ベトナム・チャウドックのサム山で美しき風景と時間を満喫

ベトナム南部にはメコンデルタ地方の大自然が広がり、バックパッカーなど個人旅行者に非常に人気があるエリアとなります。その中でもおすすめしたいのが、チャウドックというアンザン省の都市。ホーチミンからバスで6時間強かけて行くことができます。ベトナムの大自然を直接その目で見てみたい、そう考えてホーチミンに訪れた方は、ちょっと足を伸ばしてメコンデルタの奥地を探索してみるのはいかがでしょうか。

目次

素朴な町並み「チャウドック」

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ホーチミンからバスで6時間ほどかけてメコンデルタの奥地へ向かうと、チャウドックというカンボジアとの国境に面した町に到着します。ここまでくる旅行者はあまりいないと思いきや、辺りを見渡してみると、大きなリュックを背負った欧米人、アジア人の姿もちらほら見かけます。とはいうものの、チャウドックの市街地にはバスターミナルの他はチャウドック市場くらいしか名所はなく、市場を歩いたあとは手漕ぎボートに乗って少数民族のチャム族のいる町へ行ったり、ここで紹介するサム山へ向かうのが基本となります。

サム山へ向かおう

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チャウドック市街地からサム山へはタクシーか人力車で向かいます。人力車はシクロのような乗り物で、これに揺られて田園風景を眺めながらゆっくりと行くのも異国情緒溢れる時間でおすすめ。道中は御覧のような豚の看板を多数みることができますが、こちらはこれから行くサム山の麓にある「バーチュアスー寺院」に備えるための子豚の丸焼きを売るお店となります。仏教徒の多くは子豚の丸焼きや果物、花束を寺院に供えます。

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サム山の見どころは2つ。1つは麓に建つバーチュアスー寺院の見学。もう1つは山頂の景勝の地。寺院周辺は個人商店や食堂、屋台が並んでいて、朝から夜遅くまでにぎわっています。夜はナイトマーケットのように大勢の人が集まるので、是非散策していってください。

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バーチュアスー寺院はエメラルドの屋根が印象的な大規模寺院。院内にはお土産店や線香を売る露店商で溢れていて、一般の観光客も供えることができます。
※本堂は写真撮影禁止。現地人で賑わうのは夜になってからなので、現地の雰囲気を体験したい方は、夕方過ぎに訪れるのがいいかもしれません。

サム山の山頂に上ろう

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麓の寺院から山頂まではバイクタクシーで10分から15分程度。バーチュアスー寺院から上は一般のタクシーは登ることができなく、バイクタクシーで運んでもらうことになります。バイクタクシーは寺院周辺にたくさんとまっているので、捕まえるのは簡単です。料金は定額と言われても、ぼったくられている可能性があるので交渉はしてみるといいでしょう。

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山頂もちょっとした観光地となっていて物売りやハンモックカフェなどが営業しています。そして写真上が山頂から望める景色。町の大部分が田園風景。遠く向こうはすでにカンボジアとのことです。

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バーチュアスー寺院と山頂の中間地点には、「ヌイサムロッジ」という4つ星相当のホテルがあります。こちらは外国人旅行者に非常に人気があり、美しい自然風景をパノラマで眺められる屋外プールや、オープンエアでとるブレイクファーストに定評があります。宿泊料金は5,000~8,000円。自転車を無料でレンタルすることができるので、寺院にも山頂にもこれで行くことができます。

チャウドック1泊2日プランがおすすめ

ホーチミンから長距離バスに乗れば、チャウドックまでノンストップで行くことができます。多少遠いのが厄介ですが、1泊2日プランも実行可能。是非チャウドックのサム山で異国の風景を感じて行ってください。

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古川悠紀

ホーチミンに移住して自由気ままに生きています。ライター業と取材を生活の糧にしているためベトナム全土を駆け回っています。趣味はバドミントン!

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