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第2回 地方創生EXPO in 幕張に行ってきました
こんにちは!
たびこふれ編集部のシンジーノです。
2019年2月27日~3月1日の3日間、千葉県の幕張メッセで「地方創生EXPO」が開催されると聞きました。最近、テレビでもニュースでもよく聞きますね「地方創生」というキーワード。そこで実際に「地方創生」とはどんなものなのか見に行ってきました。
目次
- 「地方創生EXPO」の概要
- 「地方創生EXPO」は幕張メッセで開催
- 「地方創生EXPO」会場全体の様子
- 「地方創生EXPO」にはどんなブースが出展していたか
- 私が実際に見て感じたこと:ひとくちに地方創生といっても・・・
- オマケ
「地方創生EXPO」の概要
WEBで調べてみると「地方創生EXPO」の概要としてこう書かれていました(地方創生EXPO公式サイトより引用)。
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近年、地方創生関連予算をより有効的に使うための計画や企画を見つけたいと考える自治体が急増しています。
本展(地域創生EXPOには、観光・集客サービスの支援、地域産業や企業支援、住みたくなるまちづくりのためのサービス、福祉・医療サービスが一堂に出展。全国の地方創生に関わる自治体が来場し、地方創生に向けた具体的なサービス導入・検討の場となります
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地方創生EXPOは今回で第二回めになるそうです。
「地方創生EXPO」は幕張メッセで開催
会場は千葉県の幕張メッセで最寄り駅はJR海浜幕張駅です。JR東京駅から京葉線で快速なら約30分で到着します。意外に近いんです。
幕張メッセは、国際会議とか見本市に対応できるようにと造られた街で近未来都市のような景観です。幕張メッセが出来たのが平成元年ということですからもう30年以上経っているんですね。出来た当時はさぞかし時代を先取りした場所だったことでしょう。
駅から陸橋を通って会場に向かいます。(一部下に下りて進む箇所もあります。案内板(矢印)がありますが、幕張メッセには3つの施設(国際展示場、国際会議場、幕張イベントホール)があり、イベントも複数開催されていますので、自分が行きたいイベントがどの施設で開催されるのかを確認して向かった方が良いでしょう。)
こちらが地方創生EXPOが開かれる会場です。威風堂々としています。
会場入り口には真っ赤な屋根が出迎えます。アニメの宇宙船のようなかっこいい造りですね。
今回は地方創生EXPO以外にもEXPOが開催されていました。
会場に入ると、広々した空間があります。
正面の人が並んでいる受付カウンターで入場者登録をします。参加証または招待状等と名刺を2枚出して首からかける式の入場パスをもらいます。
「地方創生EXPO」会場全体の様子
受付をすませ、いよいよ本会場に入ります。そこから見下ろした風景がこちらです。
入口から向って右側が地方創生EXPOで左側がイベント総合EXPOのエリアでした。それにしても大きな展示場で驚きました。エスカレーターで展示場フロアに下りるとこんな様子でした。
たくさんのブースが並んでいました。ひとつの町のようで、広い大通りとやや狭めの小路のようなストリートに分かれていました。
「地方創生EXPO」にはどんなブースが出展していたか
阪急交通社
では具体的に出展しているブースを見てみましょう。こちらは旅行会社の阪急交通社。旅行、イベントを通じて自治体へ観光客を案内し、地域を活性化する活動を行っているそうです。セミナースペースでは徳之島の「シマ歌ライブ」がやっていました。入口すぐの所にあり、会場の中では広めのスペースでした。
H.I.S.
同じく旅行会社のH.I.S.。海外のネットワークを活用し、インバウンド向けの主にアジアセミナーをやっていました。
さとふる
ふるさと納税サイトの「さとふる」桜の木がひときわ目を引いていました。
パナソニック
パナソニック。観光地のにぎわい演出の手段としてライトアップを提案していました。
扶桑社
扶桑社。あの有名なグルメ漫画を出版した会社が街をプロデュースしますと謳っていました。
SANKYO
SANKYO。エンターテインメント、キャラクターでまちを盛り上げましょうというPRをしていました。
全国農協観光協会
(社)全国農協観光協会。日本農業検定で農業のことをもっと知り、農業の応援団になろうと呼び掛けていました。
共同印刷
共同印刷。「自治体がしたいことを印刷会社がカタチにします」とPR。いろんな業界の企業が出展していますね。
ちゃぐりん
JAグループで食と農業を通じて次世代の子供を育てることを目的としている教育雑誌「ちゃぐりん」。
grooves
(株)grooves。地方が抱える課題のひとつ「人材確保」の成功事例を紹介していました。
>>groovesが提供するSkill Shiftの詳細はこちら
BUZZ LIFE
BUZZ LIFE。ゴルフを通じて地方創生をしようという提案です。
ソニーペイメントサービス
Sony Payment Services。オンライン決済の紹介です。
>>Sony Payment Servicesの代行決済はこちら
トレーラーハウスデベロップメント
トレーラーハウスデベロップメント。ショッピングモールをまるごとお届けするサービス。面白いアイデアですね。
私が実際に見て感じたこと:ひとくちに地方創生といっても・・・
今回「地方創生」に関するイベントに初めて参加して、ひとくちに「地域創生」といってもいろいろあるんだなぁと感心しました。地方創生と聞いて私がぼんやりイメージしていたのは「若者人口も、働き口も少ない地方の町を元気にするにはどうしたら良いのかを考える」ということでした。もちろんその視点は間違っていないでしょうが、課題の切り口、解決方法や取組み方は千差万別あることがわかりました。例えば、旅行、ふるさと納税、観光地ライトアップ、漫画、物語、エンターテインメント、キャラクター、農業検定、印刷技術、子供の教育雑誌、人材確保、ゴルフ、オンライン決済、ショッピングモールを丸ごと派遣・・・などアイデアはたくさんあります。日本がこれまでやったことがないものも多く、結果が伴うかどうかは未知の世界ともいえるでしょう。そういった状況の中で、各々が考え、アイデアを出し合い、仮説を立ててトライし、試行錯誤しながら最適なものを生み出していく。そこには失敗や挫折、困難も立ちはだかっていることでしょうが、大きな可能性も秘めており、面白い取組みともいえるでしょう。どちらにせよ、日本がこの先発展していくためには「地方創生」は無視して通れない道でしょう。私も自分としては何が出来るか考えてみたいと思いました。
オマケ
展示場内には少しですが、移動式のレストランカーも出ていました。
地方創生には食、グルメ、特産品も外せないですよね。
EXPO会場からの帰り道、駅に向かう人たちの背筋はなんとなくピンと伸びていたように見えました。日本の明るい未来へのキーワード「地方創生」への光が見えたからかもしれません。
ちなみに地方創生EXPOは第三回も開催が決定しているそうです。
2020年2月5日(水)~7日(金)
今から約1年後、また新しい展開や動きが起こっていそうですね。楽しみです。
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シンジーノ
- 3人娘の父で、最近は山歩きにハマっているシンジーノです。私は「お客さまが”笑顔”で買いに来られる商品」を扱う仕事がしたいと思い、旅行会社に入って二十数年。今はその経験を元にできるだけ多くの人に旅の魅力を伝えたいと“たびこふれ”の編集局にいます。旅はカタチには残りませんが、生涯忘れられない宝物を心の中に残してくれます。このブログを通じて、人生を豊かに彩るパワーを秘めた旅の素晴らしさをお伝えしていきたいと思います。