たびこふれ

新潟『里山十帖』は宿泊者の理想を演出する宿

記事投稿日:2020/07/23最終更新日:2020/07/23

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僕がぜひ泊まってみたい宿のひとつに『里山十帖(さとやまじゅうじょう)』があります。

里山十帖は、雑誌「自遊人」の編集長である岩佐十良社長と編集スタッフが新潟県南魚沼市に2014年5月にオープンさせた宿。

公式HPによると「さとやまから始まる十の物語」が掲げられています。

その1「食」:日本の豊かな食文化を世界に発信すること
その2「住」:デザインの力で、古い家を快適に"暮らす"空間へ
その3「衣」:伝統織物×デザインで、新しい価値を生み出す
その4「農」:生産の現場から食卓まで。農業って何だろう?
その5「環境」:ストイックすぎずに。快適性と環境共生のバランス
その6「芸術」:創造的発想が生まれる場所に。里山アートプロジェクト
その7「遊」:東京からわずか2時間。もっとも近い大自然
その8「癒」:刻々と変わる自然景観。体験と発見こそ、真の贅沢
その9「健康」:食はもちろん、睡眠も空気も健やかに
その10「集う」:「Social Line Design」

当たり前のようですが、日本の宿にはなかなかここまでこだわった施設はないと思います。

というより、このような理想を打ち立てて実践している宿はどれだけあるのだろう...。

泊まるのは無理でも施設見学をしてみたい...。

その思いを先方に伝え、2017年9月に施設見学をさせていただきました。

施設を見学させていただき、結論から言うと、やはり自分の想像通り、素晴らしい宿でした。その想いをめぐらせて記事を書こうとしましたが、うまく表現することができません。自分の文章力の無さを感じています。

とにかく施設に関して箇条書きでお伝えできたらと思います。

目次

施設見学編:里山十帖の外観

古民家風の外観。正面から撮影しましたが、奥行きのある造りになっています。

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施設見学編:里山十帖の『ロビー』

ロビーに入ると吹き抜けになっており、大きな木の根のモニュメントが出迎えてくれます。

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チェックインは着席して対面方式で。リラックスした状態でチェックインできます。

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ロビーから客室へ向かう廊下。明るすぎない室内、磨きこまれた欅と白壁のコントラスト、さらに間接照明。

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いずれもうまく主張していて温もりの空間を感じることができます。

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エントランス左手のテラス。木漏れ日が温かく感じます。右側にはメインダイニングが配されています。

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フロント前の薪ストーブ。ひとつひとつに計算されつくした配置に感心しました。

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もちろん薪ストーブは使用していますので、横には薪が整然と積み重なっていました。

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施設見学編:里山十帖のラウンジ『小屋組み』

ロビーの中2階に宿泊者専用のラウンジがあります。その名の通り、小屋組みを見ることができます。

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こちらでは、チェックインからチェックアウトまでコーヒー、ハーブティー、軽いスナックをいただくことができます。

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施設見学編:里山十帖のラウンジ/ギャラリー 『hito - bito』

作品展示や企業研修にも使われるイベントスペースです。

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イベントがない時は宿泊者専用のラウンジになります。19時から23時まではバータイムとしてシングルモルトウイスキーと日本酒をいただくことができます。

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施設見学編:里山十帖のLife Style Shop『THEMA craft & products』

テーマをしっかりもった"てまひま"かけたプロダクトを扱うライフスタイル提案ショップです。

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家具から普段使いのもの、そして食品までこだわり抜いた商品が展示されています。

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商品購入時にはアドバイザーに相談(事前予約)もできますし、通信販売も行っています。

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施設見学編:里山十帖の『湯処 天の川』

大浴場までのアプローチ。この廊下の右側の囲いは斜めになっていて、部屋から見えない造りになっています。

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露天風呂からは、眼前に日本百名山の巻機山を望み、夜には満天の星空と頭上を横切る天の川を眺められます。露天風呂脇のチェアーに座ると大パノラマが広がります。何よりも絶景露天風呂と称されるだけあって、公式HPを見ると『天の川が美しく見える期間』『満月の月光浴が楽しめる日』『天体ショーが楽しめる日』など具体的に記述があります。

