ニュージーランドの絶景を目指し、3時間半のトレッキングへ挑戦!

今回挑戦した、「Cable Bay Walkway(ケーブル・ベイ ウォークウェイ)」がある、「Cable Bay(ケーブル・ベイ)」の海辺には、海水浴やお散歩、スノークリングなどで何度も訪れていますが、ずっと行ってみたかった丘の頂上を目指して行くトレッキングに挑戦するのは初めてです。3時間のトレッキングの為少し緊張していましたが、ケーブル・ベイの頂上からの絶景を想像し、挑戦しました。

目次

トレッキングのスタート地点へ

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<「Glenduan(グレンデュアン)」に到着>

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<牛の横断が優先です>

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<海辺に駐車>

ニュージーランド南島にあるネルソン市内から車でケーブル・ベイの海辺に行き、そこから上がって行く方法と、ケーブルベイの丘の手前に位置する「Glenduan(グレンデュアン)」というエリアから出発する方法があります。ネルソンからグレンデュアンまでは車で20分ほどで行くことができ、このエリアに入ると牧場が近くにある為、たくさんの牛たちが迎えてくれます。
ケーブル・ベイウォークウェイに行く人たちは、海沿いにある駐車場に車を止めるようネルソン市のホームページに指示が出ていたので確認し、ケーブル・ベイウォークウェイのスタート地点まで坂道を歩きます。

牧草地からトレッキングをスタート!

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<「ケーブル・ベイウォークウェイ」の入り口>

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<「Cable Bay(ケーブル・ベイ)」の方向へ>

「ケーブルベイ・ウォークウェイ」の入り口を抜けると、大きく広がる牧草地が迎えてくれます。羊たちが伸び伸びと生活する風景を目の当たりにします。子羊たちが親の羊を追いかけてはミルクを飲んだり、木陰で休んだりしています。8月から10月の初週ごろまでは、子羊の生まれる時期となり羊たちにストレスをかけないよう、このケーブル・ベイウォークウェイは立ち入り禁止となっています。今回、再度オープンしてすぐに訪れた為、たくさんの小さな子羊を見ることができましたが、羊の家族を出来るだけ邪魔しないよう、ゆっくりと横を通って行きました。

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<野生のヤギの親子にも遭遇>

野生のヤギを何頭も見かけました。がさがさと草むらの中から音がすると、ヤギの親子がこちらを覗いていました。

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<大きく広がる牧草地>

牧草地をどんどんと歩いて行くと、景色も変わって霧も出てきましたが、ネルソンの街も遠くに見えるようになってきました。

牧草地のある丘の山頂に到着!

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<牧草地の山頂に到着>

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<休憩を取れるベンチとお手洗いも設置されている>

遂に、牧草地のある丘の山頂に到着しました。到着後は霧がかかり景色が見えなかったものの、トレッキングの人々が休憩できるように設置されたベンチでお昼を取っていると、徐々に霧が無くなり、ネルソンの街やケーブルベイの海が見えてきました。青々とした空と勘違いしていた景色が実は海だったことに気が付き、まだかかる霧の間からのぞく大きな海の景色に圧倒されてました。

高木林の林に入って行きます!

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<牧草地から高木林の入り口へ>

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<高い松の木が並ぶ>

1時間ほど歩いた大きく広がる牧草地から、高い松の木が並ぶ高木林のトレッキングが始まります。およそ30分ぐらいの高木林では道も乾いていて、牧草地にはたくさんあったごろごろとした石も無く、歩きやすい道のりでした。木々に囲まれ、牧草地とはまったく変わった風景と自然の香りを体感できました。

ニュージーランドの森林を抜ける

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<このゲートからはニュージーランドの森林>

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<クラウン・ファーン>

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<シルバー・ファーンの木>

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<ぬかるんだ道のり>

高木林を抜けたところに、ゲートを見つけました。このゲートを抜けると、小さな滝や小川が岩や植物をつたって流れ、ニュージーランドのネイティブ植物であるシルバー・ファーンの木々やクラウン・ファーンが生い茂ります。乾いた道のりだった高木林から、様々な植物や川の水でみずみずしい神秘的なニュージーランドの森に入って行きました。30分ほどの森林の中を抜ける道のりは、小川を濡れないように行ったり、泥に足が埋もれないように進んだりと、牧草地や高木林のトレッキングとはまた違った道のりでした。

ケーブルベイの丘に到着!

