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【長野】戸隠神社の見どころを紹介!ご利益、グルメ、御朱印の情報もお届け

記事投稿日:2019/09/09最終更新日:2019/09/09

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信州、長野県を代表する観光スポットである戸隠神社を取材してきました!ご利益、アクセス方法、見どころ、グルメ情報、御朱印・お守り情報をお届けます。

目次

1. 戸隠神社の歴史・御祭神・ご利益

戸隠神社の歴史

戸隠神社の歴史は古く創建は何と約二千年前!神話の時代に「天岩戸(あまのいわと)」が飛来して誕生したとされる戸隠山の麓に戸隠神社が開山されました。

戸隠神社は、「天の岩戸開きの神事」にゆかりの神々が御祭神として祀られている宝光社・火之御子社・中社・奥社と、古くからのこの土地の神である九頭龍大神を祀る九頭龍社の五社からなります。

五社の神々はそれぞれ性格も違っていることからご利益もさまざま。縁結びや家内安全から虫歯がよくなるご利益まで!

パワースポットとしても有名で、今でも全国から多くの参拝客が訪れます。

また戸隠周辺は長野市内から車で40分ほどの距離ですが、豊かな自然が広がり参拝者の疲れを癒してくれます。戸隠山を中心とする戸隠連峰はその険しくも美しい山容がまさに神の山と例えられ、麓にある静かな鏡池からは神の気配を感じることができます。

2. 戸隠神社へのアクセス方法

アクセスする方法は長野駅で下車し、善光寺口を出てすぐの「アルピコ交通バス長野駅前総合案内所前」でバス乗車券を購入することができます。

神社へのアクセス

往復券や戸隠エリアで自由にバスに乗り降りできる"戸隠高原フリーきっぷ"もあるため、歩いて五社を巡ることが難しい人にもぴったりです。

>戸隠高原フリーきっぷの詳細はこちら

公共交通機関

3. 戸隠神社の五社を歩いてみよう!周り方と道中の見どころをご紹介

五社案内

戸隠の五社はそれぞれ距離があるため、まずは大まかに位置関係をこちらのマップで確認しておくことをおすすめします。歩いて全て見て回ると半日以上かかってしまうため、バスや車を利用して効率よく五社を巡りましょう。また見どころをピックアップして案内してくれる旅行ツアーへの参加もおすすめです。

今回はバスで宝光社前のバス停「戸隠宝光社」で下車し、火之御子社・中社を回り、奥社・九頭龍社を参拝後、バス停「戸隠奥社入口」から帰るというコースで五社巡りをしました。

3.1 宝光社(ご利益:安産、縁結、厄除け、家内安全)の見どころ

「宝光社」は戸隠神社五社の中で最も古く、御祭神は「天表春命(あめのうわはるのみこと)」。ご利益からもわかるように婦女子や子供の守り神です。

【274段の階段】

長野駅からバスで約1時間、バス停「戸隠宝光社」で下車するとさっそく宝光社の正面にある274段の長い階段が見えてきました。いきなりのスタートに面喰いながらも一歩一歩登っていきます。

274段の階段

階段の途中には「女坂」と呼ばれるなだらかな道もあるので体力に自信のない方も安心です。

【宝光社】

宝光社

階段を登り切った先に「宝光社」が見えました。立派な社殿は江戸時代末期の建築で、宮彫師北村喜代松らによる拝殿の彫刻が見事です。早朝ということもあり静かで神秘的な雰囲気を味わうことができました。

社殿の向かって左手に授与所があるので、御朱印やお守りはこちらでゲットできます。

【神道】
「宝光社」を参拝後は、社殿の右手から入れる「戸隠古道」を歩いていきましょう。特に「宝光社」から「火之御子社」に向かう古道は「神道(かんみち)」と呼ばれており、空気が特に澄んでいる感じます。

神道

道は綺麗に整備されており、アップダウンも少ないため軽いハイキング気分が味わえるはず。海外からの観光客の方もたくさん歩いておられました。なだらかな林の中を歩いて20分ほどで「火之御子社」に到着です。

3.2 火之御子社(ご利益:舞楽芸能上達、開運、火防、縁結び)の見どころ

「火之御子社」は、天岩戸の前で舞を舞った女神・天鈿女命(あめのうずめのみこと)を祀る神社です。天鈿女命の舞楽芸能上達のご利益を求めて芸能関係の方もお参りに来ることが多いのだとか。

