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沖縄の子連れ旅行なら「ビオスの丘」がオススメ!大自然の中で親子で遊べる体験や動植物との触れ合いが盛りだくさんです!
<写真提供:ビオスの丘>
たびこふれ編集部のnishiurashiです。2019年11月26日から3日間、沖縄に行って来ました!
沖縄と言えば、カップルや友人同士の旅行でも人気があるのはもちろんですが、お子さん連れの家族旅行でも人気ですよね!
私が初めて沖縄を訪れたのは大人になってからでしたので、子供の頃からあんなきれいな海で遊べるなんて、、、とってもうらやましいですね~。
でも、そういった経験を子供の頃からさせてもらえることで、海や自然が大好きになって、その子の将来までも決めてしまうぐらいの大きな経験になることもあるのではないかと思います。
私の地元は海も山もある愛知県蒲郡市(がまごおりし)というところで、小さい頃は父親と一緒に川で魚を捕まえたり、クワガタ採りをしたり、海で釣りをしたりして自然の中で遊ぶことが多かったのですが、楽しかったのはもちろんのこと、男の子として丈夫でたくましくなったり、ケガをしないように気を付けたり、捕まえた魚やクワガタを育てて命の大切さを学んだりと、本当にいい経験をさせてもらったなと思っています。
私にはまだ子供がいませんが、子供が出来たら自分が親にしてもらったようにたくさんの経験をさせてあげたいですね!
そんな経験が出来るような、大自然と触れ合えるスポットが沖縄本島にもあるんです!それが、今回ご紹介する「ビオスの丘」です。ビオスの丘は、沖縄本島中部・うるま市に位置し、那覇空港からは車で約1時間15分です。
早速ですが、ビオスの丘のポイントを簡単にまとめてみます!
- 水牛車やカヌーなど、乗り物体験を楽しめる!
- 特大ブランコやアスレチックなど、体を動かして楽しめる!
- ヤギなどの動物との触れ合いや、チョウやトンボなどの昆虫観察ができる!
- たくさんの種類のランをはじめとした、植物たちを観察できる!
- 広大な自然に紛れ込んだような感覚で、大人も子供も楽しめる!
沖縄を訪れたら美しい海を満喫するのはもちろんのこと、併せて是非楽しんでもらいたい、お子さん連れのご家族にオススメなビオスの丘の魅力をたっぷりとお伝えいたします!
目次
- ビオスの丘とは?
- ビオスの丘で楽しめる体験1. 湖水観賞舟
- ビオスの丘で楽しめる体験2. 水牛車
- ビオスの丘で楽しめる体験3. カヌー
- ビオスの丘で楽しめる体験4. 平舟
- ビオスの丘で体を使って楽しめる遊び1. 特大ブランコ
- ビオスの丘で体を使って楽しめる遊び2. アスレチック
- ビオスの丘で体を使って楽しめる遊び3. 懐かしの遊具
- ビオスの丘で体を使って楽しめる遊び4. 大自然を満喫する
- ビオスの丘で楽しめるその他の体験・遊び
- ビオスの丘でふれあえる動物たち
- ビオスの丘で観察できる植物たち
- ビオスの丘のお食事
- ビオスの丘で買えるお土産
- ビオスの丘のスタッフの方にお話を伺いました
- ビオスの丘をオススメする理由をまとめると
- ビオスの丘 基本情報
ビオスの丘とは?
全長2kmの広大な自然散策路を持つ亜熱帯の森である「ビオスの丘」は、通称・石川高原と呼ばれる高台に広がっています。
「ビオス」とはギリシャ語で「生命」や「命」を意味するようで、「亜熱帯の森で遊ぶ、学ぶ」をテーマに運営されています。
広大な敷地面積を誇るビオスの丘は、大人の私でも十分広いと感じましたが、子供にとっては本当に広大な大自然の中に紛れ込んだような感覚になるのかもしれません!
また、作られたものではない、本当の自然のように感じられる工夫として、なんと、全ての電線を地中に埋めているそうです!電線がないことは言われないと気が付かないかもしれませんが、そのお陰でよりリアルに自然を感じられると思いますよ!
