2019年ゆる旅するなら伊豆大島!『本』×『カフェ』×『泊まる』で話題沸騰中の【BookTeaBed IZUOSHIMA】を完全リポート

本日は、2018年5月にOPENしたお宿「BookTeaBed IZUOSHIMA」をご紹介します。近年は「泊まれる本屋」や「泊まれる美術館」など、様々なコンセプトホテルが話題になっています。BookTeaBedは「本に囲まれて眠る体験」をコンセプトに、麻布十番や銀座、新宿御苑など都内を中心に展開を広げる宿泊施設。そんな話題沸騰中のBookTeaBedが初進出した離島は、東京に最も近いリゾートと呼び声高い【伊豆大島】です。

離島には民宿やリゾートホテルなどは多くありますが、意外と発達していないのが「泊まれる○○」といったコンセプトホテル!それもそのはず、コンセプトホテルの特徴は「そのホテル内で充実した時間が過ごせるように設計されている」ため、観光スポットの多くある離島でずっとホテルに留まる方は少ないのです。ただ近年は、ジオパークならではの独自の自然や東京からの近さが注目を集め、伊豆大島に行ったことのある方は急増中。「何度も伊豆大島に行ったことがある」「伊豆大島の観光地はほとんど巡った」そんな方々にぜひ体験して頂きたいのが【伊豆大島での読書タイム】。

今回は、2019年3月に筆者が訪問した際の記録とともに「BookTeaBed IZUOSHIMA」のおすすめポイントをまとめました。伊豆大島ならではの空気と時間を感じて頂けるきっかけになれたら幸いです。

目次

本に囲まれて贅沢な島時間

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大きな宿のガラス扉を開くと、印象的な本棚に小説・写真集・絵本・ガイドブック・漫画など、マニアックな本からベストセラーまでがずらり。知らない分野の本や読みたかったあの本を読み始めたら、あっという間に時間が過ぎてしまうかもしれません。

1階エントランスは共有スペースになっており、いくつかのソファ席とカウンター席、テラスにもテーブル席・カウンター席があります。部屋数が多くないことから、宿泊者数で共有スペースが人でいっぱいになることはありません。同階のカフェで買ったコーヒー片手に、ひらけた共有スペースで本を読むのもおすすめです。

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最大の特徴は2階の【宿泊する部屋まで本を持ち込んでいい】ということ!清潔で心地のいいベッドに横になって、好きな本を好きなだけ読む。誰も知らない土地で港を横目に過ごす時間は、まさに都会では味わえない贅沢な島時間。

※お部屋のタイプによっては1階の場合もあります。また、港側でないお部屋もあるので希望がある場合はお宿の方に相談してください。

手ぶら宿泊できちゃう、充実したアメニティ

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宿泊する部屋の扉を開けると、シンプルなベッドと港の景色をうつす窓、ふわっとする心地のいい香りに迎えられ、それまでの旅疲れはどこかに行ってしまうような素敵な空間が広がります。

各ベッドルームにはハンガーやセキュリティロッカー、ブックライト、ドライヤーなどが完備されています。また、手ぶら旅がしたい方には嬉しいバスタオル・ハンドタオル・歯ブラシがサービスでついてくる他、シャワールームにはシャンプー・リンス・ボディーソープが備え付けてあります。

島旅ビギナーさんから「離島はなんだか遠くて色々な準備が必要そう...」とよく耳にしますが、BookTeaBedなら自分の着替えを持ってくるだけでOK。これだけアメニティがばっちりだと島旅ビギナーさんにも、リフレッシュ島旅希望者さんにも優しい~。

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ちなみにお部屋のタイプは6種類で、筆者は友人と「TWIN STYLE」に宿泊しました。2人で泊まるのには十分な広さで、小さなトランクであれば2人一緒に広げることもできるほどでした。どのお部屋も数が少ないため、夏の繁忙期シーズンや特別な希望がある際には早めにお宿に問い合わせるのがおすすめです。

  • ファミリー向け「FAMILY STYLE」
    ...セミダブルベッド2台 + ソファーベッド、22,000円〜/1泊1部屋あたり
  • 少人数旅行向け「SEMI DOUBLE STYLE」
    ...セミダブルベッド2台、10,000円〜/1泊1部屋あたり
  • 少人数旅行向け「DOUBLE STYLE」
    ...ダブルベッド1台、12,000円〜/1泊1部屋あたり
  • 少人数旅行向け「TWIN STYLE」
    ...シングルベッド2台、12,500円〜/1泊1部屋あたり
  • ひとり旅向け「SINGLE STYLE」
    ...シングルベッド1台、5,000円〜/1泊1部屋あたり
  • コスパ最強「DORMITORY STYLE」
    ...全6室、4,000円〜/1泊1部屋あたり

※価格は全室税込み
※土日祝前日またはシーズン中などは変動あり

シンプル、だから美味しいカフェメニュー

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カフェメニューは朝ごはん用の軽食から、午後のティーメニュー、夜ご飯にピッタリな丼ものと充実しているため、本気で丸一日をこのBookTeaBedで過ごすことができます。メニューについては、HPに載っていた写真と筆者が訪れた2019年3月とでは変わっていたため、季節によってメニューが変わっているのかもしれません。

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カフェ営業は朝7時~23時(2019年3月当時)。

筆者は夜にアサイースムージー、朝にはモーニングセット(ハムチーズホットサンド+ドリンク)をいただきました。その場で作ってくれるため作りたてを食べることができ、シンプルながらおいしかったです。食事やドリンクのサイズについては、朝ごはんをみると全体的に少なめ&小さめのサイズかもしれません。

宿泊者は希望すればBBQセットを借りることもできます。波の音をバックに島のスーパーで仕入れた食材でBBQなんていう最高の島飯体験もおすすめです。

徒歩3分!港からすぐの好立地

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BookTeaBedは島の玄関口である元町港より徒歩約3分。コンセプトホテルとしては好立地すぎるのもBookTeaBedの特徴です!

元町港近辺には観光協会やお土産屋さん、居酒屋、商店など島の中心ともいうべきお店が集まっています。賑やかな港を向けて坂を少し上った右側に現れるグレーのずっしりとした建物がBookTeaBedです。自動車がなくても楽しめるのは、港からほど近いBookTeaBedならでは。運が良ければ、お部屋から綺麗な夕日や星空を窓から見ることができます。

また、駐車場は3台前後が入れるほどの広さのためレンタカーでの訪問の際は、お宿の方に一報入れておくとスムーズに車を停めることができます。

BookTeaBed IZUOSHIMA

最後に

離島では最先端ともいうべきコンセプトホテル「BookTeaBedin伊豆大島」はいかがでしたでしょうか。都心から離れてリフレッシュ旅がしたい、仲良しのお友だちとゆる旅がしたい、伊豆大島には行き飽きてしまった、そんな方に『本』×『カフェ』×『泊まる』 にこだわったBookTeaBedをおすすめさせていただきました。

次回の旅行は、島時間に身をゆだねて本を読むだけの一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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Islander なんばなう

東京都在住の20代女性です。大学は観光学を専攻しました。世界遺産巡りが好きだった母にくっついて、幼い頃から世界中を旅してきました。その反動からか大学時代にコスパよく楽しむ島旅・日帰り1人島旅・贅沢な古民家ハウスへ宿泊する島旅など国内の島旅にハマりました。

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