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【イタリア】ヴェネチアでのんびり散歩
目次
水の都
水の都といえば思い浮かぶのがヴェネチアです。イタリア本土から船で約20分程度で行くことが出来ます。
だんだん島に近づくにつれ寺院や街並みが島に到着するとカモメが迎えてくれます。とても人に慣れていてとてもかわいいです。
ため息橋
桟橋から海に沿って歩いて行くとバリア橋という小さな橋があります。この橋からよく見えるのが「ため息の橋」です。ドゥカーレ宮殿と古い牢獄を結ぶ橋として16世紀に架けられたもので、白色の大理石で造られたこの橋には覆いがあり、石でできた格子の付いた窓が付けられてます。独房に入れられる囚人が窓から外を眺められるのはこの橋で最後だとため息をつくところからきているそうです。
水上交通
また、ヴェネチアでは細い水路が通って何本も通っており、ゴンドラから景色を楽しむことが出来ます。
<写真:Bing>
表からは見えないレストランの裏側やホテルの中庭が見え、別の角度から見ることができます。島の中心をS字に通る大運河は「カナル・グランデ」といい4本橋が架けられています。そのうちの一番有名な橋が「リアルト橋」です。橋の欄干から運河を眺められる造りになっており、橋の上には商店が軒を連ねていていい雰囲気を醸し出しています。運河添いのカフェでのんびり過ごすのも素敵ですね。
ヴェネチアの街歩き
ヴェネチアの街は細い水路の他にもいくつもの細い路地からできている街です。一歩踏み入れると碁盤の目に様に縦横に路地が通っています。レストランやカフェ、ガラス店やお土産屋。靴や鞄、背広の仕立屋等様々な店舗立ち並んでおり見ているだけでもワクワクします。また、美しいヴェネチアングラスが有名で作成の様子を見学できる工房もあります。本物のヴェネチアングラスが目の前であっという間に出来上がっていく様は感動します。美術館も複数あり芸術の街です。私個人としてはこの路地をふらりと散歩するだけでも十分楽しめます。
ヴェネチアのシンボル
サン・マルコ寺院は、ヴェネツィア商人がエジプトのアレキサンドリアから盗み出してきた聖マルコの遺体が祀ってある聖堂で、正面扉に飾られている馬の青銅像もヴェネツィアがコンスタンティノープルから略奪してきたもののレプリカか飾られているとのことです。入場には露出の多い服、大きな荷物はNGです。
有料の博物館に入場するとバルコニーから時計台や鐘楼を近くで見ることができます。また、鐘楼は高速エレベーターで登ることができ大変混雑しています。
天気の良い日は島を一望できとても気持ちが良いでので一見の価値ありです。
サンマルコ広場の老舗カフェ
サンマルコ広場にある老舗カフェも有名とのことで、店舗によりテラス席の椅子の色が分かれておりとてもおしゃれな雰囲気です。
たしか、赤い椅子がグラン カフェ リストランテ クアドリ。
黄色がグラン・カフェ・ラヴェーナ 、青色がアウローラ カフェ、ベージュ色がカフェ フローリアンの4色だったと思います。カフェの事など知らかったので、今思えばサンマルコ寺院のテラスから4つのカフェを写真に収めればよかったと思うばかりです。次回訪れる際はカフェでのんびり過ごしたいです。新たな目標が出来ました。
アクア・アルタ
先日、ヴェネチアで海水が腰の高さまで浸水したと報道されていました。こんなに高い水位になる事は珍しいとのことです。私が訪れた日、夕方3時か4時位に海に目をやると潮が満ちてきて、午前中と比べるとかなり水位が上がっていました。しかしこれが普通のようです。
時々街が浸水することがあるようですが、水が上がってきても歩行できるように簡易通路があちこちにありますので安心です。観光客にやさしい街ですね。
まとめ
ヴェネチアは本当に素敵なところ。海沿いにはマーケットが並びにぎやかで楽しい気分にさせてくれます。歴史のある街並みと現代の店舗がうまく融合したおしゃれな街です。次は2~3泊してのんびりお散歩がしたいです。その時はあのかわいらしいホテルに泊まりたいな。カフェでお茶もしたいし、ショッピングも楽しみたい。今回は短い時間でしたが、天候に恵まれよかったです。最高の旅となりました。また訪れる日が楽しみです。
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