火之御子社

社殿の横に夫婦杉

「火之御子社」は、戸隠五社の中では一番ひっそりとしており、心が洗われるような気がします。社殿の横には樹齢約500年の「夫婦杉(めおとすぎ)」があるので探してみてくださいね。
「火之御子社」には社務所がないので、御朱印は「宝光社」または「中社」でもらう必要があります。

それでは再び「神道(かんみち)」に戻り、中社へと向かいましょう。

3.3 中社(ご利益:学業成就、試験合格、商売繁盛)の見どころ

中社の御祭神は「天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)」。天照大神が天の岩屋にお隠れになった際、お出ましになる方法を考えた知恵の神様であることから、学業や商売のご利益があります。

【中社の鳥居の三本杉】
「火之御子社」から歩いて15分ほどすると徐々にお土産物屋や宿坊が増えてきます。そして中社の鳥居に到着!

中社の鳥居

ここで注目したいスポットが、鳥居を中心に三角形に位置して植えられている「三本杉」。なんとその樹齢は800年とのこと。見ているだけでパワーが湧いてきます。

戸隠観光情報センター

近くには戸隠観光情報センターがあるのでここで情報収集するのもよいでしょう。

【さざれ滝】

さざれ滝

鳥居をくぐって階段を上り、右手に「さざれ滝」が見えてきました。

ここもパワースポットとして有名な場所。この日も多くの人が滝のそばで涼んでおられました。「この綺麗な水がおいしいおそばの源なんだな」と早くもお昼御飯モードになってしまいました(笑)

【御神木】

中社の正面には樹齢700年以上と言われる立派な御神木が!鳥居前の三本杉にも劣らない迫力です。

御神木

【中社】

中社

五社の中では参拝客も多く、明るい雰囲気の「中社」。周りにはパワースポットも沢山あるので、五社すべて参拝するのは難しい......。という方は「中社」だけでも訪ねてみてはいかがでしょうか。

授与所でおみくじを引いてから、奥社に向かいます。奥社へ向かう道中に「女人堂跡」を発見しました。明治まではこれより先へは修行地として女性は入れなかったそうです。さらに少し歩くと女人禁制を犯して入ろうとした尼僧が石になってしまった「比丘尼石(びくにいし)」があります。怖いですね......。現代に生まれてよかったと感謝しながら歩いていきます。

3.4 奥社(ご利益:心願成就、五穀豊穣、スポーツ必勝)の見どころ

「奥社」の御祭神は無双の力で岩戸を開いた「天手力雄命(あまのたぢからおのみこと)」。山中深くにあり冬季は雪の量が多く、参拝者は完全に閉ざされパワーが閉じ込められるため、特に強力なパワースポットとされています。入口から社殿までは歩いて40分ほどかかるため、歩きやすい靴で行くようにしましょう。

【大鳥居】

奥社入口

「中社」から歩いて約30分、「奥社」の入口にやって来ました。奥社入口前には大きな駐車場があるので車やバスで来た方が大勢います。片や私は歩いて回って来たので汗だく状態(笑)。暑い日や天候の悪い日は、車やバスで回るのが良いかと思います!

大鳥居

大鳥居が見えてきました。ここから奥社の参道に入ります。

【随神門】

随神門

櫛石窓神

豊石窓神

大鳥居から歩いて約20分、赤色が目をひく「随神門」が見えてきました。苔むしている藁ぶき屋根にも趣がありますね。

「随神門」とは、これより先の神の領域に邪悪なものが入らないよう御門の神をまつる門です。このため門の左右には、「櫛石窓神(くしいわまどのかみ)」、「豊石窓神(とよいわまどのかみ)」が随神(門番の神々)として祀られています。良く見ると、剣と弓を持って目を光らせているように見えますね。ちなみに馴染みのある「仁王門」はお寺においての呼称で、役割は「随神門」と同じです。