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姿勢を低く、入浴した状態での目線でも大パノラマが広がります。自慢の露天風呂だけに設計にもこだわりを感じました。

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露天風呂には雨雪よけの傘帽子がかかっています。

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当たり前のことですが、こまめに浴場内をチェックされているのがよくわかります。イスや桶が整頓されている...。シャワーノズルが向こう向きになっている...。大浴場でこれができていることはなかなかありません。

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内湯です。大沢山温泉の湯です。『ツルツル・ヌルヌル・美肌の湯』が楽しめます。

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施設見学編:里山十帖のパブリックスペース

ハンモックがありました。長期滞在を意識しています。のんびり昼寝したいですね!

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小物類がさりげなく置かれていました。

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壁にかかった絵も...。2枚の絵ですが、よく見ると1枚の図柄です。

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シックな調度品。館内はロビーで靴を脱いで上がります。

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壁掛けの絵にもひとつひとつこだわりを感じます。

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施設見学編:里山十帖の客室

客室は13室。それぞれタイプが異なります。部屋ごとの内見は公式HPで可能です。

>>里山十帖「客室のご案内」はこちらから

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202 露天風呂付きのメゾネットスイート 専有面積:84㎡ 定員:3名

有名アートディレクターのアート作品が飾られた部屋です。

1階部分はリビングです。床はフローリングです。

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壁には有名アードディレクターの作品が飾られています。

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テレビは壁掛けです。公式HPを見ると、テーブル、チェアからライトにいたるまで作品名が書かれています。

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そして専用露天風呂。写真ではうまく表現できませんが、解放感たっぷりです。浴槽はヒノキです。

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2階部分はベッドルームです。床は琉球畳になっています。

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寝心地が最高のベッドが心地よい睡眠を提供しています。

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2階部分は天井が高めにとられています。大きな梁が特徴です。

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ベッドは幅120cmのセミダブルベッドが2台。フランスベッドのボトム、ウッドスプリング「エルゴレックス」、馬毛と羊毛のマットレス、フランス産ホワイトダウンの羽毛布団、ダウン枕になっています。

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2階部分にもテラスがあります。

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電話は何と木製。ティッシュボックスも木製。手前のカップやグラスはシンプルなものを使用しています。

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すべての小物類までこだわりを感じます。

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施設見学を終えての感想

よく「シンプル・スタンダード」と聞きますが、里山十帖は「シンプル・デラックス」な空間が広がっていました。常に進化しているクリエーターの皆さんの運営なので、無駄がなく、まさに「創り上げた空間」ではなく、宿泊者自身の「理想」を演出する宿だと感じました。また、スタッフや館内のいたるところから「さとやまから始まる十の物語」を感じることができると思います。里山十帖は五感で泊まる宿...。ホテルでも旅館でもないという表現に共感しました。

施設見学を終え、今度は泊まってみたい...。

里山十帖の良さを体感するには、やはり宿泊してみないと分かりません。その「シンプル・デラックス」な空間に行くにはそれなりの対価(=宿泊費)が必要になります。いつかは泊まってみたいと心のなかで念ずればその機会は訪れるものです。

施設見学の際に対応していただいた安達さんより企画もののプランがあるので参加してみないかとお誘いを受けたので、こんな機会は滅多にないと思い、宿泊費用はそれなりの額になりますが、自分なりに時には背伸びも必要だと考え、参加することにしました。

伝説の精進料理店「月心居」✕「里山十帖」コラボディナー

「月心居」は、かつて東京の表参道にあった精進料理の名店。多くの料理人に影響を与えた伝説の精進料理店の棚橋俊夫氏を里山十帖に迎えての食事会。時は2018年9月25日から9月26日の1泊プラン。

それでは当日の様子をお伝えします。

【9月25日】移動

新大阪駅から東海道新幹線で東京駅まで。東京駅で上越新幹線に乗り換え。

途中、今話題の群馬県の寺社で参拝を済ませ、再び上越新幹線で越後湯沢駅まで乗車。

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上越新幹線は先頭車両同士で連結できるのですね。鉄道ファンとしてはちょっぴり感動。

