【韓国】こんなに近くにあったオシャレなスポット「益善洞韓屋村」

伝統的な韓国の家屋・韓屋(ハノク)の街並みで有名なのは『三清洞(サムチョンドン)』や『北村(プッチョン)』エリアですが、『仁寺洞(インサドン)』近くにもそんなスポットがあるのをご存知ですか?
今回は、そんな定番の仁寺洞から少し足を伸ばせばすぐの注目スポット『益善洞韓屋村(イクソンドンハノッマウル )』へ行ってみましょう~!

目次

ソウルで最も古い韓屋村

筆者は一度、漠然とした情報で行ってみたことがあるんですが、見つけられなかったという過去があります...。面目ない。まるで隠れ里のように狭い道でつながっているこぢんまりとしたエリアです。

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そもそも、ここは棲洞宮(ヌドングン)という小さな宮のあった場所で、王族の住む一帯だったそうです。1920年にソウルの人口が急増し、居住空間が不足したために韓屋(当時の朝鮮家)が整備されました。そして100件余りの韓屋がひしめく密集地帯が、100年経った今も残っているソウルで最も古い韓屋村になります。

『三清洞』に比べると、エリアとしては狭いですが、行きやすさ、お店の多さという点では見ごたえがあります。

オシャレなカフェがたくさん

韓屋タイプのカフェはやはりどこも人気で、一度は入ってみたいカフェばかり。中でも印象的なカフェをご紹介していきましょう!

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こちらは間口の広い、大きめの家屋を改築したカフェ。ゆったりとしたオープンなスタイルが素敵なカフェです。

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こちらは西洋風な作りで、なんと室内に池を作っている個性的なカフェ。

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格調高い雰囲気で京都を連想させるようなカフェです。

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両班(ヤンバン:貴族)の雰囲気を残したままのカフェ。

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行列のできる人気カフェ。

観光客のために、店頭には写真付きメニューが表示されているお店が多いので、事前にメニューを確認してから入れるのが嬉しいですね。

ひときわ目を引く雑貨店、個性的なファッション・アクセサリー

一番目立つお店はこちらの「マダン」かもしれません。蛇の目傘が飾ってあるため日本人には和風に見えなくもないですが、人気のハーバリウムや小物などを扱うインテリア雑貨店です。ファッション雑誌などのロケによく使われています。

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ファッション系も個性的な店が多く、アクセサリーも一緒にディスプレイしてあるところが多いです。しかし洋服やアクセサリーよりも韓屋の内外装を見入ってしまうのは私だけでしょうか...。

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なぜかパン屋さん

最近は日本でも高級食パンが流行っているようですが、同じくソウルでもパンが密かなブームのようです。

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一斤で4,000ウォン(約360円)なんて過去では考えられなかったですが、それも遠い昔の話のようです。しっかりご飯を食べないといけなかった韓国人も、もう過去の話になってきているようですね。

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お食事処は?

ご紹介しているようにカフェやパン屋、食堂は洋食系&バーなどが多く、せっかく韓国に来て異国情緒に浸れる場所なのに、食事は韓国料理店があまりないのが少し残念なところです。

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こちらはマッコリなどを扱う韓国式居酒屋店。韓国の伝統的な献立が楽しめる韓定食のお店などを探しましたが、ちょっと見当たりませんでした。

しかし、ご心配なく!ここは鍾路3街。すぐ横には焼肉街が広がっています。コプチャン(ホルモン)店が多いようですが、普通にサムギョプサルなどもありますので、オシャレを満喫した後には、焼肉でお腹を満たしましょう!

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韓国情緒のままでいたいなら、仁寺洞まで足を伸ばせば韓定食店はたくさんあります。また鍾路3街はサラリーマンの街ですから、食の街でもあります。さらに、もう少し足を伸ばして「青春通り」などを楽しむのもおすすめです。

>参考記事はこちら:韓国・チョンノの歩き方レクチャーします!【仁寺洞〜鍾閣周辺編】

益善洞韓屋村

  • 住所:ソウル市鍾路区水標路一帯
  • アクセス:地下鉄3・5号線 鐘路3街駅 3~6番出口から徒歩すぐ

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初めて韓国の地を踏んだン十年前の懐かしさが忘れられず、とうとう永住権まで取得。主人は韓国人、子供なし。奮闘と葛藤の飽きない毎日を過ごしています。

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