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海外の野菜!ポーランドで見つけた珍しい野菜5選
春になり、市場に並ぶ野菜や果物の種類もグッと増え、カラフルになってきました。これから続々と旬のものが並びます!ポーランドでは定番でありながら、日本ではあまり見かけない珍しい野菜を今回は5つご紹介します。
目次
- 葉物野菜2選
- 今が旬!Szczaw(シュチャフ)
- 養満点!Jarmuż(ヤルムシュ)
- 根菜3選
- 旬のビーツBotwinka(ボトフィンカ)
- ポーランドでセロリといえば根っこ!
- 見た目のインパクト! Kalarepa(カラレパ)
葉物野菜2選
今が旬!Szczaw(シュチャフ)
ほうれん草に似たSzczaw(シュチャフ)。和名はスイバ(酸い葉)で、名前のとおり酸味のある野菜です。春(3月~4月)が旬で、スープ「Zupa szczawiowa(ズパ スチャヴィオヴァ)」にして食べることが多く、ソースやオムレツにしてもおいしくいただけます!
栄養満点!Jarmuż(ヤルムシュ)
寒い冬、葉物野菜の種類が少なくなる中での強い味方が、Jarmuż(ヤルムシュ)。日本では青汁でおなじみのケールです。ビタミン、食物繊維、カルシウムと栄養満点。サラダ、グリーンスムージーはもちろん、オーブンで作るケールチップスは野菜嫌いの子供も喜ぶヘルシースナック!
左からケール、ほうれん草、スイバ
根菜3選
旬のビーツBotwinka(ボトフィンカ)
ポーランド料理に欠かせないビーツ。じつは種類がいくつかあります。その中で、今旬を迎えているのがBotwinka(ボトフィンカ)。葉付きの若いビーツで、3月終わり頃から市場に並び、初夏が旬。出始めの今はビーツ(根)がまだ小さめです。根だけでなく葉も使って作るZupa botwinka(ズパ ボトフィンカ)や、夏の冷静スープ Chłodnik(フウォドニク)はレストランでも季節メニューになっていることが多いので、見かけたら是非食べていただきたい一品です。
こんな形のビーツも!
Buraki(ブラキ)ビーツといえば、左側の丸い形のイメージが強いのではないでしょうか?筆者は、右側の細長いビーツをさつまいもだと思い込んでいました!食べ比べてみると、細長い方が土臭さが少なく食べやすいように感じます。スープ「Barszcz(バルシチ)」 、サラダ、デザートと万能で栄養価の高いありがたいお野菜です。
ポーランドでセロリといえば根っこ!
このゴツゴツした丸い形の野菜は、Seler(セレル)。ポーランドでセロリといえば根セロリで、スープづくりには欠かせません。葉セロリよりもクセが少なめで、生のまま荒くおろしてマヨネーズなどで味付けするサラダも定番です。
スープセット野菜に必ず入っています!(根セロリ、ニンジン、パースニップ、玉ねぎ、リーキ、パセリ)
見た目のインパクト! Kalarepa(カラレパ)
不思議な形のこの野菜は、Kalarepa「カラレパ(コールラビ)」。カブのような見た目で、味も似ています。スープやシチュー、炒め物、生のままサラダでも食べることができます。
スーパーや市場には他にも珍しい野菜や果物がたくさんあります。ビーツジュースや野菜スープ、サラダなど手軽に試せる商品もありますので、ぜひ挑戦してみてください!
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EliilE
- 結婚を機に2010年よりポーランド、クラクフ在住。文化の違いや言葉の壁にぶつかりながらも子育奮闘中!
趣味はカフェ巡りと旅行。まだまだ知られていないポーランドの魅力をお伝えします!