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高崎駅から越後湯沢駅までは約30分。あっという間に到着です。

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平日の昼間なので越後湯沢駅の新幹線ホームも閑散としていました。それにしてもこの先頭車両は独特な顔をしていますね。

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越後湯沢駅で在来線に乗り換えます。14時14分発の長岡行きです。

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14時25分に大沢駅に到着。跨線橋を渡って出口へ向かいます。大沢駅は無人駅でした。外には里山十帖のお迎えのスタッフと車が待っていました(無料:予約制)。予め連絡をしておいたのと、男一人旅は僕だけなので「中尾様ですね」とスムーズ。大沢駅から里山十帖までは車で約5分です。

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【9月25日14時35分】里山十帖に到着、チェックイン

車が到着する前からスタッフが入口で整列して待っていました。里山十帖のスタッフは若手が多いのも特徴です。自分たちで宿をプロディースしていこうという姿勢が行動に表れていました。

エントランスで靴を預け、送迎を利用した他のお客様と重ならないように僕は中2階のラウンジ「小屋組み」でチェックインとなります。

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ここは築後約150年のレセプション棟です。総欅、総漆塗りの建物です。間近に小屋組みを見ることができます。

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階下にエントランスとロビーがあります。高さ10mの吹き抜けになっています。

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調度品の配置も絶妙です。

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ウェルカムドリンクとケーキです。よく見てください。ドリンクを並々と注がず、ケーキをあえて大きくカットしないのは、お客様に急くことがないようにされた最大の配慮だと思いました。

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宿泊者への滞在中の希望を聞いてくれます。完璧にこなしていただけました。

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この雰囲気がとても良く、滞在中、何度も足を運びました。

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椅子もあれば、ラグマットを敷いた床に座り込むこともできます。明るい部分と少し暗い部分があります。照明が照らす部分も計算されています。僕はあまりにも気持ちよくてゴロンと横になっていました。

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傍らにはドリンクコーナーがあります。19時から23時まではバータイムとなり、日本酒、焼酎、シングルモルトウイスキー、ハーブティーも置かれていました。

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水は南魚沼・大沢山の天然水です。

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コーヒーマシンがめちゃくちゃカッコいいです。でも、使い方に苦慮しました。(田舎者ですから...)

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部屋に入室

宿泊フロアの2階です。宿泊棟は2階に7室、3階に5室の2フロアとコテージに1室の計13室です。宿泊棟には絶景の山々を望む「マウンテンビュー」が6室、森が間近な「フォレストビュー」が6室になっています。

僕が泊まったのは、宿泊棟2階の206号室『クリエイターズツイン(フォレストビュー)』です。

眺望は「フォレストビュー」、専有面積は35㎡、宿泊定員は2名です。

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コンセプトは『作品のアイデア出しに、原稿執筆のために、企画書をまとめるために......。大きな机を配置した、シンプルなツインベッドの客室です。他の客室とは異なり、トイレ、バスタブ、洗面が一体になった3点ユニットバスです。』

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入口を入るとハンガーラックが設置されています。

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ベッドは、シングルベッド2台(幅100㎝)。シーリーのベッドボトム、または量産品。ラテックスマット、フランス産ホワイトダウンの羽毛布団、ダウン枕が設えてあります。

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白を基調としたシンプルなベッドと寝具です。

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館内着は上下セパレートとなっています。着心地は最高でした。靴下は持ち帰りOKです。

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デスクに置かれていた案内文。さり気なく星見表が置かれていました。

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電話が木製のもの。ルームキーも下駄箱のキーも木製でした。

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自家製スイーツ、有機煎茶、オリジナルブレンドコーヒーが用意されています。

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フェイスタオルとバスタオルです。手前のフェイスタオルは、オーガニック・コットン100%を使ったオリジナルです。フェイスタオルは持ち帰りもOKです。

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冷蔵庫の飲み物は無料です。

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ベランダがあり、「イージーチェア」はジャージー・セイモア製(マジス)です。

