【大阪】COOL JAPAN PARK OSAKAのオープニング公演「KEREN」は世界最高峰のステージエンタテインメントショー

目次

最初に...「大阪にすごいもんができたで!」

オープンしたのは2019年2月23日

  • 場所は大阪城公園内
  • 劇場の名は「COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール」
  • オープニング公演は『KEREN(ケレン)』

COOL JAPAN PARK OSAKAとは?

劇場型文化集客施設の総称。2019年2月23日、大阪城公園内にWWホール、TTホール、SSホールの3施設が開業しました。これらの施設は、様々なジャンルのエンタテイメントの上演を可能とする最新鋭の設備環境を整えた大・中・少のキャパシティの異なる3つのホールとなっています。
※下記の写真で左側がWWホール、右側がTTホール(その横にSSホールがあります)となっています。

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KEREN(ケレン)とは

COOL JAPAN PARL OSAKA WWホールのオープニング公演として2019年2月25日よりスタートしました。日本独自の芸能やアニメ、忍者、サムライ、フジヤマ、妖怪、日本の四季、巨大マグロなどのNIPPONの世界観をテーマにした関西初のオリジナルレビューです。舞台は京都・大坂・神戸・奈良といった近畿地方各地を行き来し、時代は昭和元禄や平成を入り乱れながら、古今のNIPPONの情景をエンタテイメントを通じて絵巻物のように表現していきます。
ダンス、殺陣、歌舞伎、ミュージカル、日本舞踊、屋台崩しなどが混然一体となったステージが、鍛え抜かれたパフォーマンスと研ぎ澄まされた音楽、日本伝統のアナログ舞台装置、世界最先端のマルチメディアで豪華絢爛に装飾されて、ただただ一気に展開されていきます。

公演時間は約70分(休憩なし)。

なお、KEREN(ケレン)...けれん(外連)とは、歌舞伎の世界で奇抜な演出を指す言葉です。

プロデュースはよしもとクリエイティブ・エージェンシーです。

COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールはこんなホール

客席は1,138席+車いす6席。中規模なホールです。ミュージカル、コンサート、演劇、ダンスなど様々なジャンルのエンタテインメントの上演が可能となっています。全国初となる施設空間を最大限に活用したプロジェクションマッピングによる映像演出ができるなど、世界に通ずるステージコンテンツの創出を可能とした環境を整備しています。

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COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールに入ってみましょう!

入口から入って驚くこと。それは正面に大パネルの映像が映し出されていること。立って見ていると大阪を一望しているような感覚になります。

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インフォメーションボードにはKERENのポスターが演出されています。

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入口奥には写真スポットが...。これは終演後に!

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COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールの特徴としては、席で飲食ができること(TTホール、SSホールでも可)。しかし...、開演すると飲食なんてしている暇がないほど舞台に釘付けになるからできません(笑)。また、大きな荷物は入口正面にコインロッカーがあります(小銭が必要)。

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入口横にはバーカウンターがあり、開演までのひとときを過ごすことができます。

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おみやげコーナーにはKERENオリジナルグッズや大阪土産、そしてよしもとグッズを購入することができます。

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子供用に補助クッションも用意されています。

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ホール内部はこうなっている!

最後方の真ん中からパノラマ撮影。中規模のホールだけに舞台と一体感を感じることができます。1階席のみの座席配置となっています。

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座席は赤を基調としたシックなタイプ。前席背面にカップホルダーが付いています。

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最後方の右端の席から舞台を見ました。斜めからでも舞台全体を見渡せるのでまったく問題ありません。

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最前列の左端から会場全体を見渡してみました。ちょうど舞台鑑賞には適した座席配置になっていると思います。

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最前列です。このKEREN公演は花道が設置されています。また、舞台を広げている関係で収容人数も1,138席ではなく、約1,000席まで抑えています。

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開場しました!

僕は3月に夜19時開演の公演を観劇しました。開場は開演の1時間前から。

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やはり人気公演だけにたくさんの人が列を作ってホール内へ入っていきます。

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席につきました!