冒頭でご紹介したように、乗り物体験も豊富です。こちらは、ガイドさんの案内付きの「湖水観賞舟」。他にも、水牛車やカヌーなど、様々な乗り物を体験することが出来ます(詳しくは後述します)。
園内中央に位置する広場(庭)には、このようなアスレチックも!大人の私も、子供の頃を思い出してついつい遊びたくなってしまいます。
広大な敷地の中には、動物たちもたくさんいます!この迫力ある水牛は、子供が見たらビックリすると思いますよ!(水牛車に乗る体験も出来ますので、後程ご紹介します)
チョウやトンボなどの昆虫も色んな種類が生息していますので、探す楽しみもありそうですね!
動物や昆虫だけではなく、たくさんの植物も見ることが出来ます!特にランの種類が豊富なのですが、私が一番印象に残っているのがこちらの「シャリ―ベイビー」!なんと、チョコレートみたいな甘い香りがするんです!(詳しくは後述します)
ここまでで、ビオスの丘の全体的な雰囲気をお分かりいただけましたでしょうか?
ここからは、私が実際に体験した乗り物や遊びなどを中心に、より詳しくご紹介していきます!
ビオスの丘で楽しめる体験1. 湖水観賞舟
まず最初にご紹介する乗り物体験は「湖水観賞舟」です。上から見ると龍の形に見える人工湖の上を、約1km、約25分間にわたってジャングルクルーズします。
ご覧のように2列に長イスが並べられ、窓などが一切ない非常に開放的な船に乗って楽しみます。風が気持ち良く、乗っているだけでとても心地良かったですよ!
そんな湖水観賞舟には、ガイドさんが1名同乗してくれて、船から見える植物の解説や、ビオスの丘全体のお話など、乗っている間ずっと楽しく勉強になるお話をしてくれます!親子で楽しみながら勉強できると思いますよ!
そのため、ビオスの丘に来たらまず最初にこの湖水観賞舟に乗ると、ビオスの丘全体の様子がつかめてより楽しめると思います!(実際私もまずこの船に乗りました!)
水面を見ただけでは深さは分かりませんが、この湖は一番深いところで水深5~6mあるそうです。意外と深いですね~。
それではここからは、乗船中に見た植物などを中心にご紹介していきます。と、いきなり植物ではなく動物ですが、、、
こちらの水牛はマッタラーちゃんという名前の女の子で、年齢は19歳。水牛の寿命は約30年とのことですので、ちょうど人生の折り返し地点を過ぎた頃でしょうかね?
続いて見えたのが、この地面から突き上げるように育った強そうな葉っぱの数々。実はこれ、パイナップルの葉っぱなんだそうです。
パイナップルがこうして地面に植わっているのってなかなか見る機会がないので、とても新鮮でした!
こちらは、ところどころ赤い葉っぱが見えるかと思いますが、「オキナワキョウチクトウ(和名:ミフクラギ)」と言って、熱帯や亜熱帯地域に生育する植物です。
実が熟すとマンゴーみたいに見えるようですが、なんとこのオキナワキョウチクトウの実には毒があるようですので、マンゴーと間違って絶対に食べないでください!!
この白くて垂れ下がったモジャモジャの植物は「サルオガセモドキ」と言って、見た目からは想像できませんがなんとパイナップル科の植物なんだそうです!5月ぐらいには黄色い小さい花が咲くようですよ。
別名「スペインヒゲ」とも呼ばれていて、昔は荷物の緩衝材にも使われていたそうです。そう言われるともう植物ではなく緩衝材っぽく見えてきますね笑。
こちらは、デンドロビュームというランの一種です。ピンクや紫のきれいな花々がジャングルを華やかにしてくれますね!とってもきれいです。
船内からはなんと!琉球舞踊を見学することも出来ました!もちろん、お人形さんじゃないですよ!
25分間はあっという間のクルーズでしたが、楽しく勉強できてしかも気持ち良く、ゆっくりのんびり出来ますので、是非親子での乗船をオススメします!
湖水観賞舟 基本情報
- 料金:大人 800円、小人 500円(別途入園料)
- 所要時間:約25分
- 営業時間:9:30~17:00
>>>ビオスの丘「湖水観賞舟」について詳しくはこちらから(公式サイト)
ビオスの丘で楽しめる体験2. 水牛車
続いてご紹介するのは、先程の湖水観賞舟でも見ることが出来た水牛に引っ張ってもらう「水牛車」に乗る体験です!水牛車と言えば、竹富島などの離島で体験できるものというイメージがありましたので、沖縄本島でも体験できるのは嬉しいですね!