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内装は、栗(無垢材)のフローリングに調湿効果の高い桐(無垢材)を壁面に使っています。

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クリエイターズルームと呼んでいるだけあって、部屋で執筆をされる方も多いとか。

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昼間はとても開放的で、明るいのが特徴です。

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バスルームはいたってシンプル。ユニットバスです。

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バスルームに置いてあるボディソープ、シャンプー、リンスです。

「STOP THE WATER WHILE USING ME(私を使っている間は水を止めてね)」と書いてあります(笑)。

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右にあるのはドライヤー。麻の袋に入っています。

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洗面台に置いてあるアメニティです。

「豪華なアメニティはご用意しておりません。」と宣言されていますからね。これで十分です。

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【9月25日】『湯処 天の川』で入浴

里山十帖の館内は裸足で歩くことができますが、『湯処 天の川』へは渡り廊下を通りますので、手前で専用の履物に履き替えます。履物は常に消毒中です。

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渡り廊下は、風の通り道を確保しているのに、建物からは見えない構造になってます。

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『湯処 天の川』は日本有数の絶景露天風呂が売り文句。しばし旅の疲れを癒します。

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それでは...。

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パブリックスペース

宿泊フロア2階の廊下です。

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廊下は琉球畳です。

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夕涼みテラスへ続く廊下です。

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夕涼みテラスにはハンモックが設置されています。

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廊下は調度品と美術作品が置かれています。ちょっとした個展をみている気分です。

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こうやって写真を撮るのも緊張するような雰囲気が漂っています。

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パブリックスペースにある共用トイレ。目立たずさり気なく現れる感じです。

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一応、目立たないところに自動販売機があります。

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宿泊棟1階の階段。

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宿泊棟からレセプション棟に抜ける廊下。一気に雰囲気が変わります。

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ラウンジ/ギャラリー 『hito - bito』

滞在中は貸し切り時以外はいつでも利用可能なラウンジです。

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椅子をとってみても一つとして同じものはありません。

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中央に大きなテーブル、サイドにはデスクが用意されています。部屋から出てきてラウンジでお仕事される方も多いそうです。

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実際に利用してみてから購入も可能です。

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コーヒーやハーブティなどのドリンクも用意されています。

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19時から23時まではアルコールも用意されます。

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バータイムには軽いスナックも用意されます。

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バーコーナーとなり、また雰囲気が変わりました。

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Life Style Shop『THEMA craft & products』

テーマをしっかりもった、"てまひま"かけたプロダクトを扱うライフスタイル提案ショップです。

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家具を中心にテーブルウェアや食品なども販売しています。

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調理料入れ一つとってみてもデザインの良さを感じます。

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ショップだけの利用も可能なので、宿泊者以外、昼間は右奥のドアから入店できます。

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雑誌「自遊人」です。全国の書店でご覧になられた方も多いと思います。

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食器類や食品類もあります。食品は安心して安全に食べることができるものです。

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普段使いの衣服もこのように提案しています。

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オーガニックコットン100%のフェイスタオルとバスタオルです。

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ショップ内はゆとりがあり、じっくり見ることができます。

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実際に座り心地を試すことも可能です。

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このように実際にテーブルにセットされているとイメージしやすいですね。

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扱っているものも多岐にわたります。

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基本はシンプルなデザインです。

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衣服もシンプル・カジュアルです。

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これは何に使うのだろう???

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外観

里山十帖の外に出ました。この建物がレセプション棟です。

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玄関前には池があります。

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ちょうど刈り取られた稲を天日干ししていました。

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正面玄関です。

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玄関は重厚な造りになっています。

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外には湧き水でビールを冷やしていました。もちろん僕は真っ先にいただきました!

