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和歌山県の日本遺産「鯨とともに生きる」ゆかりの地を訪ねて
こんにちは!タモパパです!久々の登場です!
和歌山県大好きな私が定番から穴場のスポットまで紹介します。
今回は県内に4つある日本遺産のうち2016年県で最初に認定された「鯨とともに生きる」の舞台である熊野灘エリア(新宮市、那智勝浦町、太地町、串本町)に行ってきました。
目次
- マグマが作った不思議な巨石群橋杭岩
- 車窓から...
- 太地町:いさなの宿白鯨
- くじらの博物館①
- くじらの博物館②
- 梶取崎狼煙場跡
- 鳴子岩
- 道の駅たいじ
- いざ!ホテル浦島へ
- ホテル浦島散策
- 山上館での夕食
- 1日を振り返って
マグマが作った不思議な巨石群橋杭岩
和歌山駅で集合してバスで走ること2時間半、まず最初にやってきたのは「橋杭岩」です。
ボランティアガイドさんについてもらって懇切丁寧な説明で不思議な光景の起源もよくわかりました。
車窓から...
バスはさらにそこから20分ほど走ると、2つの島が見えてきました。
最初の四角い島が九龍島(くろしま)で、その後ろにあるのがまさに魚のような形の島で鯛島です。
国道42号から海岸沿いに見る島の景色はなんともおおらかな気分にさせてくれます。
もちろんどちらも無人島で、九龍島は以前テレビのバラエティ番組で芸人さんが無人島生活をしたことでも有名になりました。
太地町:いさなの宿白鯨
今回熊野灘エリアでは料理研究家のコウケンテツさん監修の元、6種類のメニューが考案され「くじらキッチン」という名のもとに鯨を使った料理を各お店で食べることが出来ます。
今回お邪魔したのは太地町にある「いさなの宿 白鯨」という旅館でありレストランではランチだけでも利用できる店でした。
わかりにくいですが、メインが鯨のパスタとなっておりパスタに包まれたクジラ肉のミートボールでまわりはジャガイモで取り囲んでおります。
このセットで飲み物がついて1,300円はとってもリーズナブルだと思いました。
皆さんが心配してる鯨独特の臭みは全く感じないほど丁寧な仕上がりだったと思います。
ぜひ、一度食べてみてください。
いさなの宿 白鯨
■住所:和歌山県東牟婁郡太地町大字太地2973-4
■電話番号:0735-59-2323
■ウェブサイト:http://www.hakugei-taiji.com/
くじらの博物館①
太地町が運営する「くじらの博物館」です。
まずは館内でくじらの置物の絵付け体験です。
最初の作品は他人のもので私の作品は次のものです。ちょっと、くじらには見えませんかねぇ~
まあ作品はともかくとして、こうした置物などの民芸品の販売や、絵付け体験なども行われています。
くじらの博物館②
決して派手さは無いですが、私は日本一すばらしい博物館だと思います。
水族館でもない、白浜アドベンチャーワールドのような遊園地でもない、まぎれもなくくじらやイルカを知るための博物館であることが認識できます。
館内ではくじらやイルカの知識を身につけて、屋外ではくじらやイルカのショーがあり間近で見ることができます。
白いくじらは必見です。見た人は幸せになれる...かも!?
また白浜ではできない餌あげ体験やイルカと海に入ってふれあい体験など、ここでしかできない体験がそんなに待ち時間なしでできちゃいます。
太地町に行ったら絶対寄ってみてください。
太地町立くじらの博物館
■住所:和歌山県東牟婁郡太地町太地2934-2 太地町立くじらの博物館
■電話番号:0735-59-2400
■ウェブサイト:http://www.kujirakan.jp/
梶取崎狼煙場跡
日本遺産であると同時に橋杭岩、九龍島、鯛島と同様に南紀熊野ジオパークの一つとして認定されているところです。
かつて熊野灘で鯨漁がおこなわれていた時代に、ここから船に向かって指示を出していたところだそうです。
ここからの太平洋の眺めは絶景です。
ここからもう一つの灯台燈明崎がありますが、海沿いを直線距離で歩いて30分ほどで行けるらしいので、足に自信のある人は歩いてみてください。
鳴子岩
梶取崎駐車場のそばに大きな岩がありました。「鳴子岩」といいます。
石で打ちつけたり、投げたりすると独特な音がするらしいですが、あんまりよくわからりませんでした。
昔の人はこの岩を使って天気予報をしていたのではと言われています。
道の駅たいじ
2年前にできたまだ新しい道の駅です。
近くには大型バスも停めることが出来る駐車場もあり、個人客から団体客まで対応できます。
何といっても特徴は鯨料理をリーズナブルに食べることが出来ます。
もちろん地元の物産品やお土産もここでそろえることができます。
特筆すべきはトイレのきれいさです。使用するのがもたいいなくなるぐらいです。
町長がおもてなしの気持ちをトイレに込めたとも聞いております。ぜひ自分の目で見て確かめてください。
道の駅「たいじ」
■住所:和歌山県東牟婁郡太地町大字森浦143-1
■電話番号:0735-29-7690
■ウェブサイト:http://michiekitaiji.com/
いざ!ホテル浦島へ
いよいよ今夜宿泊のホテルへ!今回はホテル浦島山上館へ泊まります。
送迎船に乗ってわずか5分の短い船旅ですが、なんとなく異国へ来た感じがします。
ホテル浦島散策
現在本館を含む建物は耐震改修工事が入っており、規模縮小で営業をされているそうです。
2020年3月末まで続くそうです。今回宿泊する山上館は問題なく泊まれるようです。
山上館には長―いエスカレーターに乗って約6分で到着します。(山の頂上ですからね...)
ホテル浦島には多くの神社が祀られています。山上館を抜けて展望台からの景色を楽しみながら散策をして狼煙山遊園にある神社を巡ってみるのもここに宿泊してるものだけの特典ですね。
最後は夕日がとてもきれいでした!
山上館での夕食
1日の最後の楽しみは何といっても夕食です。
ご覧のとおり熊野牛のすき焼きもいただきました。満足、満足。
ホテル浦島「山上館」
■住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦1165−2
■電話番号:0735-52-1011
■ウェブサイト:http://www.hotelurashima.co.jp/rooms/sanjoukan.php
1日を振り返って
鯨とともに生きる昔の人々から現代に受け継がれてきた古式捕鯨という文化をほんの少しだけでも体感し、触れることが出来たことは大変貴重な体験となったと思います。
熊野古道、熊野三山だけじゃない熊野灘エリアにぜひ足をのばしてみてください!
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タモパパ
- 大阪生まれの大阪育ち、会社生活33年、最近では地酒の収集にはまってる今日この頃です。