こちらの水牛はトゥジャ君という8歳の男の子。「トゥジャ」とは沖縄の方言で魚を突く"モリ"の意味で、角がモリに似ているからそう名付けられたそうです。
案内してくれたのはこちらのガイドさん。まさに「ザ・沖縄弁」という感じの話し方で案内してくれましたので、ゆったりと和みながら園内をぐるっと一周回りました。湖水観賞舟と同様、ビオスの丘の色んなことを教えてくれますよ。時間は約20~25分です。
水牛は前から見てももちろん迫力がありましたが、こうして後姿を見てもまた違った迫力がありました!お子さんは前の方に座るとより迫力があって楽しめるかと思います!
動画も撮ってみましたのでご覧ください!
実は水牛には汗腺(かんせん)がないようで、つまりは汗をかかないんです!我々人間は汗をかくことで体の熱を外に出して体温を調整していますが、水牛はそれが出来ないので、毎日水を掛けてブラッシングしてあげてるんだそうですよ。
そんな水牛は一度に出す尿の量がすごいんです!長い時だと、なんと!5分ぐらい尿を出し続けるようですよ!およそ8~10リットルにもなるそうです!今回、その排尿の様子を見ることが出来ましたが、かなり勢いが良かったです!笑
途中、こうして水牛車から降りて、水牛の散歩体験も出来ました!お子さんが楽しそうでしたね!
水牛車に乗ることはまさに沖縄ならではといった体験ですし、お子さんにとっても貴重な経験になるのではないでしょうか!
水牛車 基本情報
- 料金:大人 900円、小人(4歳~小学生)600円(別途入園料)
- 所要時間:約20~25分
- 営業時間:9:45~17:15(12時台は運休)
>>>ビオスの丘「水牛車」について詳しくはこちらから(公式サイト)
ビオスの丘で楽しめる体験3. カヌー
続いてご紹介する体験は「カヌー」。沖縄でのカヌーやカヤックと言えば、マングローブカヤックやシーカヤックの体験が有名で、私も沖縄本島北部でマングローブカヤックを体験したことがありますが、とても気持ち良くて楽しかった思い出があります。
でも、お子さんがまだ小さい場合は、海や川でカヌー・カヤックをやるのはちょっと心配なところもありますよね。
しかし、ビオスの丘では波がない人口湖(先程ご紹介した湖水観賞舟と同じ湖)でカヌーが体験できますので、小さなお子さんと一緒に乗っても安心して楽しめます!
カヌーのコースは自由で、道にも迷わないようですので、初心者の方も是非挑戦してみてください!
貸しカヌー 基本情報
- 料金:大人 1,500円、小人 800円(別途入園料)
- 年齢制限:4歳以上
- 所要時間:約30分
- 営業時間:9:30~17:15
>>>ビオスの丘「貸しカヌー」について詳しくはこちらから(公式サイト)
ビオスの丘で楽しめる体験4. 平舟
続いてご紹介する体験は「平舟(ひらぶに)」。平舟とは、いわゆるSUP(サップ/スタンドアップパドルボード)のことで、サーフィンのボードのような板の上に立って、パドルを漕いで進んでいきます。
SUPも基本的には海でやるものだと思っていましたが、まさかビオスの丘でも出来るとは!カヌーなどと同じ人工湖で行うのため波もないので、初めての方でも安心して体験できそうです!
平舟 基本情報
- 料金:大人 3,000円(別途入園料)
- 年齢制限:中学生以上
- 所要時間:約45分
- 営業時間:9:30〜16:30
>>>ビオスの丘「平舟」について詳しくはこちらから(公式サイト)
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ビオスの丘にはまだまだ他にも様々な体験が用意されています!詳しくは下記よりご覧ください!
>>>ビオスの丘のおすすめ体験について詳しくはこちらから(公式サイト)
ビオスの丘で体を使って楽しめる遊び1. 特大ブランコ
さてここからは、大人も童心に帰るであろう、体を使って楽しめる遊びについてご紹介していきます。まずはこの「特大ブランコ」。
2本の木にロープをくくり付けてブランコを作ってしまうところが、まさに自然を活かしていて素敵ですね!