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玄関内部

重厚なドアを入るとさらにガラスの仕切りがあります。

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とても広々とした玄関です。

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当日のイベントの参加者が続々と到着されていました。玄関に置かれたこの椅子。靴を履く際に腰掛ける椅子ですが、とてもお洒落なデザインですね。

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玄関から天井を見上げると高さ10mの吹き抜けになっています。

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そしてこの照明。雰囲気にピッタリです。

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宿の印象付けにはピッタリの玄関だと思います。

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それにしてもこのモニュメント。存在感を出しています。

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どうやって固定しているのか興味津々です。

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下を見ると神様のような方がいらっしゃいます。

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組紐が取り付けられていますので、意味があるのでしょう。

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フロントです。着座の対面式です。

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ベルギー製の薪ストーブ「ネスターマーティン」です。

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15時50分 棚橋俊夫氏による講話がスタート

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食事の前に棚橋氏による食に関する講話を拝聴します。

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当時店に通われていた方や、海外からの参加者もあり、とても盛況でした。

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そして棚橋氏による「胡麻を擂る」方法を伝授していただきます。

心を落ち着かせ...。

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無駄な動きなく、心を込めて胡麻を擂る...。

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次は実際に参加者自身が胡麻を擂ることになりました。

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僕も胡麻を擂ってみましたが、これがなかなか難しかったです。これが料理の基本なんだと認識させられました。

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参加者が擂った胡麻の感触や香りを五感で楽しんでいました。

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毎日、胡麻を擂ることは精進料理にとってとても大切なことなんだと力説されていました。

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そして食事会の準備まで少し時間がありましたので、ビールを1本(笑)。

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夜の帳が下りるとこんな雰囲気になります。

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レセプション棟です。

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スタッフによって食事会の準備が進められています。

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18時10分 棚橋俊夫氏によるアペリティフがスタート

食事会の準備が整ったようです。メインダイニングの入口で食前酒を受け取ります。

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僕は日本酒のスパークリングをいただきました。地元の日本酒メーカー「八海山」のあわです。

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メインダイニングに入ると皆さん感嘆の声が...。すごい!大きな一枚テーブルの上にアペリティフが盛り付けられています。

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まるで自然の草木の中に器が置かれ、アペリティフが盛られているような感覚です。

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精進料理なので、野菜が自然のまま演出されています。

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器も計算され尽くされています。もうため息しか出ません。

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あまりにも斬新で大胆な演出です。

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乾杯に先立ち岩佐社長によるご挨拶。

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参加者は思い思いのスタイルで食事を進めます。

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参加者それぞれ和気あいあいとアペリティフを楽しんでいました。このメインダイニングも太い梁と柱で古民家を演出しています。

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18時40分 棚橋俊夫氏による食事会がスタート

場所を隣の特別室に移り、食事会がスタートしました。

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食事会は板の間に座布団を置き、日本スタイルで行われます。

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スタッフが一人分の食事を運んできます。

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すべて御膳スタイルです。

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配膳が終わったところで、棚橋氏による食事の説明をお伺いします。

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手前が胡麻豆腐。胡麻の風味が濃厚で感動しました。

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精進料理ですが、里山十帖とのコラボ企画なので、日本酒もふんだんにいただくことができました。

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椀物です。

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大皿で料理が運ばれてきました。一人一人取り分けます。

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ワインもチョイスできました。

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日本酒とワイン...。贅沢な食事会です。

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揚げ物です。

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朴葉味噌焼きです。

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真薯です。

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香の物です。

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デザートです。

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最後にお茶をいただいて、身体を整えます。

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今日の食事会に出てきた野菜類です。これだけの野菜が使われました。もちろん、肉や魚は出ていません。

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伝説の精進料理店「月心居」✕里山十帖 コラボディナーを終えて

精進料理と名ばかりのものが増えている昨今、ここまで演出にこだわった食事は初めての体験でした。野菜だけでこれだけの素晴らしい料理を味わせてもらえるのも幸せな限り。また同じ企画を催していただきたいです。

食事会後に岩佐社長と一緒に写真を撮ってもらいました。とても気さくな方でした。

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棚橋さんの書籍にサインをいただきました。

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雑誌『自遊人』はぜひ定期購読を。オススメです。

>>『自遊人』のお申し込みはこちらから

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22時00分 食事会後に『湯処 天の川』へ

昼間は百名山・巻機山を望み、夜には満点の天の川が眺められる露天風呂ですが、残念ながら夜になり雨が降ってきました。屋根のない、完全な露天風呂なので、傘帽子をかぶり露天風呂につかっていました。ちょうど適温だったのと、誰もいない開放感たっぷりだったので、長湯していました。

