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ドイツを訪れる最適な時期はいつ?

海外旅行は訪れる時期によって、その印象が大きく変わります。暑さや寒さなど気温によって快適に過ごせるかが変わってくるでしょう。また多くの観光客でごった返す観光地では、落ち着いて観光を楽しめないかもしれません。こうしたことを考えると、ドイツに旅行するお勧めの時期があります。それは5月と6月です。
その理由について、今回は5つのポイントから、ドイツの5月と6月の魅力を紹介します。せっかくドイツに旅行するのであれば、旅行を楽しめる時期に訪れてみましょう。
目次
5月や6月は日照時間が長い
ドイツはヨーロッパの北部に位置していますが、そのため夏は日照時間が長く、冬にはとても短くなります。例えば、ドイツ北部のベルリンでは、6月の夏至の頃には朝5時前に日が昇り、夜は9時半過ぎに日が沈むことになります。5月でも、朝5時過ぎに日が昇り、夜は8時半頃に日が沈みます。日が沈んでしまうと、旅行先ではできることが限られてしまいますが、日没が遅ければ、存分に観光を楽しむことができます。そのため旅行先で活動的に動きたい人には、日照時間の長い季節がお勧めなのです。
5月や6月は気候が快適
ドイツでは日本の様に梅雨の季節が無いため湿度もなく、春から夏にかけて快適に過ごすことができます。ベルリンでは、一番平均気温が高い7月であっても、その温度は約20度ほど。ですが、7月や8月では30度を越える日も少なくありません。一方、5月や6月に30度を越えることは稀であるため、暑さに悩まされることはないでしょう。ただし、時には気温がぐっと下がることもあります。ですので、念のため軽く羽織れるような服を持っていって観光を楽しみましょう。
5月や6月は緑を楽しめる
5月は新緑の季節で特に自然が美しくなる時期です。4月の中頃から緑が芽吹き始め、5月には明るい緑に街は覆われるでしょう。また多くの花も咲き、風景を美しく彩ります。もちろん、7月や8月の夏も緑を楽しむことができますが、新緑の季節ほど美しくはないかもしれません。ただし5月6月の美しい自然にも問題はあります。それは新緑の時期に花粉が飛ぶこと。人によっては花粉のアレルギーに悩まされるかもしれないので、花粉に悩まされる人はドイツの薬局で花粉症の薬を手に入れると良いでしょう。
5月や6月は観光客がそれほど多くない
7月、8月となると、夏休みをとって訪れる観光客が増えて、観光地はごった返します。人気のある観光地ではその影響から、人が多すぎて観光を楽しめなくなるかもしれません。もちろん、観光客が多ければ、ホテルを予約することも簡単でないなど、他のことにも影響が現れるでしょう。ですが5月6月であれば、観光客は決して多くないため、観光を楽しむことができます。
5月や6月は屋外で開催されるイベントが充実
日照時間が長く、気候も良いため、こうした季節を活かしたイベントが多く開催されます。例えば、町の中心にある広場などではお祭りなど開かれます。またベルリンフィルが屋外の会場でコンサートを開催するように、屋外でのコンサートも多く開催されるため、音楽も屋外で楽しむことができるでしょう。それだけでなく、夜であっても明るく快適であるため、夜間に開かれるイベントもあります。こうしたイベントを訪れれば、きっと旅行の楽しい思い出になるでしょう。
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K.Hayashi
- 大学卒業後に渡独。フリーランスライターとしてドイツの文化について多くの記事を執筆中。