最近食べた"多民族国家"ブラジルの料理!

ボン・ジーア!ゆまです。
多民族国家であるブラジルでは、多様な国の料理を日常で食べることができます。私がブラジルに来て初めて食べた国の料理もあり、これぞ移民国家ブラジル!とその多様性に驚かされます。
その中で、今回は最近食べた料理を紹介します!

目次

1. フェイジョアーダ

ブラジル国民のソウルフードと言えばフェイジョアーダ!ブラジルに来たなら、これを食べなければいけないマストな料理です。その起源は諸説ありますが、一般的には農場主が食べた肉料理の残りの部位(豚の耳など)を、アフリカの奴隷達が豆と混ぜて作ったと言われています。脂っこいのですが、味は癖がなくとっても美味しい!塩気が強いので、ビールやカイピリーニャ(ブラジルのカクテル)に合います。なお、ブラジルでは多くのレストランの日替わりランチで、水曜日と土曜日に提供されます。

フェイジョアーダ.JPG
<フェイジョアーダ>

フェイジョアーダの壺.jpg
<フェイジョアーダの壺>

2. 定番のシュラスコを友だちの家で♪

日本人にも馴染みがある、ブラジルを代表する料理「シュラスコ」。日本のお寿司のように、ブラジルではお祝いの時などのご馳走で食べることが多いです。シュラスコのレストラン、シュラスカリアで食べるのを想像しがちですが、実は自宅で食べるのも一般的。先日は、シュラスコ用のオーブンを持っている友人宅にお邪魔し、ソーセージ、牛肉の様々な部位、そしてガーリックパンなどを焼いて食べました。ブラジルの厚さたっぷりな肉を焼き、ワイワイ騒ぎながら食べるのにハマります!

友達の家でシュラスコ!ガーリックパンも焼きます.JPG
<友達の家でシュラスコ!ガーリックパンも焼きます>

3. アラブ料理「エスフィーハ」

シリアとレバノンからの移民によって持ち込まれたエスフィーハは、ブラジルでは定番のファーストフード。もちっとしたピザのような生地に、牛挽肉、チーズ、野菜、鶏肉などをのせて焼きます。特に有名なお店は、ファーストフード店「ハビービス」。ここのエスフィーハは手軽に食べれて、しかもとても安いですよ。小腹が空いた時に、ぜひお試しあれ!

アラブ料理のエスフィーハ.jpg
<手前下がアラブ料理のエスフィーハ>

4. ひっそりと営業していたハイチ料理!?

先日フラッと東洋人街・リベルダージを歩いていたら発見したのが、ハイチ料理のレストランでした!実は、ブラジルはハイチ難民がとても多く、特にリベルダージの中にはハイチ人の集住地区があるのだとか。その他にも、各地区でハイチ料理のレストランがあるそうです。料理を頼むと、ハイチ人のオーナーが丁寧に料理を目の前に並べてくれました。豆の入ったご飯に、カリッと焼かれた鶏肉が合います。スープの味もコクがあって美味しい。日本だと滅多に出会えない料理だと感動しました。

ハイチ料理.JPG
<ハイチ難民が多いため増えてきたハイチ料理>

5. もちろん懐かしい日本食もあります!

長くブラジルに滞在していても、むしろ滞在しているからこそ、なるべく食べたいのが日本食。私のおススメは、リベルダーデの老舗居酒屋「一茶」のランチ。ここは平日に店長の旦那さんが料理を作っているのですが、なんと日本の老舗日本食店で板前修業をし、サントリーのレストランでも料理を担当していた方なんです。日本人に合う、そしてボリュ―ムたっぷりの日替わりランチがとにかく最高です。日本食は高いイメージですが、価格も35レアルと良心的。実はブラジルの日本食店で最もコストパフォーマンスが高い最強のお店だと思っています。もちろん、他にも美味しいお店はたくさんあるので、和食が恋しくなってもご安心を!

お気に入りの「一茶」!この日の日替わり定食はカレー.jpg
<お気に入りの日本食店「一茶」!この日の日替わりランチはカレー>

まとめ

いかがでしたか?ブラジルの食事といっても、あまりイメージが湧かないと思いますが、やはり多民族国家ならではの多様な料理を味わえます。他にも美味しいブラジル料理もあるので、また紹介したいと思います!

ブラジル」に興味わいてきた?あなたにおすすめの『ブラジル』旅行はこちら

※外部サイトに遷移します

Related postこの記事に関連する記事

Rankingブラジル記事ランキング

ランキングをもっと見る

この記事に関連するエリア

プロフィール画像

ゆま

日系人に魅せられ、2018年にブラジルのサンパウロへ。邦字新聞の記者をしている仕事柄、ブラジル文化とは程遠い日本文化どっぷりの日々を過ごしています。たまには大好きな遺跡に行ったり、ヨーロッパ風の町で過ごしたり、ブラジルっぽくカーニバルに繰り出してみたり。

Pick upピックアップ特集

全国の動物園&水族館 徹底取材レポート特集!デートや家族のおでかけなど是非参考にしてみてください♪

特集をもっと見る

たびこふれメールマガジン「たびとどけ」
たびこふれサロン

たびこふれ公式アカウント
旬な情報を更新中!