公開日:
最終更新日:
毛沢東の出身地としても知られる中国・湖南省の絶景「武陵源」と「鳳凰古城」に行ってきました!
みなさま、こんにちは!
今回は、気候も良い秋に、中国の食糧庫と呼ばれる「湖南省」に行ってきました。
年に1度開催される「湖南省国際観光祭り」に参加し、湖南省に位置する様々なスポットにも訪れたのでご紹介したいと思います。
目次
- 毛沢東の出身地としても知られる「湖南省」ってどんなところ?
- 世界中の旅行社が集まる「湖南省国際観光祭り」に参加しました
- ロマンチックな夜景が印象的な「鳳凰古城」
- 映画アバターの世界が広がる神秘の絶景「武陵源」
- さいごに
毛沢東の出身地としても知られる「湖南省」ってどんなところ?
「湖南省」は中国南部・華南地方に位置し、中国3大湖に数えられる「洞庭湖(どうていこ)」の南に広がる地域です。
山地や長江に囲まれた風光明媚な大自然に恵まれた湖南省では、中国の近現代史上で最も有名な「毛沢東」の出身地としても有名です。
湖南料理は「湘菜(しょうさい)」と呼ばれ、濃厚で酸味と唐辛子風味がある料理として知られています。
また、湖南省には様々な少数民族が暮らしており、衣装や民謡や舞踏などにも触れることができます。
<湖南省にあるチン州西駅>
世界中の旅行社が集まる「湖南省国際観光祭り」に参加しました
毎年9月に行われる「湖南省国際観光祭り」は、中国国内の旅行社だけでなく、世界中の旅行社を集めて開かれるお祭りです。
湖南省の観光名所を紹介し、観光地の国際水準を向上させることを目的として開催されます。
2019年の今年は湖南省の南の玄関口である「宜章県(ぎしょうけん)」が会場となり、9月22日に盛大な開幕式が開かれました。
また、その後、参加者全員で宜章県の観光名所である「莾山(もうさん)森林公園」の視察を行いました。
ロマンチックな夜景が印象的な「鳳凰古城」
「鳳凰古城(ほうおうこじょう)」は、古くはミャオ族とトゥチャ族が暮らしていた地域で、現在は中国で最も美しい古鎮と呼ばれています。
街の中心を流れる「沱江(だこう)」沿いに昔ながらの家々が軒を連ねて、保存状態はとても良く評判通りの美しい街並みが見られます。
「沱江」では小舟に乗って遊覧することができ、船上では街の喧騒も届かないため、静かに落ち着いて景色を楽しめます。
そしてハイライトは、ライトアップされた夜景観賞です。
赤提灯が灯された川沿いの街並みはなんとも幻想的でノスタルジックです。
映画アバターの世界が広がる神秘の絶景「武陵源」
湖南省・張家界市(ちょうかかいし)にある世界遺産「武陵源(ぶりょうげん)」は、総面積が約264平方km、高さ200m以上の岩の柱が3,100本以上も林立し、あのハリウッド映画「アバター」の舞台になったと言われる世界遺産です。
年間約2,000万人もの観光客が訪れる人気の絶景スポットでは、シャトルバスやロープウェイなどで観光を楽しめます。また、世界一高いエレベーター「百龍エレベーター」も体験できます。
中国の「グランドキャニオン」と呼ばれる武陵源の絶景を散策すると、別世界に迷い込んだような感覚になります。
さいごに
今回は中国・湖南省を訪れ、「湖南省国際観光祭り」にはじまり、古い町並みがのこる「鳳凰古城」や中国が広大なことがよくわかる「武陵源」の景色などから、中国の歴史を感じさせられる旅になりました。
みなさまも、機会があれば中国が持つ圧巻の景色を見に湖南省を訪れてみてはいかがでしょうか。
関連記事
※この記事は2019年12月に公開したものです。2021年4月に一部リンクを修正しました。
Ranking中国記事ランキング
-
海外現地情報編集部
- 「たびこふれ」は、旅行好きな全ての方のための旅行メディアです。旅行のプロや現地に精通したライターが中心となり、「旅行に行きたい!」と思えるような、魅力的な旅行情報を発信しています!