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ニューヨークの夏はイベントが盛りだくさんなのでスケジュールに合わせて参加してみよう!
5月末のメモリアルデーに始まり、9月初めのレイバーデーまで続くニューヨークの夏。夏が本格化する7月と8月には、各地でたくさんのイベントが催され、ニューヨーカーだけでなく、世界中から訪れた人々で賑わいます。毎日、どこかで必ずといってよいほどイベントがあるので、滞在中のスケジュールにあったイベントを見つけて、参加してみませんか?
目次
ブライアントパーク
40丁目と42丁目、5番街と6番街に囲まれた都会のオアシス、ブライアントパークでは、5月半ばから9月初めまでの間、劇やオペラ、コンサート、ダンス、映画、ヨガ、フィットネスクラス、ゲームなど、様々な無料のイベントが催されています。中でもこれからのお薦めは、8月23日と24日の午後6時から10時まで行われる第4回エマージング・ミュージック・フェスティバル。インディーロックやソウル、パンクなどの新進気鋭のバンドが出演します。また、26日午後6時から7時までは、オペラ「カルメン」のハイライト、8月30日と31日、9月1、5、6、7日午後7時から9時までは、ドリリング・カンパニーによるシェイクスピアの「オセロ」が上演されます。
>エマージング・ミュージック・フェスティバルの上演スケジュールの詳細はこちら
セントラルパークのサマーステージ
<© NYC & Company>
6月1日から9月24日までの長期にわたり、コニーアイランドやイーストリバーパークなど、市内5区の色々な公園で、ほとんど毎日のように、コンサートやオペラ、ダンスパーティーなど、サマーステージの無料イベントが開催されます。でも、なんといってもサマーステージのメインの会場といえば、セントラルパークの東側にあるラムジー・プレイフィールド。今年の目玉は、日本デビューを果たしたオーストラリアの神童タッシュ・サルタナやフィッシュボーン、パーケイ・コーツなど。老朽化が目立っていたラムジー・フィールドも、ようやくリニューアルされ、新しいサウンドシステムや照明を導入し、生まれ変わりました。ほとんどのイベントは無料ですが、中にはチケット購入が必要な慈善コンサートなどもあるので、出かける前にチェックを忘れずに。5番街の69丁目入口からパークに入ると便利です。
ハーレムウィーク
<© NYC & Company>
7月から8月にかけて、屋内・屋外コンサート、オートショー、フィルムフェスティバルなど、100以上のイベントが開催されます。第45回目となる今年の開催期間は、7月28日から8月24日まで。
初日の7月28日は、午後12時から8時まで、USグラント・ナショナルパーク(W 122nd St & Riverside Dr.)で、ラテン、R&B、ジャズなどのコンサートや、食べ物や飲み物、アートなどの屋台が出店するお祭りが開催されます。
ハーレムウィークのメインイベントともいえる8月18日のハーレムデーは、午前10時から午後7時まで、西135丁目の5アベニューからSt. Nicholas Ave.を歩行者天国にして、数々のお店が並ぶ大規模なストリートフェアが開催されます。サルサ、ラテン、ヒップホップなどのコンサートの他、オートショーもあって1日中楽しめます。
第20回ブルースBBQフェスティバル
ダイナソー・バーベキューやマイティ―・クインズ・バーベキューなど、ニューヨークを代表する地元のBBQ店が出店。コンサートとBBQを楽しむイベントです。今年は、カール・デンソンズやハーレム・ゴスペル聖歌隊などが出演。8月24日の午後2時から9時まで、マンハッタンの59丁目の西の端、ハドソン川のピア97で開催されます。飲食は当然有料ですが、入場は無料。雨天決行です。
ブラジリアンデー
人種のるつぼであるニューヨークでは、プエルトリコ人のパレードやアイルランド人のセントパトリックスデー、イタリア系のサン・ジェナーロなど、年中、色々な国のお祭りが開催されます。ことしは9月1日の開催となるブラジリアンデーは、マンハッタンの46丁目と6番街のリトル・ブラジルに、黄色と緑のブラジルカラーのシャツを着たブラジル人が集まる、とっても賑やかなお祭りです。コンサートには、有名なブラジル人歌手も出演し、みんな一緒に歌って踊って盛り上がります。是非、屋台でブラジルカラーのシャツやタンクトップを買って、着替えて参加しましょう。楽しめること間違いなし。パレードもあります。
レストランウィーク
7月22日から8月16日までは、一流店を含むレストランのコース料理が普段よりリーズナブルな低料金で食べられる、レストランウィークが開催されます。レストランウィークの開催は、毎年、夏と冬の2回。ランチは2皿コースで26ドル、ディナーは3皿コースが42ドル。お店によってはランチのみ、ディナーのみ参加のところもあるので、確認してから行くように。人気店はすぐにいっぱいになってしまうので、予約推奨です。
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ナツコ・H
- 世界で活躍するジャズ奏者の夫のマネージメント、CD収録曲の作曲を手がける。NYの日系新聞でニュース記事執筆中。法律翻訳家。93年よりNY在住。