たびこふれ

南スペインにある英国人×日本人夫婦が営むステキな田舎家風B&B

記事投稿日:2019/07/26最終更新日:2019/07/31

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<※写真提供:Sarah Stephens https://www.sarahstephens.photography/

コルドバ郊外にあるスブベティカ山地周辺は世界でも有数のオリーブの生産地。オリーブの木で覆われた山々が連なります。じつはその一角に本当は内緒にしておきたい、とっておきのB&B(ベッド&ブレックファスト)があるのです。今回は、イギリス人の旦那様と日本人の奥様が切り盛りするB&B Finca las Encinasをご紹介します。

目次

ロンドンの金融街からコルドバ郊外の片田舎に

シェフとして活躍していたCliveと、イギリスの大学を卒業しロンドンのシティで投資銀行家としてバリバリのキャリアを積んでいたMaki夫妻は、ある時からステータスはあっても忙しくストレスフルな自分たちの生活はこれでいいのか?と疑問を持ち始めます。そこで南イングランドに移住した後、Makiが好きだったスペインでB&Bを開くことを決心。スブベティカ山地の南にあるイスナハル郊外に古い農家の家を買い、何年もかけてリフォームし、2004年にオープンしたのがB&B Finca Las Encinasです。

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センスを感じる田舎家にテンションUP

私はとあるご縁でMakiと知り合い、B&Bを訪ねる機会に恵まれました。途中の山道から見えるのはオリーブ畑だけ。どんなところなんだろうという期待が高まります。着くとそこは、MakiとClive夫妻のセンスが光るステキな田舎家!! アンダルシアらしい白塗りのこじんまりした家、オリーブで覆われた山を望むプールやテラス(いつか絶対にここで朝食を食べる!と決めています)、ハンモックのある庭。隠れ家にやってきたようでテンションが上がること間違いありません。

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<※写真提供:Sarah Stephens https://www.sarahstephens.photography/

客室は全部で4部屋。林に向いた小さなテラスがあるツインルームと2階のダブルルームとツインルーム、そして別館にはテラス付きのスイートルームがあります。どの部屋も専用バスルーム付き(バスタブはスイートのみ)。それぞれ違ったインテリアですが、やはりセンスのいい田舎風に仕上がっています。

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<2階にあるツインルーム>

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<ちょっとしたスペースにもセンスがキラリ>

B&Bの売りはおいしいお料理

ここがよそと一線を画すのは、なんといってもシェフ一筋のCliveがつくるおいしい料理です。私は日帰りでの訪問だったので、この日は特別に昼食を用意してくれました。なぜ特別かというと、宿泊は朝食込みで夕食も別料金でサーブ可能ですが、基本的にお昼は外で食べてほしいそうなのです。それは、ゲストが落とすお金を自分達の懐だけに入れたくないという心遣いから。そんな風にまわりに配慮ができるMakiは、この地域では有名人。日本人アーティストを呼んでイベントを企画したり、ゲストをオリーブオイル生産者のもとに連れて行ったりと地元の観光にも大いに貢献しているのです。少し前にはスペインの人気TV番組の取材も受けました。

さてさて、どんなものをいただいたかご覧ください。

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<自家製のオリーブ漬けにアペリティブのカナッペ>

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<新鮮なサラダ>

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<オレンジ風味のウズラ料理>

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<シナモン香るサフランライス>

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<オリーブオイルを使ったケーキ>

どれも本当においしく、もっともっとCliveの料理を食べたい!!と思いました。嬉しいことにリクエストがあれば滞在中にお料理教室も開催してくれるそうです。詳しくはHPをご覧くださいね。

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敷地内にはオリーブやレモン、びわなどの木もあり、そこで獲れたものはもちろんB&Bの食卓にも登場します。

近場の観光地とアクセス

B&Bから車で15分ほど南に行くと、アンダルシア最大の貯水池に面した丘にあるのがイスナハルです。人口4,500人程度で、南スペインらしい白壁の家々に鉢植えの花が飾られたとてもかわいらしい小さな町。お城もありますので、昼食を食べのんびりと散策するにはもってこいです。また30分ほどで、以前ここでご紹介したプリエゴ・デ・コルドバの町に行くこともできます。

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<遠くから見たイスナハルの町>

※写真提供:イスナハル観光局
ウェブサイト:http://turismodelasubbetica.es/iznajar/

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<イスナハルは鉢植えの花を飾る白壁の家が並ぶ小さな町>

※写真提供:イスナハル観光局
ウェブサイト:http://turismodelasubbetica.es/iznajar/

お察しの通り、車がないと不便です。コルドバ、マラガ、グラナダともに1時間ちょっとの距離なのでレンタカーがあればベスト。そうでなければイスナハルの町までは、コルドバからカレラ社(Carrera)のバスが出ています。コルドバは、マドリードからはスペイン版新幹線AVEで1時間40~50分。コルドバ駅にはレンタカーオフィスがあります。

アットホームな雰囲気で楽しむつかの間の田舎ライフを

ロンドンでの華々しいキャリアを捨て、大好きなスペインの田舎で天職を得たMakiはとても活き活きと輝いて見えました。小さなB&Bなので、滞在中はいろいろ会話も弾むことでしょう。ほかのゲストとの温かい交流もあるかも。ここに来ると、まるで知り合いの家に泊まりに来たような、そんな感覚を覚えるに違いありません。日本語が通じることも嬉しいですね。南スペインのオリーブに囲まれた山の中で、つかの間の田舎ライフを楽しんでみませんか?

Finca las Encinas

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この記事を書いた人
田川敬子
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記事投稿日:2019/07/26最終更新日:2019/07/31

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