台湾では人気者!「緑豆」を使った人気スイーツ3選+1

台湾では、スイーツの主役としておなじみの緑豆。いろいろな姿に変身した緑豆スイーツは、和菓子を食べた時のような、ほっこりとした気分をもたらしてくれます。台湾に来たからには、ぜひとも胃袋に収めておきたい緑豆スイーツをご紹介します。

目次

おいしいだけじゃない!美容効果も期待できる緑豆パワー

日本では、緑豆をスイーツで楽しむなんてちょっと意外に感じられるかもしれませんが、台湾では日本のアズキと同じくらいポピュラーな存在です。伝統菓子やかき氷のトッピングに用いられたり、昔から台湾スイーツにはなくてはならない食材なのです。
モヤシの種や春雨の原料としても知られる緑豆は、豆の皮の部分に薬効があり、生薬としても用いられています。豆なので、身体にいい栄養素がギュッと詰まっているのはもちろんのこと、新陳代謝を高めたり、老廃物を排出する効果も期待されるありがたい食材です。それをスイーツでおいしく食べられるなんて、特に女性にとっては夢のようなお話ですね。

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思わずほっこり!緑豆スイーツ3選

1. 緑豆湯(リュードウタン)

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「湯」とはスープのことで、緑豆湯とは緑豆を甘く煮込んだ、言わばひんやりしたお汁粉のようなもの。お汁粉よりもサラッとしていて、はと麦の入りや「粉角」という透き通った四角いタピオカ食感のものと一緒にいただく場合もあります。緑豆湯には、身体の熱を冷ましたり、夏バテ予防の効果もあると言われているので、特に夏の暑い時期に食べるのがおすすめです。専門店や、屋台などで食べられる緑豆湯ですが、緑豆があれば自宅でも簡単に作ることができます。これなら、日本にいながら台湾スイーツが楽しめますね。

【簡単な作り方】

  • 緑豆を洗い、緑豆の8倍の水に約1時間ほど浸しておく。
  • 火にかけ、沸騰したら弱火にし、アクをとりながら30分ほど煮る。
  • 砂糖(黒糖でも紅糖でもOK)適量入れ、10分ほど煮る。
  • 粗熱をとり、冷蔵庫で冷やしたら完成!

2. 緑豆糕(リュードウガオ)

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緑豆糕は、和菓子の「落雁」のような味と見ためのお菓子で、緑豆粉をベースに砂糖やラードなどを混ぜ、型にいれて押し固めたお菓子です。中華菓子を取り扱うお店や、市場などで購入することができ、味や大きさ、紋様などはお店によって様々。まるで芸術作品のような緑豆糕。口に入れると、ほろりと崩れ、お茶請けにぴったりなお菓子です。

3. 緑豆椪(リュードウポン)

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台湾では、毎年中秋節に月餅を食べる風習がありますが、緑豆椪も月餅の一種で「台式月餅」と呼ばれることもあります。椪(ポン)という発音は、台湾語で膨らむ様子を表し、そのぷっくりとした見ためが、名前の由来になっているそうです。層になった真っ白の生地の中には、これまた真っ白の餡。口に入れると、ひんやりとした口どけが楽しめます。伝統菓子の専門店のほか、中華系のパン屋さんにも並んでいることがあり、刻印や味もお店によって個性が出ます。台湾土産としても喜ばれそうですね。

番外編:緑豆沙牛奶

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緑豆のおいしさをドリンクで楽しむのも台湾流。「緑豆沙」とは、緑豆からつくられる餡のこと。それにミルクを混ぜた「緑豆沙牛奶(リュードウニョウナイ)」もおすすめです。
こちらは、台南で人気の「双生」というドリンクスタンド。ほとんどのお客さんが注文する「緑豆沙牛奶」は、スムージーのようにひんやりとした、それでいてなめらかな緑豆餡と牛乳が、絶妙にマッチした一品です。濃厚なのにすっきりとした甘さで、いつもお客さんでいっぱいなのも納得です。

双生綠豆沙牛奶

  • 住所:台南市中西區民族路二段281號
  • 電話:(06)221-0901
  • 時間:11:00~18:00、月・火曜休み、その他不定休あり

最後に

「緑豆沙牛奶」は、伝統的なかき氷店のメニューに並んでいる場合もありますよ。日本ではあまり見かけることの少ない緑豆スイーツ。見つけたらぜひトライしてみてくださいね。

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ロータス

ニーハオ!!2007年より台湾在住! 台湾の老街(ラオジエ)での雑貨散策とB級グルメ食べ歩きが得意。 南国のんびり暮らしのブログを発信中。

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