世界で一番長い美術館!?ストックホルムのアートな地下鉄に潜入してきました♪

ストックホルム 地下鉄

2019年9月、北欧スウェーデンの首都ストックホルムにある「世界一長いと言われる美術館」に行って来ましたので、その様子をご紹介したいと思います!

目次

「北欧のベネチア」とも呼ばれる首都ストックホルム

北は北極圏に属し、国土の約半分は森林に覆われ、無数の湖が点在する自然あふれる国スウェーデン。

その首都であり、「北欧のベネチア」とも呼ばれる水の都ストックホルムは、大小14もの島からなる街で、街のシンボルでもある市庁舎では毎年12月にノーベル賞の授賞式が行われます。

ガムラスタン
<ガムラスタン>

街の中には中世の街並みが残る旧市街「ガムラスタン」があり、まるで中世の時代にタイムスリップしたかのような気分が味わえます。

【関連記事】【スウェーデン】超隠れ家カフェも発見!夏のガムラスタン散策

ストックホルムにある「世界一長い美術館」って??

こんな美しい旧市街がある街ストックホルムには、世界一長いと言われる美術館があるんです!皆さんは「世界一長い美術館」と聞いてどんな美術館をイメージされますか?

実は、この水の都ストックホルムを走る【地下鉄】が、その駅のデザインの素晴らしさから「世界一長い美術館」と呼ばれているんです!

いくつもの島の間を結んでいるため、地下鉄はかなり地下深くを走っており、地上から数十メートルも下りなければならないのですが、下りる間も下りた後もとってもアートなんです。

約100ある駅の中で特に見応えのある駅「Kungstrad Garden」

駅外観

ストックホルムの地下鉄は3つのラインに分かれているのですが、今回訪れたのはその中でも一番アーティスティックな雰囲気を楽しむことができる路線だと言われているブルーラインの「Kungstrad Garden」という駅です。ブルーラインの始発駅であり、ストックホルム中央駅からも一駅です。

この駅は約100あるストックホルムの地下鉄駅の中でも、特に見ごたえのある駅の一つだと言われています。

地下鉄の切符を買ってみよう!

券売機

駅の中を見るためには改札を通る必要があり、改札を通るためには地下鉄の切符を買わなければなりません。

この駅では自動券売機で切符を買うことになりますが、スウェーデン語だけでなく、英語の案内もありますので、案内に従って選んでいけば比較的簡単に購入できます。

券売機

遠くへは行かず、いくつか駅を見るだけでしたら「Single journey tickets」がオススメです。この切符だとストックホルム内の地下鉄が75分間乗り放題になります!

Kungstrad Garden駅へ、いざ潜入!

切符を買ったら改札を通り、いよいよ駅に入ります。

エスカレーターを囲む壁がもうオシャレ!

エスカレーター

まずは長い長いエスカレーターに乗るのですが、エスカレーターを囲む壁がもうオシャレなんです!

エスカレーター

日本の駅のように広告なども貼られているのですが、それ以上に天井が気になって、クビが痛くなるぐらい見上げてしまいます。

オニ

そしていよいよエスカレーターを降りると、オニのような彫刻が出迎えてくれます。

岩盤とデザインのコントラストは圧巻!

むき出しの岩盤とベンチ

駅構内のむき出しの岩盤と斬新な色遣いのデザインのコントラストは圧巻で、どこを撮っても絵になります!

エスカレーター

構内はとても広いですが、頑張って反対側まで歩くと、乗ってきたものとはまた違う雰囲気のエスカレーターがあり、どれだけ歩いていても飽きることがありません。

宮殿から発見された古代の品々を展示!

通路

さらに駅の中にはかつてこの地にあった宮殿から発見された古代の品々が展示されています。

展示品

彫刻

たくさんの人が行き交う通路のすぐ側に、崩れた支柱や彫刻などが展示されていて、駅の中に博物館があるようです。

まじまじとじっくり観察したいところですが、地元の人たちは目もくれずにまっすぐ歩いていきますので、邪魔にならない様に端に寄ってひっそり鑑賞します。

レトロな車両が駅のデザインにぴったりマッチ!

モダンな車両
<モダンな車両>

地下鉄の車両もまちまちで、モダンな新型車両もあれば、とてもレトロな雰囲気の車両もあります。

レトロ車両
<レトロな車両>

このレトロな車両が斬新なデザインの駅にぴったりマッチして、映画のワンシーンのような写真を撮ることができます。

車両とホーム

時計もデジタルではなく、アナログで北欧らしい、シンプルかつおしゃれなデザインで、レトロな車両とよく合います。

今回は残念ながら時間の都合でこの駅しか見られなかったのですが、他にも美しい青色で壁画が描かれている駅やオシャレなモダンデザイン風の駅、日本の彫刻家の方がプロデュースされた駅などもありますので、ストックホルムを訪れたらぜひゆっくり地下鉄駅巡りを楽しんでみてください!

ストックホルムを訪れたら、地下鉄駅を巡ってみて♪

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

せっかくストックホルムを訪れるなら、ガムラスタンの美しい中世の街並みを満喫するのはもちろん、日本とはまるで違う、アートがあふれる地下鉄駅を巡って、デザインの聖地・北欧の魅力を堪能してくださいね。

ミートボール
<スウェーデン名物ミートボール>

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