ブランコは全部で5か所あるようで、こちらは「謡御庭(うたいうなー)」という庭にあるものです。
実際に乗って動画を撮ってみましたのでご覧ください。
大人になってブランコに乗ることなんて滅多にないですからね、ほんとに子供の頃を思い出す感じで、懐かしくて心地よかったです!ただ、男が一人でブランコに乗っている姿は、あまり見られたくはないですね。。。笑
こちらは、湖水観賞舟に乗っているときに見えたブランコ。少し小高いところにありますが、やや隠れスポットみたいな雰囲気もありますので、是非探してみてください!
>>>ビオスの丘「特大ブランコ」について詳しくはこちらから(公式サイト)
ビオスの丘で体を使って楽しめる遊び2. アスレチック
続いては、天然の木を使った巨大なジャングルジム。公園などにある一般的なジャングルジムって金属のものが多いと思いますが、こうした天然の木のジャングルジムを見ますと、やはり雰囲気が全然違います!自然の中で遊んでいる感じがより出ますね!
こちらはより太い木が多いですね~。なんだか秘密基地みたいな雰囲気もあってワクワクしますね。
こうやって天然の木で作られていると、それぞれの木の太さや質感が違ったりしますので、手で掴んだり足を掛けたりするときの感覚が違ってくると思います。
「ここは掴めないけど、ここなら掴めそう」、「少しツルツルするから足の裏に力を入れよう」、「小さいけど足を引っ掛けられそうなところがありそう」などなど、子供たちが自分で考えて遊ぶことが出来ると思いますので、子供の成長にも繋がりそうですね!
私も子供が出来たらこういうアスレチックで元気に遊ばせたいと思います!
>>>ビオスの丘「アスレチック」について詳しくはこちらから(公式サイト)
ビオスの丘で体を使って楽しめる遊び3. 懐かしの遊具
こちらでは、竹馬やフラフープなど、昔懐かしい遊具が置いてあります。
私はめちゃくちゃよく遊んだな~という感じではありませんが、保育園の頃には遊んでいたと思いますし、フラフープは家にもあったんじゃないかと思います(いずれもあまり得意ではありませんでしたが、、、)。
親子ではもちろんのこと、おじいちゃんおばあちゃんとも楽しめる遊びだと思いますので、3世代旅行にも良いですね!
>>>ビオスの丘「懐かしの遊具」について詳しくはこちらから(公式サイト)
ビオスの丘で体を使って楽しめる遊び4. 大自然を満喫する
ここからは遊具ではなく、ビオスの丘の大自然そのものの楽しみ方をご紹介します。
見てください、こちらの森!自然そのものです!子供の頃のクワガタ採りを思い出します!こういった森の中を歩くだけでちょっとワクワクしますね!
「謡御庭(うたいうなー)」や「揚御庭(あぎうなー)」といった深い森のエリアは本当に静かで、鳥のさえずりがよく聞こえました!
歩いた様子を動画で撮ってみました!
こんな、迷路みたいなエリアもあります!
この広大な大自然を活かしたスタンプラリーもありました!ビオスの丘にちなんだクイズを解きながらスタンプを集めていくようです!
様々な昆虫や植物などを見つけながら、森の中を探検する気分で是非楽しんでみてください!
>>>ビオスの丘「スタンプラリー」について詳しくはこちらから(公式サイト)
疲れたら、こんなハンモックで休むのもいいですね~(どこにあるかは探してみてください!)。
ビオスの丘で楽しめるその他の体験・遊び
こざかな診療所
ビオスの丘には楽しい体験や遊びが他にもまだまだあるんです!まずはこちらの「こざかな診療所」。どんな診療をしてもらえるのかというと、、、
これです!ドクターフィッシュです!人間の肌の角質を食べてくれる魚として、色んなところで目にしますよね。
私はまだドクターフィッシュを体験したことがないのですが、時間の都合で体験出来ず。。。いつかやってみたいですね~。
>>>ビオスの丘「こざかな診療所」について詳しくはこちらから(公式サイト)
琉球を体験する
「革細工」(事前予約必要)や「ぬりえ」、また「お手軽琉球写真」などなど、形に残るような体験もたくさん用意されています。
自然の中で思いっきり遊んだあとは、こうして室内でじっくり体験するのも良さそうですね。
>>>革細工やぬりえなど、ビオスの丘での「琉球を体験する」について詳しくはこちらから(公式サイト)
ビオスの丘でふれあえる動物たち
※沖縄県での豚熱(CSF)発生に伴い、2020年3月10日現在、ビオスの丘のブタは園外へ移動しています。園内へ戻す時期は未定のようですのでご了承ください。
ビオスの丘では動物たちとも触れ合うことが出来ます。こちらのヤギとは、散歩することも出来るようです!
