「客室」ではなく「寝室」のようにくつろげるホテル"レム"が2019年4月、東京京橋に誕生!

みなさん、こんにちは!たびこふれ編集部のシンジーノです。

みなさんはホテルに泊まる時、何を重視しますか?部屋の広さ?豪華さ?食事?アメニティ?立地?それとも料金?

ホテルで一番重視する"価値"を「眠り」に置いたホテルがあります。そのホテルの名を「レム」と言います。

レム睡眠とかノンレム睡眠とか聞いたことありますよね。ホテルのネーミングはそこから来ているそうですからかなり眠りにこだわっていることがうかがえます。現在日本には5つのレムがあります。(日比谷、秋葉原、六本木、新大阪、鹿児島)

>>>レム公式HP

2019年4月3日に東京駅から徒歩7分の地にレム6軒めのホテル「レム東京京橋」がオープンします。先だって3月28日にオープン前内覧会がありましたので、その様子をレポートします。

目次

ホテルで"一番"大切なことは何なのか?

ここ数年、海外から観光客の方々も増え、日本のホテルの客室数が足りなくなっているそうです。海外の名だたる有名ホテルが東京、大阪など大都市を中心に建設ラッシュ、新しいホテルがどんどん増えています。それらのホテルはとても豪華で、著名デザイナーによる美しいデザイン、最新鋭の機能的な設備、有名シェフが料理の腕を振るうなど、非日常を創造し、ホテルとは「紳士淑女が集まる憧れの社交場」というムードが漂っているような印象を受けます。

レムはそういった豪華な非日常空間というコンセプトとは一線を画しているように感じました。きらびやかな装飾や余計な設備を極力省き、すべては「よい眠り」のために、というポリシーが徹底していました。もちろんよい眠りを意識したホテルはレムだけではありません。ベッドに力を入れているホテルは他にもあるでしょう。しかしレムはベッドだけでなく、枕はもちろん、部屋の内装(窓、カーテン、色づかい等)も広さも、香りも、アメニティも、シャワーも、BGMもすべては快適な眠りのために考えられているように感じました。

そんなレムの「よい眠り」へのこだわりをひとつひとつ見ていきましょう。

レムの「ベッド」へのこだわり

まずお部屋を見てみましょう。こちらがシングルルーム(15平米)です。決して広くはないですが、ベッドが普通のシングルベッドより大きいのに驚きました。

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こちらがダブルルーム(18平米)

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そしてこちらがツインルーム(21.8平米~)

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レムのベッドは「シルキーレム」という日本ベッドと共同開発したオリジナルベッドを使用しています。一般的ポケットコイルマットレスの倍の数(1800個以上)のスプリングを使い、なおかつ頭、腰、足と場所によってスプリングの硬さを変えることにより、体のラインに沿った自然の寝姿勢が得られるそうです。3段階強度のスプリングの展示がされていました。

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着心地のよさそうなパジャマ

こちらがパジャマです。見るからに肌触りが良さそうです。実際触ってみるととても優しい手触りでした。

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レムの「まくら」へのこだわり

枕にもこだわっています。こちらがお部屋に常設の2種類(快眠機能枕と低反発枕)の枕。心斎橋西川製です。

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それ以外にもお好みによってそば殻、羽毛など複数種の枕を選ぶことができます。(一部メンバーズクラブ会員限定)

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マッサージチェアが全室に設置

これまでのお部屋写真を見てお気づきだと思いますが、なんとレム東京京橋には全室にマッサージチェアが設置されています。いつでも好きな時に好きなだけマッサージを受けられる、なんという贅沢。。。

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香りにこだわったアメニティ

レム東京京橋は香りにとてもこだわっています。眠り=リラックス、安らぎにつながる柔らかで優しい香りです。例えばシャンプーとコンディショナーはカモミールフラワーの香り、バス&シャワージェルはスイートアーモンドの香りです。

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欧米の有名ブランドなどではなく、ペリカン石鹸社製というのが個人的にもすごく刺さりました(笑) 

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心地よいシャワーブース

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(写真提供:レム東京京橋)

レム東京京橋では、ツインルームにはバスタブが付いていますが、シングル、ダブルルームはシャワーのみです。日本人が海外旅行する時「バスタブ付きじゃないと嫌!」という声をよく聞きますが、私などは逆にユニットバスの方が使い勝手が悪くて好きではないですね。シャワーのみの方が洗いやすくて快適です。そしてレム東京京橋自慢のレインシャワーがこちらです。

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でかっ!私はこのレインシャワーが好きなんです。普通のシャワーのような水圧がなく、高いところから水が落ちると本当に雨に打たれているようでとても気持ちいいんです。(自宅のお風呂にも欲しいくらい・・・)シャワールームには椅子も常備されています。この椅子に座ってレインシャワーを全身で浴びると癒されます。。。

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ハンドシャワーもこの大きさです。お湯をたっぷり浴びることができます。快適な入浴。これも「よい眠り」のための大切なパーツですね。

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レムの「レディースルーム」のこだわり

今回レム東京京橋が特にこだわったもののひとつが「レディースルームの充実」だそうです。例えば、ナノイーヘアドライヤーの常設やヘアアイロン、美顔器を貸し出しています。

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そしてなんとフットマッサージャーも!!!働く女性が仕事を終えてホテルに帰ってきた時、このフットマッサージャーはすごく嬉しいんじゃないでしょうか。