翌7時30分 朝食前に『湯処 天の川』へ

内湯です。

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昨晩は壁にかかっている傘帽子をかぶって露天風呂につかっていました。

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雨はやんでいるものの眺望が開けていないのは残念です。

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翌8時30分 朝食

朝食へ向かいましょう。廊下の間接照明が素晴らしいですね。

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さらに、磨き上げられた廊下と灯り。

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朝食は個室でいただきます。一人なのに申し訳ない限り。

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野菜中心の食事メニュ。味噌汁は手前左側の箸が置かれている具を自分で鍋に入れて作ります。この味噌汁が美味かったこと。最高でした。

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御飯はもちろん南魚沼産のコシヒカリです。少し粘り気がありとても美味しくいただきました。

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こういうメッセージカードが嬉しいポイントですね。

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翌10時00分 里山十帖をチェックアウト

最後にラウンジ『小屋組み』でコーヒーをいただき、チェックアウト。

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チェックアウトは本来11時ですが、少し早めのチェックアウトです。

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里山十帖に宿泊してみての感想

高級旅館のような至れり尽くせりのサービスはありません。

しかし、宿泊者がこのような体験をしてみたいという理想を演出してくれる宿だと感じました。例えば、自室で読書をしたい、書き物をしたい、温泉でゆっくりしたい、野山を散策してみたい、食事を楽しみたい、大切な人との時間を過ごしたい...など。

あまりにも心地よく、時間がゆったり過ぎていく感覚です。

また、新しく家を建てる、家具を購入する際にもアドバイスしていただけますので、利用するのもいいと思います。

次は連泊で利用したいと思います!

公式HPにすべての部屋のイメージ画像や調度品が記載されています。

このような素晴らしい企画を通じて宿泊する機会を演出してくれたスタッフの安達さんに感謝です。

またお誘いをお待ちしています!

里山十帖のインフォメーション

住所:新潟県南魚沼市大沢1209-6

里山十帖公式HP:http://www.satoyama-jujo.com

雑誌「自遊人」公式HP:http://jiyujin.co.jp

★大沢駅から、大沢駅まで無料で送迎があります。事前予約制です。

★チェックインは15時、チェックアウトは翌11時です。

★ルームサービスは9時30分から22時00分まで行っています。

★宿泊棟は築20数年の木造宿を全面リノベーションしたものです。音が響きますので、音に敏感な方は要注意です。

★宿泊棟は3階建てですが、エレベーターはありません。

★里山十帖は、大人がゆったりした時間を楽しむ空間のため、原則的に小学校高学年に満たないお子様はご遠慮いただいています。

★全館禁煙です。

★「オーガニック」を重要なテーマにしているため、コンビニの弁当、カップラーメン、ファストフードの食品を持ち込むのはやめていただきたいとのことです。

★環境に配慮してアメニティは必要最低限で用意されています。必要なものは自身で持っていき、館内で捨てずに持ってかえりましょう。

★キャスターケースの利用は館内では転がさず、持ち上げて運んでください。

★「湯処 天の川」から朝日が望めます。日の出時間は『ご滞在のしおり』に記載されています。

★館内はWifiが利用できます。パスワードは『ご滞在のしおり』に記載されています。

★滞在中、ふれあうほぼすべてのものが、Life Style Shop『THEMA craft & products』にて購入できます。

★里山十帖を運営する「自遊人」がYouTubeで「自遊人チャンネル」を開設しました。とても参考になりますので、ぜひご覧ください。
 https://www.youtube.com/channel/UC_1sKmAUrkBktN5HOVWaTFg

※記事の一部に公式HPから引用した文章があります
※当記事は2017年9月から2018年9月時点のものです。訪問の際は、必ず事前にご確認ください
※館内は日々、変化し続けていますので、レイアウトや調度品が変わっていることもあります

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この記事を書いた人
中尾勝
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記事投稿日:2020/07/23最終更新日:2020/07/23

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