なんだかのんびりした雰囲気が良いですね~。
私は散歩する代わりに、エサをあげてみることにしました。ブタとヤギ用のエサのニンジンです。
細くカットされたにんじんスティックが10本ぐらい入って100円でした。
ということで、ヤギにエサをあげてみることにします。もう近付いただけで、この前のめり感!笑
ニンジンを近付けると、、、この顔!!!笑
なんだか白目をむいているようにも見えて、、、マヌケな感じです笑。でもなんだか愛らしいですね~。
葉巻をくわえているみたいになりました笑。マヌケさが若干やわらぎましたね!笑
まだ欲しそうな感じでアピールしてきました笑。
動画も撮ってみましたので是非ご覧ください!
この黒いブタは沖縄のブランド豚「アグー豚」です。「動きたくない、、、」と心の声が聞こえてきそうなぐらい、じっとしていましたよ笑。
勢い余ってヤギに全部エサを与えてしまったので、ブタのエサがなくなってしまいました~。かわいそうなことをしてしまいました。。。
ちなみにブタは、なんとしつけをすると「お手」や「おすわり」が出来るようになるんだそうですよ!意外と賢いんですね!笑
※沖縄県での豚熱(CSF)発生に伴い、2020年3月10日現在、ビオスの丘のブタは園外へ移動しています。園内へ戻す時期は未定のようですのでご了承ください。
こちらの水牛は、角が2mもあるヒーゲー君、22歳。寿命30年の水牛の中では、おじいちゃんになり始めるぐらいでしょうか?
ちなみにこのヒーゲー君は水牛車を引っ張っていないそうですが、それは歳をとってきたからではなくて、体が大き過ぎて水牛車の枠に入らないからだそうですよ。
近くで見るとかなり迫力がありますが、なんと言っても正面から見たときのこの表情!下あごだけ動かして、、、何かたくらんでいそうです笑。
>>>ビオスの丘の「動物」について詳しくはこちらから(公式サイト)
昆虫や小動物もたくさんいます!
ビオスの丘にはこれらの動物だけではなく、チョウやトンボやホタルといった昆虫から、カワセミ、メダカ、トカゲなどの鳥や魚や小動物まで、たくさんの種類が生息しています。
特にチョウは、沖縄本島で確認されている57種のチョウのうち、なんと51種類も生息しているそうですよ!沖縄本島のチョウのほとんどがビオスの丘で見られるってことですね!
そんな中、私が一番印象に残ったのが「オオシマゼミ」というセミ!鹿児島県の奄美大島から沖縄本島あたりに生息するセミなんだそうですが、印象に残ったのはその鳴き声!
なんと!鳥の鳴き声にそっくりなんです!ビオスの丘の園内に入って早々、鳥の鳴き声がよく聞こえるな~と思ってスタッフの方に聞いてみたら、セミと聞いてビックリ!色んなところでずっと鳴いていました!だいたい9月~11月に活動しているようですが、ビオスの丘では12月まで鳴き声が聞こえるようですよ!これは是非実際に聞いてみて欲しいです!
※ビオスの丘では、虫取り網や虫かごを持ち込んで虫を捕まえることは禁止されていますのでご注意ください。
>>>ビオスの丘の「小動物」について詳しくはこちらから(公式サイト)
ビオスの丘で観察できる植物たち
ビオスの丘には本当にたくさんの植物も育てられていますが、中でも特に多いのが「ラン」!
園内の至るところにランの花が咲いていてとてもきれいです!
私は本当に花に疎いので、、、ランって基本的には白い花なのかなと思っていましたが、こんなに色んな色のランがあるとは驚きです!
ランの中には「着生ラン(ちゃくせいらん)」といって、樹木や岩に根を張ったものもあるのですが、ビオスの丘の着生ランは、スタッフの方が樹木などに着生させて育てているそうですよ。
また、ランは寒いと育ちにくいため、場所によっては屋内で育てることも多いようですが、ビオスの丘では冬でも10度以下になることが少ないようなので、こうして屋外でランを育てることが出来るんだそうです。
実はビオスの丘の開園当初には、カタツムリがランの花を食べに来てしまったそうで、薬をまいてカタツムリを殺していたようですが、現在ではそうしたことはしていないんだそうです。
それはなぜかと言うと、なんとホタルの幼虫がカタツムリを食べてくれるからだそうですよ!自然界の問題を自然界の中で解決できているということは、それだけビオスの丘の環境が良いってことですね!
