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ドイツを楽しもう!Vol.1〜民間マーケットへ行ってみよう〜
ドイツと言えばフリューリングフェストとオクトーバーフェスト、クリスマスマーケットなどが有名ですが、民間マーケット、いわゆる"市場"は基本的にはドイツの何処の地域でも年中、毎週のように開催されています。地域によって場所・時間・規模など違いますが、土日祝日の朝から昼過ぎにかけて開催されていることが多いです。
ですから、なんらかの理由があって「今回大きなイベント時期には行けないの...」という方も、落胆しないでくださいね☆
マーケットでは大きなイベントでは見られないようなローカルならではの魅力、すなわちドイツ特有の"良い素材そのもの"や、それを活かしたものを扱っています。そして混み過ぎずゆったりと見て回れるはずなので、ドイツという国の豊かさに思う存分浸かれる旅中の休息のような時間にさえなるかもしれません。
また個人的にも、何度行っても楽しめていますので、とってもオススメできます。
今回ご紹介するのは少し大きめの民間マーケット。Facebookなどで地域のイベントを調べると出てくることもあるので、渡航前にぜひ一度調べてみてください。調べても出てこない場合は行く先々の地域の方に直接尋ねてみると良いでしょう。
※ドイツではエコのためショッピングバッグは有料なので、大きめのバッグを持参してお買い物に行かれることをオススメします☆
目次
民間マーケットで買えるもの〜食べ物編〜
市場で買えるものの主はなんといっても食べ物ですが、ドイツのマーケットには一体どのようなものが並んでいるのでしょうか。
まずはドイツと言えば、お肉!ウインナーやサラミの種類が豊富で、試食しながら「美味しい!」が止まらない。ドイツビールやワインと一緒にいかがですか?(アルコールものは朝昼のマーケットではあまり売られていませんが、専門店は勿論、スーパーマーケットでは良質のものでも非常にお値打ちな価格帯で売られています。)
続いてはパン。ベーカリーで買うのも良いですが、マーケットならではのディスプレイがユニークですね。
そして、意外かもしれませんが、チーズも沢山売っています。そしてお値打ちです。日本では100グラム1,000円~2,000円ほどするチーズが300円~500円ほどで買えたりもします。その場で欲しい分だけカットしてくれますよ♫
ドイツのケーキは日本に比べ生地がパンに近いような感じがします。そして味もナチュラルテイストなものが多く、大きなものでもペロッといけたりします。
ドイツには移民が多いので、大きなマーケットに行くとドイツ人だけではなくあらゆる国の方達がお店を出しており、こちらはインド人経営のスパイス屋さん。乾燥物は日持ちするのでお土産にも重宝します。
スパニッシュタパスを楽しめるお惣菜屋さん。
秋にはこのようにオシャレな天然かぼちゃがズラーッと売られていました。春にはアスパラ・いちご・ブルーベリーなど。日本と同じものでも品種や味の違いを感じられるのがたのしいで
他にも地元で採れた新鮮なお野菜・果物たち。
ジャム屋さん。"BIO"が「オーガニックだよ~」の目印。
目の前にあるのはイートインスペースなのですが、この日の目玉だったのは・・・
こちらのパンプキンスープ、秋の採れたてかぼちゃで美味しく大地の恵みを感じ入り・・・染みました。
大きなグリルはドイツの風物詩。ウインナーやステーキが大胆に焼かれています。
民間マーケットで買えるもの~そのほか編~
ドイツにもガーデニング好きな人が多く、お花や木の苗が売られていることもしばしば。
ぬくもりある工芸品。カカシでしょうか?
こちらはご覧の通りお掃除道具。ローカル感満載ですね。
こちらは野生の鳥たちのために餌を置いて彼らが来るのを待つ家で、庭に設置してあるのをよく見かけます。「ドイツの人々は結構な都心でも当たり前に自然と共存してる(環境も整ってる)なぁ。豊かだなぁ。」と、ドイツに住んでいて一番魅力的に思うことはそういうことです。
ドイツの民間マーケット、行ってみたくなりましたか?
今回ご紹介したのはザッと主要部分。実際にはもっともっとバラエティに富んだ景色が見られるはずです。
マーケットを歩いていると、お店の方やお客さんとしていらした地元の方が「何処の国からきたの?」「これ、こんな風に食べるともっとおいしいのよ。」などと話しかけてくれたり、この前はイートインコーナーで隣になった老夫婦のおばあちゃんの方がマーケット内で買ったチョコレートをお裾分けしてくれたりと、ほっこりするような出逢いに遭遇することも少なくありません。
真面目で寡黙なイメージがよく謳われているドイツ人ですが、フレンドリーな人々も多いのです。
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ゆりの
- ヨーロッパを中心にイラストレーターや俳優などマルチに活動中。