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<ケーブル・ベイの丘>

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<ミツバチの巣箱が並ぶ>

ネイティブ植物の森を抜け、ケーブル・ベイの丘が見えてきました。木々に囲まれていた風景から、青空が広がる丘の上に辿り着きました。ゲートを抜けると大きく広がるケーブル・ベイの海と、青々とした芝生で覆われた山々の景色に言葉を失ってしまうほど美しい風景が続きます。遠くにネルソンの街の一角が見えたり、エイベル・タスマン国立公園の方まで見渡すことが出来ます。ケーブル・ベイの丘も牧草地となっているため、多くの羊たちが暮らしています。少し歩いたところにはミツバチの巣箱も並んでいました。こんな絶景の場所で暮らすミツバチから採れるはちみつはどんな味がするのか、試したくなりました。

最終地点のケーブル・ベイの頂上まではもう少し!

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<くっきりと見える頂上までの道のり>

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<どこを見回しても美しい景色>

何処までも広がる景色の中に、ケーブル・ベイ頂上までのトレッキングコースがくっきりと丘の上に見えてきました。これからあの道のりを行くのかと思うとわくわくしたのを覚えています。何回か地面に手をついて転んでしまいそうになったほど急な丘の上を歩いて行きます。

ケーブル・ベイの頂上へ到着!

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<ケーブル・ベイの頂上>

ケーブル・ベイの頂上に到着しました。周りには羊と鳥たちの声が響き渡る中、頂上で達成感をあじわいながら休憩をしました。大きな海の景色を眺めていると、なんと遠くに20~30匹はいるであろうイルカの群れを見つけました。背びれをのぞかせゆっくりとケーブル・ベイの岩の近くを泳いでいます。忘れられない瞬間となりました。

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<ゴールのケーブル・ベイの砂浜>

ケーブル・ベイ ウォークウェイの標識には3時間と書いてありましたが、実際トレッキングをした結果、30分オーバーの3時間半かかりました。写真やビデオを撮ったり、ランチの休憩時間もあったので、標識の時間通りだったと思います。一番高いところで標高410メートルだそうです。最後のラストスパートはとっても急な坂道の牧草地を歩いて来ましたが、景色が綺麗で疲れも忘れてしまうほどでした。

ケーブル・ベイの海辺へ

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<ケーブル・ベイの海辺へ>

ようやく、いつも見ているケーブル・ベイの海辺の風景が見えてきました。海辺まではやはり急な坂道を下って行きます。この辺りまではケーブル・ベイの海辺から10分もせずに上って来れるので、是非気軽に挑戦してみてください。私は今回、スタート地点である「Glenduan(グレンデュアン)」に車を置いてきたため、ケーブル・ベイの海辺まで迎えに来てもらうことにしました。
友達または家族同士で二手に分かれ、グレンデュアンから出発する人、ケーブル・ベイから出発する人に分かれてトレッキングをし、頂上で車のカギを交換し最後にお互いの車を運転して終了するという、何ともニュージーランドらしい方法もネルソン市のホームページで紹介されていました。

3時間半のトレッキングを終えて

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<ケーブル・ベイ近くのカフェにて>

3時間半のトレッキングを終えて、ケーブル・ベイの海辺近くにあるカフェ「Licensed Cafe(ライセンスドカフェ)」にてコーヒー休憩をとりました。3時間半のトレッキングに挑戦するのは初めてで、達成できるのか心配でしたが、それぞれ違った顔を持つ山々の景色と所々で出会う動物たち、海や丘の絶景を見ながらの3時間半はあっというまでした。
今回の挑戦を達成し、もっとたくさんのトレッキングに挑戦したいと思うようにもなりました。5分から10分といった短いショートウォークから、何日もかけて行くトレッキングコースがニュージーランドの至る所にありますので、是非挑戦してみてください。

詳細

Cable Bay Walkway(ケーブル・ベイ ウォークウェイ)

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MIKKI

ニュージーランド在住。子育てや教育に奮闘しながら、家族と共に菜食中心の食生活、エコ生活にも挑戦中。ファッションデザイナーとしても活動中。

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