クリスマスが近かったこともあり、こんなにたくさんのお花で作ったクリスマスツリーもありました!高さは約3mあるそうで、とてもきれいでした!
天染池(てぃんずみぐむい)という池の中央にビオスの丘の守り神の龍がいますが、その龍の周りにもきれいなお花が!龍が引き立ちます!
そしてそして、私が一番ご紹介したいお花は冒頭でもお伝えしましたが、なんと言ってもこちらの「シャリ―ベイビー」!白と赤茶色の小さい花で、この花もランの一種なんだそうですが、特徴的なのはその香り!
なんと!チョコレートのような甘い香りがするんです!文章で説明するだけだと「ふ~ん」で終わってしまいそうですが、、、大げさではなく、結構しっかりとチョコレートのような甘い香りを感じることが出来るんですよ!
ただし!この甘い香りをはっきりと感じられるのは朝の時間帯のみ!私が訪れた12時半ぐらいはまだまだしっかりと感じられましたが、午後になるにつれて段々と香りが薄くなっていってしまうんだそうですよ。ビオスの丘のスタッフの方によると、虫が運んでくる花粉の関係で午後は香りが弱くなるとのことですが、詳しい理由は分からないそうです。
ということで、本当に皆さんにこの甘いチョコレートの香りを体験してもらいたいので、是非午前中の時間帯に行ってみてください!
シャリ―ベイビーはこうして他のランと一緒に育っているところもありますので、色々と探してみてください!
>>>ビオスの丘の「植物」について詳しくはこちらから(公式サイト)
ビオスの丘のお食事
ビオスの丘には2つのお食事処があります。1つ目はこちらの「おもろ茶屋」。私は今回、こちらで昼食をいただきました。
店内の様子はご覧の通り。素朴な雰囲気でややこじんまりとしています。
しかし、お店の外にはこのようにテーブルがいくつもありますので、天気の良い日は外で食べると気持ち良さそうですね。
私も外で食べましたが、やっぱり気持ち良かったですよ!(ただし、少し蚊に刺されました。。。笑)
私が注文したのはこちらの「沖縄そばセット(1,100円(税込))」。
沖縄そばに、ジューシー(沖縄の炊き込みご飯)、ポテトサラダ、選べるドリンクのセットです。
沖縄そばはあっさり目で優しいお味でした!また、豚バラは結構分厚く、柔らかくて美味しかったです!
ジューシーには豚肉が入っていて、ダシが効いていて美味しかったですよ!ジューシーはこうしておにぎりとしても売っていました。
沖縄と言えばのアイスクリーム「ブルーシール」もありました!人気No.1の紅イモソフト、美味しそうですね!
こちらがもう一つのお食事処「東町屋(あがりまちや)」。水牛車乗り場のすぐ近くに位置しています。
おもろ茶屋と東町屋とでメニューが異なるようですので、お好みに合わせて選んでみてください!
>>>ビオスの丘の「お食事」について詳しくはこちらから(公式サイト)
>>>ビオスの丘「おもろ茶屋」について詳しくはこちらから(公式サイト)
>>>ビオスの丘「東町屋」について詳しくはこちらから(公式サイト)
ビオスの丘で買えるお土産
最後に、ビオスの丘で買えるお土産についてご紹介していきます。
園内入口にあるガーデンセンターの中では、沖縄の定番土産はもちろんのこと、園内で見たお花も購入することが出来るんです!
ガーデンセンターの中ということもあって、天井から光が差し込んで、明るく開放的です。
まずは定番の沖縄土産から。ランチで食べた沖縄の炊き込みご飯「ジューシー」の素や、ラフテー、ソーキ、ミミガーなどなど、沖縄ならではのグルメもたくさんありました。
ちんすこうは全部で15種類!バラ売りされているのが嬉しいですね!ちんすこうってお土産でもらうことが多いですが、何度食べても美味しいですよね~。
なんだか愛らしいシーサーの置物も。
そしてこちらがお花のお土産!あのチョコレートの甘い香りがするシャリ―ベイビーも売っていました!「初心者の方でも簡単!」、「株がよく増えます!」とありますので、お花の栽培に慣れていない方でも挑戦しやすそうですね!