【杉並木】
「随神門」を超えると、戸隠神社の中でも最も有名なパワースポットの「杉並木」が見えてきました。

樹齢約400年

樹齢約400年の巨大な杉並木は長野県の天然記念物にも指定されています。この参道を歩いていると、何とも言えない神聖な空気が流れているように感じました。

【奥社院坊跡】

奥社院坊跡

かつての院坊の跡地です。明治維新後の神仏分離により、院防はすべて中社、宝光社に移転したそうです。

【巨木のウロ】

巨木のウロ

人がすっぽり入れそうな杉の木のウロ。しめ縄がかかっており、パワーを感じることができます。

【奥社】

奥社

本殿

ようやく奥社に到着です。奥社への道は最後は石段になっており、いい運動になりました。

奥社のすぐ後ろには戸隠山が迫っており、良く見ると洞窟の中に半分埋もれるような形で本殿が建っているのがわかります。奥社の御祭神は、無双の神力で岩戸をひらいた「天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)」。運動不足で体力が落ちている私は、パワーを授けてもらえるよう真剣にお参りしました!

3.5 九頭龍社(ご利益:雨乞い、虫歯、縁結び)の見どころ

九頭龍社の御祭神は「九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)」、戸隠神社五社の中で最古の歴史を持つ地主神です。「九頭龍大神」は九頭一尾の龍で、戸隠山を開山した行者が洞窟の中で祈念したことにより現れたと「阿裟縛抄(あさばしょう)」(鎌倉時代の仏書)に記されています。

水の神だからなのか、神殿横の湧水にもパワーが感じられました。虫歯の神というのも珍しいですね!私は治療中の虫歯があったので完治するようお参りしてきました。

九頭龍社

九頭龍社は奥社社殿と並んで建っており、向かいには授与所があります。ここまで来ると参拝客に交じり、登山の恰好をした人が増えてきました。戸隠山への登山口も近くにあるからでしょう。

3.6 参拝方法

【手水の作法】

鳥居をくぐる手水舎が必ずありますので、お参りする前に心身を清めましょう。

  • 1. 柄杓に水をたっぷりとすくいます。
  • 2. 柄杓を右手で持ち、左手をそっと洗い流します。
  • 3. 柄杓を左手に持ち替え、右手をそっと洗い流します。
  • 4. 柄杓を右手に持ち替え、左手に水を溜め口を清めます。その後、再び左手を洗い流します。
    ※柄杓に直接口をつけたり、水を飲んだりするのはNGです。
  • 5. 残った水を柄杓の柄に流すように洗います。
  • 6. 柄杓を伏せて戻します。

【参拝の作法】

中社には参拝の作法がはりだされていましたのでご紹介します。

  • 1. 二拝:背中が平らになるまで深々と二度頭を下げます。
  • 2. 二拍手:祈礼をこめて胸の高さで手を二度打ちます。
  • 3. 一拝:もう一度うやうやしく頭を下げます。

※二拝二拍手一拝の前後に、
「只今からお参りさせていただきます」
「それでは失礼させていただきます」
という意味の会釈を加えると一層丁寧になります。

いかがでしたでしょうか?何よりも大切なのは真心を込めてお参りすることですが、神様を敬う気持ちを形にあらわすことができるこういった作法は、しっかりと心得ておきたいものですね。

4. 戸隠神社の年中行事

戸隠を語るうえで外せないのが「太々神楽(だいだいかぐら)」。神楽とは「神社の祭礼にあたり、神様に捧げられる歌や舞の総称」で、日本各地にさまざまな形で存在しています。ご紹介してきたとおり、戸隠神社は日本神話の「天の岩戸開き」に関係のある神々を祀っています。岩戸の中の天照大神にお出ましいただくため天鈿女命(火之御子社のご祭神でしたね!)が舞ったことが戸隠の神楽の起源だと言われています。

戸隠神社の「太々神楽」は全部で10種類の舞があり、それぞれ天の岩戸開きにちなんだ舞、五穀豊穣の舞、災いを打ち払う舞などの意味があり、これらは長野県指定無形民俗文化財にも登録されています。

太々神楽

「太々神楽」を見たい方は、下記の戸隠神社HP内の年中行事で確認してみましょう!

5. 戸隠神社の重伝建と宿坊情報

戸隠の街並みは平成29年2月に国の重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)に選定されています。また、戸隠神社の宿坊群は、宿坊群としては全国初の選定地であり、戸隠の歴史や伝統建築に触れたい方は、参拝の機会に宿坊を利用してみてはいかがでしょうか。現在は宗教に関わらず宿泊することができ、中には朝拝に参列できる宿もあります。

茅葺屋根

ちなみに戸隠は豪雪地帯、冬季には2mにもなる積雪があり、伝統建築には特徴的な茅葺屋根が見られます。

6. 戸隠グルメ!「奥社の茶屋」の戸隠そばがおいしい!

