魅力いっぱいの「ブルックリン・ブリッジ」を100倍楽しむ方法

ブルックリン・ブリッジとは、マンハッタンとブルックリンを結ぶ橋のことで、1883年に完成しました。そのゴシック調の美しい橋は、ウディ・アレンの映画「アニー・ホール」やニューヨークを舞台にした大人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」でも見かけたことがあるでしょう。昼間は太陽に照らされオレンジ色に光り輝き、夜はライトアップされ幻想的な雰囲気抜群のこの橋。そんな魅力あるブルックリン・ブリッジを100倍楽しむ方法をお教えします。

目次

ブルックリン・ブリッジの歴史と構造

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無数のワイヤーを使った造りが素晴らしい

14年の歳月をかけて完成されたこの橋。開通初日には15万人もの人がこの橋を渡ったというから驚きです。アメリカで最も古い吊り橋の一つで、鉄鋼のワイヤーを使った吊り橋としては世界初。実は工事中に亡くなった人が多いことでも有名だそうです。

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<イエローキャブも行き交う>

ブルックリン・ブリッジは上下2段から構成されています。下段は車両専用、上段は歩行者と自転車。歩行者専用のウッドデッキをゆっくり歩いても30分ほどで反対岸に行けるので、心地良い潮風を感じながらのお散歩にぴったりです。

橋はどちら側から渡る方がいい?

マンハッタン側から渡る方法ももちろんあるのですが、お勧めしたいのはブルックリンからスタートする方法。何故ならブルックリン側を背にして歩くと、マンハッタンの摩天楼が目の前に迫ってくるような迫力を感じられるからです。地下鉄A/C線で「High St」で降車し徒歩約3分。「キャッドマン・プラザ・イースト」沿いの高架下に橋の入り口となる階段があります。

絶好の撮影スポット

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<橋の上から見たエンパイア・ステートビルディング>

橋の上からはマンハッタンの観光名所がよく見え、撮影スポットがたくさん!ブルックリン側から渡り始めると、橋の下には回転木馬が目印のダンボ地区が見えます。そして右を向くとマンハッタン・ブリッジ、ウィリアムズバーグ・ブリッジ、クイーンズ・ボロー・ブリッジと橋の多さに圧倒。橋の中央まで来ると左手に自由の女神が、右手にはエンパイア・ステート・ビルディングが見えてきます。橋を4分の3を渡った頃、今度はウォール街のビル群が眼下に広がり迫力満点。右を向いても左を向いても撮影スポットが沢山。橋の外観はもちろんのこと、橋の上からの景色もインスタ映えすること間違いなしです。

ラブ・ロックってなに?

イタリア映画に由来するラブ・ロック。永遠の愛を誓う風習として、世界中からのカップルがブルックリン・ブリッジに遺していった鍵のことを示します。なんてロマンチックなんでしょうと思いそうですが、実は橋に鍵を掛けるという行為は罰金がかかってしまいますのでご注意を。

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<$100の罰金のサイン>

あまりにも増え過ぎたラブ・ロック。ニューヨーク市が数年前に橋の上の鍵前を撤去したにも関わらず、鍵をかけるカップルは後を絶たないそう。通行する自転車の安全確保の為、そしてインフラ整備の一環として現在では罰金がかかるようになりました。

移民街、チャイナタウンとリトルイタリーを散策

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無事にマンハッタン側へ渡った後は、チャイナタウンやリトルイタリーへ足を延ばしてみませんか?マンハッタンを少し北上すると、徒歩15分ほどでチャイナタウンへ到着。美味しい飲茶レストランやお茶カフェ、昔ながらの商店が並びます。そこから道を挟んで反対側は、リトルイタリー。

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<リトルイタリー>

チャイナタウンと比べると随分観光地化されてしまったリトルイタリーですが、歴史ある老舗のお店もまだ残っていたりします。季節のいい時期には歩道にテーブルが並び、活気に満ち、歩き疲れた体をカフェで休めるのもいいですね。イタリアの名物スイーツ・カノーリは、リコッタチーズの甘さが日本人にも食べやすいのでおすすめです。

まとめ

いかかでしたか?観光客にも地元の人にも人気のブルックリン・ブリッジは、比較的空いている朝一番の散策をおすすめします。橋を走る自転車に気をつけ、楽しくお散歩して下さいね。

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トワンブリー

初めてニューヨークを訪れてから今年で18年。エネルギーに満ちていて、そして混沌としているこの街が今でも大好きです。現地から旬の情報をお届けしたいと思います。

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