで販売されているのが旅行者には助かります。
タイのコンビニでは、このほかにハーバル系の薬も販売中。
コンビニでは、家庭の薬箱にいつも入っているようなお薬が購入できますが、タイで販売されているお薬は日本のお薬よりも成分が多いので注意しましょう。
また、妊娠されている方や何らかの疾患がある方は、こういった気軽に購入できるお薬を飲む前に病院に行き、お医者さんに診ていただいてからお薬を処方してもらいましょう。
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徳武 加奈子
- 実はダイビングインストラクター。食、ライフスタイルを中心にライター業をこなしています。趣味はスタンダップパドル(SUP)。