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レディースルームにいると、どこかから静かに水が流れるような音が聴こえるんです。「ん?なんだこの音は?」その正体は下記写真の右側の球体の物体です。

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この白い球体の中には水が流れているんです。そして左の5本の中からお好きな香りのアロマを球体の中にふりかけると部屋全体にアロマが広がるんだそうです。部屋の中がヒーリング、癒しの空間になりますね。

さらにレムの香りを手掛けているアットアロマ社のアロマ入浴剤がついた宿泊プランもあります。快眠セラピスト・三橋美穂先生が監修した、眠りをサポートし上質な眠りをもたらすアロマ「スリープシープ」です。眠りのタイプ別に合わせたスイートドリーム、クールダウン、ディープブレスの3種類が揃っています。

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野菜たっぷりのヘルシーでリッチな朝食

レム東京京橋は宴会場やディナーレストランなどの施設はなく、朝食会場(ランチも)があるだけです。しかしこの朝食にとても驚きました。朝食会場「ダイニングステージアーチ」はフロントのある7階にあります。

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レム東京京橋の朝食の特徴は①野菜が多い②4種類の卵料理③セルフサンド④和洋に加え中華系の充実だと感じました。

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野菜がブッフェラインを鮮やかに彩っています。

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4つの卵料理はこちらです。まずは目玉焼きとオムレツ。

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そしてエッグベネディクトとスクランブルエッグの4種類。

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この4つの卵料理に合わせるのは次の3つのソース。

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サーモンクリームソース、和風キノコソース、トマトソース。特にキノコソース、大ぶりのキノコがたっぷりでおいしそうでした!さらに中華で充実しているのがこの豆乳スープです。

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この自慢の豆乳スープを試食させてもらいました。

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濃厚です。たくさんの食材や調味料が絡み合ってクリーミーで香ばしく深みのある美味しさでした。

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こちらもレム東京京橋の朝食の特長のひとつ。セルフサンドコーナー。

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自分で好きな具をパンにはさんで食べられる楽しい方法です。

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このセルフサンドコーナーも野菜たっぷりです。

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調味料、オイルもこれだけの種類が揃っています。

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パンもバゲット、ホットドッグ用のドッグパン、トースト型などお好きな中から選べます。

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畑の土ではなく水耕栽培で作られた都会の野菜。土でなくてもこんなに立派に育つんですね。

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ドリンクもレモンジンジャー、ローズヒップ&カシス、アップルなどビネガー3種。女性に喜ばれそうですね。

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快適な眠りから覚めた後、この朝食を食べられるとしたら・・・しあわせですね。

※取材時は内覧会用のサンプル展示だった為、毎日必ずこのメニューが出る訳ではありませんので予めご了承ください。

レム東京京橋は東京駅至近

レム東京京橋は東京駅八重洲口から徒歩7分。東京メトロ「京橋駅」からすぐです。日本橋や銀座にも徒歩圏内の好立地です。これまでこの京橋エリアにはホテルがあまりなかったそうですが、ここ最近の開発で東京での行動がますます便利になるようです。レム東京京橋はビルの7階がフロントで8階から14階が客室です。都会のど真ん中でも比較的静かに過ごせそうです。これも「よい眠り」のための大切な要素ですね。

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(写真提供:レム東京京橋)

レム東京京橋を出て右にいくと日本橋へすぐです。

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左に行くと銀座へもほど近い位置関係です。

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こちらがビルの入口です。7階のロビーへはエレベーターで。

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(写真提供:レム東京京橋)

ロビーはシンプルで清々しい雰囲気です。

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(写真提供:レム東京京橋)

お部屋の中ではお江戸の風情ある絵が出迎えてくれます。

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レム東京京橋の内覧を終えた感想

他のホテルと比べて部屋もさほど広くない、豪華な調度品があるわけでもない、特別コスパが良いというわけでもない。しかし、一度泊まるとわかる。このホテルはリピーターになる人が多いのではないかと思います。

なぜか?

それは"心地よさ"があちこちに散りばめられているからです。レムに泊まると心と身体の周りすべてがとても心地よいからです。「五感で感じる心地よさ」この言葉にレムの良さは集約されているのかもしれません。

ホテルで一番大切なのは「よい眠り」。このあたりまえの事を改めて認識しました。

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レム東京京橋の基本情報

  • 所在地:東京都中央区京橋二丁目6番21号
  • 建物:地上14階 
  • 開業日:2019年4月3日
  • 客室数:272室
  • アクセス:JR東京駅八重洲南口より徒歩7分・東京メトロ銀座線「京橋駅」6番出口前
  • チェックイン:14:00、チェックアウト:12:00
  • HP:https://www.hankyu-hotel.com/hotel/remm/tokyo-kyobashi

※記事の内容は取材者が内覧会で感じたことを基に書いています。施設やサービスの内容はレム公式HPで改めてご確認ください。

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「よい眠り」の世界へようこそ!

レム東京京橋の公式HPはこちら

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シンジーノ

3人娘の父で、最近は山歩きにハマっているシンジーノです。私は「お客さまが”笑顔”で買いに来られる商品」を扱う仕事がしたいと思い、旅行会社に入って二十数年。今はその経験を元にできるだけ多くの人に旅の魅力を伝えたいと“たびこふれ”の編集局にいます。旅はカタチには残りませんが、生涯忘れられない宝物を心の中に残してくれます。このブログを通じて、人生を豊かに彩るパワーを秘めた旅の素晴らしさをお伝えしていきたいと思います。

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