戸隠のグルメと言えば、やはり戸隠そばではないでしょうか。その歴史はなんと平安時代までさかのぼり、修験者が携帯食としてそば粉を重宝していたことに始まります。江戸時代になると寛永寺より「そばきり」が伝えられ、その後賓客に振舞う料理として広がったそうです。また戸隠はきれいな湧水が豊富。そばを作る環境に適していたのかもしれませんね。「戸隠そば博物館 とんくるりん」もあり、戸隠流といわれる代々受け継がれてきた作法を学べる「そば打ち体験」も人気です。

さて、戸隠周辺には多くのそば屋がありますが、中でもおすすめなのが奥社の入口にある「奥社の茶屋」です。外観がとても特徴的だと思いませんか?それもそのはず、こちらは建築家の隈研吾氏が設計したお店。奥社参拝の後にぜひ立ち寄ってもらいたいスポットです。

奥社の茶屋

名物の手打ちそばのほか、喫茶メニューも充実。

茶屋のメニュー

手打ちそばは戸隠名物の「ぼっち盛り」がおすすめ。竹細工のざるに、食べやすいように束ねて盛られた「ぼっち盛り」のそばは見た目にも美しいですよ! もうひとつのおすすめは「そばソフトクリーム」。甘さの中にほのかにそばの香りが感じられる一品です。

7. 戸隠神社の祈祷(きとう)おみくじ&お守り

戸隠神社のおみくじは奥社・中社・宝光社の三ヵ所で引くことが可能。そして面白いことに、自分ではおみくじを引かず、性別と数え年を伝え神主さんにくじを引いてもらいます!神主さんは祝詞を唱えながら引いてくれるので何だかよい結果がでそうです(笑)。

祈祷おみくじ

私も中社で祈祷(きとう)おみくじを引いてもらいました!1回300円です。

くじには「吉」「大吉」などと記載があり、それに加え日本書紀や古事記がテーマの和歌が添えられています。古文なので少し難しいですが、家に持ち帰りじっくりと読んでみてはいかがでしょうか。ちなみに私のくじはいろいろと言い当てられており、ドキリとする内容でした!

案内所

お守りも奥社・中社・宝光社の三ヵ所で受けることができます。デザインも可愛く女性にも大人気でした。

8. 戸隠神社の御朱印

五社の御朱印

戸隠五社の御朱印は、宝光社・中社・奥社でもらうことができます。五社それぞれ印が異なるため、御朱印を集めている方は個々にいただきましょう!各社の御朱印の授与場所は上記の写真のとおりですが、火之御子社の御朱印は中社、または宝光社でしかもらえませんのでご注意ください。

御朱印は参拝の印としていただけるものなので、必ず参拝後に授与所に立ち寄ってくださいね。また五社のご朱印をすべて受けられた方は「五社参拝記念しおり」がいただけます!

9. 戸隠神社の基本情報

  • 住所:長野県長野市 長野市戸隠3506(※中社の所在地です。)
  • 各社窓口の受付時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
    ※冬季は受付時間・受付窓口が異なります
  • 電車でのアクセス:長野駅で下車後、長野駅7番乗り場(アルピコ交通バス長野駅前総合案内所前)から「ループ橋経由戸隠高原行き」に乗り、各駅(宝光社宮前下車、中社宮前下車、奥社下車)で下車
  • 車でのアクセス:上信越自動車道・長野ICより約60分、上信越自動車道・信濃町IC約30分
  • 駐車場
    奥社:参道入口付に約200台分
    中社:約100台分
    火之御子社:鳥居前に3台分
  • 公式サイト:https://www.togakushi-jinja.jp/

【長野一口メモ】

長野には戸隠神社以外にも、戸隠神社から近い松本や上高地など、さまざまな観光スポットがあります。下記でその観光スポットを効率よくまわれる格安ツアーからちょっとリッチなツアーまで、たくさんのツアーを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。ひとりや恋人、友人、家族だけで旅行を楽しみたい方はお得かつ手続きがとっても楽なフリープランもおすすめです。

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