【シーン0】会場時:美しい美術と映像による大阪の夜

●雨が本当に降っているような映像

●滴る雨、水面に揺らめくネオン

最初の場面です。大阪・ミナミ(道頓堀周辺)の歓楽街をイメージしていますね。あ、この公演は写真撮影OK(フラッシュ撮影はNG)なのです(動画はNGです)。撮影してバンバンSNSに投稿してくださいねとのこと。

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看板の文字をよ〜く見てください。大阪らしいウィットに富んだ看板になっていますね。

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スクリーンは立体的に映し出されています。最高峰の映像だというのがよくわかります。

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公演が始まりました!ネタばれになりますが、ちょっとだけお見せしますね!

左右のネオンサインがなくなり、大阪の町に雨が降り注ぎます。

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【シーン1】開演:浮世絵とデジタルアートのダイナミックな映像

●葛飾北斎、歌川広重の浮世絵が登場

●現代アート風の巨大マグロと「KEREN」タイトルの演出

最初は映像芸術が続きます。外国人へのメッセージも兼ね、やはり日本の象徴・富士山が映し出されました。

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ん?マグロ???時々、この子、出てきます(笑)。

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【シーン2】京都四条河原町:艶やかな衣装による元禄花見踊り

●日本舞踊からコンテンポラリー・ダンスへ

●音楽は三味線から春夏秋冬を歌った歌唱へ

そこから京都の町並みが映し出され、着物に身を包んだ女性が華を添えます。

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かと思ったら衣装チェンジでダンスタイムに一転!

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京都を背景に現代のダンスが繰り広げられます。

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照明も艶やかな色に変化していきます。

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男性のダンサーも交じってダンスが繰り広げられます。

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再びシックな雰囲気に戻ります。桜咲く春の大阪城。

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花火が上がる夏の大阪城。

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紅葉燃ゆる秋の大阪城。

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雪に覆われ一面銀世界の大阪城。

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【シーン3】海辺の夜祭:嵐の激しい映像×雄々しい太鼓と掛け声

●漁師たちの樽太鼓、海女の踊り、隅取りの登場

●暗闇の中で8つの光る靴がタップダンス

場面がまた一転しました。

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男性陣による和太鼓の演舞となります。

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ほら!また出てきた!

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続いてタキシードに身を包んだ男性陣によるタップダンス。

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リズムに合わせて華麗なタップダンスを披露してくれます。

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【シーン4】怪談と妖怪:映像と特殊効果がフル稼働する恐怖の世界

●忍者と狂言師の追いかけっこ

●歌舞伎の仕掛け「提灯抜け」「葛龍抜け」

●決め技「大見得」を切り「宙乗り」で客席を渡る

次はコメディタッチに。

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かと思ったら墓場の雰囲気に...。

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左後方に幽霊が飛んでいます(笑)。

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そして「うらめしやぁ~」。でもコメディタッチなので怖くありません!

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でっかいガマガエルが出てきたぁ。口からビームを放ったぁ〜!

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天井から足が落ちてきたぁ〜。傘おばけもいるし、何がなんだかわかりません(笑)。

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そしてお化けによるダンスタイム!

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背景の映像がお化けから妖怪に変わりました!

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【シーン5】剣劇 素浪人十八人斬り:世界最高峰の映像演出と殺陣のコラボ

●クロサワ映画「用心棒」のパロディの世界

●竹林の美しい映像と殺陣アクションの連動

●様式美、武術、演技を融合した立ち回り

次は決闘シーン!

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そして最後の一人。右側に「1YAKUZA」と出ました。最後の決着は!!!それは観てのお楽しみ!

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【シーン6】大阪のサラリーマン:現代アート映像が演出する平成のビジネスマン

●現代アート風なデジタル映像が演出する時代感

●水芸人の水芸とウォシュレット演出のコラボレーション

●津軽三味線をバックに剣舞とタップダンスが融合

1舞台変わって現代のサラリーマンとOLを表現。

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満員電車の車内で繰り広げられる現場を表現。

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トイレのシーンまで(笑)。誰ですか朝から吐いているのは...。

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お姫様が出てきてこんにちは!