湖水観賞舟に乗っているときに見えた、白く垂れ下がった植物「サルオガセモドキ」もありました!育て方のポイントは、
- 1. 水が好き!たくさん水やりしてください(毎日でもOK)
- 2. 凍らなければ日本でも越冬可能
- 3. 増えたら分けて、また増やす!
とありました!飛行機で持ち帰りOKとのことです!
<バンダ / 写真提供:ビオスの丘>
もちろん、ランも売っていました!こちらは「バンダ」という品種で、株元から伸びた根っこが特徴的です!
お花が好きな方はもちろんですが、親子で買って一緒に育てていくのも素敵ですよね!小学生の頃、夏休みの宿題でアサガオの観察日記がありましたが、ビオスの丘で実際に見て気に入ったお花をお子さんに選んでもらえば、より愛着がわいて大切に育ててくれるかもしれないですね!
>>>ビオスの丘の「お土産」について詳しくはこちらから(公式サイト)
ビオスの丘のスタッフの方にお話を伺いました
最後に、ビオスの丘のスタッフである照屋(てるや)さんにお話を伺いました。
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ビオスの丘が目指すところは「森の中で遊ぶこと」。
照屋さんの親世代が昔、森の中で遊んでいたことをこのビオスの丘でも実現したいと思ったんだそうです。
そのため、「なんとかして園内でお金を使ってもらいたい」という考えはないようで(もちろん、有料の体験もありますが)、それよりも、ブランコとか竹馬とかで、自然と一緒に遊んでもらいたいという考えなんだそうです。
舗装などもやりすぎないように意識されているとのことでした。
また、自然の山に行くとハブが出る危険性もありますが、ビオスの丘ではヘビは出るものの臆病なので大丈夫だそうですし、ハブは出ないんだそうですよ。
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この、ビオスの丘が目指すところは、まさに私も感じることが出来ました。
「作られた感」が一切なく、本当に、森の中で、自然の中で、遊んでいる感覚を味わうことが出来ました。
特に森の奥に行きますと、「何もないな~」と思うかもしれませんが、作られたものが何もないからこそ、より一層リアルに自然を感じることが出来るのだと思います。
「森の中で遊ぶこと」。この思いを感じながらビオスの丘で遊んでみると、より楽しめると思いますよ!
ビオスの丘をオススメする理由をまとめると
ビオスの丘のご紹介は以上となりますが、私が冒頭で説明した下記ビオスの丘のオススメポイント、お分かりいただけましたでしょうか?
- 水牛車やカヌーなど、乗り物体験を楽しめる!
- 特大ブランコやアスレチックなど、体を動かして楽しめる!
- ヤギなどの動物との触れ合いや、チョウやトンボなどの昆虫観察ができる!
- たくさんの種類のランをはじめとした、植物たちを観察できる!
- 広大な自然に紛れ込んだような感覚で、大人も子供も楽しめる!
とにかく、ビオスの丘が目指す「森の中で遊ぶこと」という言葉に尽きると思いますが、それに加えて色んな乗り物体験が出来て、動植物ともたくさん触れ合えるので、本当にお子さんにとっては体がヘトヘトになるまで遊び尽くせる場所だと思います!
また、親目線で言えば、ひとつのスポットで様々な体験が出来るので、色んなスポットをあちこち回る必要もないですし、親子で楽しめる要素が盛りだくさんなのも嬉しいポイントです!
親子や3世代でお子さんを連れて沖縄を訪れた際は、沖縄のきれいな海を楽しむのはもちろんのこと、このビオスの丘で沖縄の大自然を満喫してみてくださいね!
ビオスの丘 基本情報
- 住所:〒904-1114 沖縄県うるま市石川嘉手苅 961-30
- TEL:098-965-3400
- アクセス:那覇空港より車で約1時間15分(https://www.bios-hill.co.jp/access/)
- HP:https://www.bios-hill.co.jp/
※記載の情報は2019年11月現在のものです。最新の情報は上記HPよりご確認ください
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nishiurashi
- たびこふれ編集部員。人生初の海外渡航先であるラスベガスに衝撃を受け、海外旅行が好きになりました。年末年始にロンドン一人旅をしてサッカー観戦したこと、ナスカの地上絵遊覧飛行前にビールを飲み、セスナ機内で激しく酔ったこと、九寨溝から成都まで訳あって2人の中国人と丸一日乗用車で移動したこと、どれも良い思い出です。