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【シーン7】大仏殿の修行僧:僧侶のタップダンスとハリウッド映画の世界観

●荘厳な大仏像のセット

●十数人の僧侶によるタップダンスと、フレッド&ジンジャー風の男女による社交風ダンス

●きらびやかな衣装の連獅子の舞

前は剣術、後ろはタキシードを着て社交ダンス。

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かと思ったら、背景が大仏になり、お坊様が祈りを唱えます。

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お経をバックに社交ダンスが始まります。

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歌舞伎の十八番「勧進帳」。

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【シーン8】港の乱闘と恐怖の取的:アメコミテイストの世界観を表現

●不良女子高生風チームとヤクザチームのダンスバトル

●ラップを歌いヒップホップを踊るシーン

●巨漢の化物・取的が踊る優雅な「白鳥の湖」

場面が現代に変わり、コギャルとちょい悪兄さんによるダンスが始まります。

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そこへバレエダンスが入ってきます。

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これだけの大人数で踊るのだからダンスのレベルも高いですね。

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背景に漫画が取り込まれました。

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アニメチックにダンスも変化していきます。

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真ん中の黄色の方、結構、重要な場面で登場していました。

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女子高生が追われている~!

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行く先でどーん!どこかで観たことがあるコメディです(笑)。

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着ぐるみを着ていますが軽快に踊ります。

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【シーン9】剣劇-黒忍者対赤忍者:劇画タッチのアニメーションと剣劇の融合

●江戸時代に携帯用ライトとして使われた「強盗提灯」

●黒忍者対赤忍者の剣劇に反応するアニメーション

●うさぎ、鳥、猫などを手遊びで表現するやわらかな影絵

次はセクシーショー(笑)。

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あれ、灯火を持ったお坊さんが出てきた。

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男女混合で剣術となります!

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男女による決闘シーン。背景も迫力あるものに変わりました。

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決闘シーンの背景が変わりました!

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手や足を使った影絵まで。とても芸が細かかったです。

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すごいなぁ~。

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【シーン10】大仏殿の崩壊:映像×歌舞伎×殺陣×ダンスのクライマックス

●影で魅せる女性9人のセクシーなダンス

●歌舞伎の伝統的仕掛け「屋台崩し」

●映像と壮大な演出が大仏殿の崩壊に拍車をかける

セクシーショーになるのかと思いましたが...。

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どうしてこうなる(笑)。

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そして追いかけっこが始まる...。

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え~。どういうこと(笑)。

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後ろ!燃えてるよぉ~、火事だよ!

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ん?剣が光ってる。映画のワンシーンみたい!

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今度は私が相手よ!

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天井が崩れてきた!危ないよぉ~!

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空に飛び立っていった。。。行っちゃった。

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【シーン11】Finale:全要素が詰まったカオスなカーテンコール

●出演者全員でパフォーマンスを一挙披露

●映像と舞台は大阪らしい巨大パチンコ台を表現

●大量のパチンコ玉が降ってきてカオスなフィナーレ

パチンコ???はいはい球を回して!

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次は丸くなって球を回しましょう!

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そして踊りましょう!

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そしてファイナル。

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ありがとうございました!会場からも割れんばかりの拍手が!

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最後まで笑顔で踊りっぱなしですね!

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それぞれの役割の方が最後にご挨拶。

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まだやってる...。

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最後は歌舞伎役者とお姫様。

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そして空から球が降ってきた!

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楽しかった!

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終演後も

ダンサーたちが外に出てきてくれ記念写真に応じてくれます。

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ロビーは熱気でムンムンです。

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この方も(笑)!

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歌舞伎役者やお姫様も記念撮影に応じていらっしゃいました。

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お客様も満足そうですね!

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観劇後の感想

公演時間が約70分ということだったので少し短いのかなと思いましたが、場面展開が早くダンスや映像も素晴らしかったので大満足でした。いよいよ日本でも世界最高峰のステージエンタテイメントを観ることができるようになったんだなと実感しました。公演期間は今年2019年8月25日までなので、早めに観に行ってくださいね。

COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

  • 公式HP:https://keren.jp/index2.html
  • 住所:大阪府大阪市中央区大阪城3番6号
  • アクセス:大阪メトロ(地下鉄)の中央線・長堀鶴見緑地線「森ノ宮」駅から徒歩5分。
  • JR大阪環状線「森ノ宮」駅から徒歩7分。JR大阪環状線「大阪城公園」駅から徒歩6分。
  • 車の場合は、大阪城公園の駐車場を利用。ホールの北側・南側にあります。
  • 車で来場の場合、玉造筋を北上して左折でしか駐車場に入庫することができません。(中央分離帯がある為)

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中尾勝

旅が大好き!国内海外を問わず飛び回っていますが、海外へは2011年に渡航して以来、出国していません。今は原点に戻り国内を旅しながら日本の良さを体感中。

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