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コーヒーづくりとグアテマラを一度に学べる!La Azotea Centro Culturalへ行こう!

グアテマラと聞くと、1番に出てくるイメージはコーヒー、という方が多いかと思います(私も、実際にグアテマラを訪れるまでコーヒー以外のイメージがありませんでした...)。日本のスターバックスでも販売されているグアテマラのコーヒー。手作業・質の高さにこだわられたグアテマラのコーヒーは世界中にもそのおいしさが知れ渡っています。
もしグアテマラに旅行されるのであれば、コーヒー農園見学は必見です!グアテマラの各地にコーヒー農園が点在しておりますが、今回は、「観光地から近い」・「マヤ民族の文化も学べる」・「お手頃価格」と3拍子揃った「ラ・アソテア・セントロ・カルチュラル(La Azotea Centro Cultural)」を紹介いたします!
目次
緑豊かな敷地に広がるコーヒー畑
La Azotea Centro Culturalは、グアテマラの古都であり世界遺産にも指定されているアンティグア(Antigua Guatemala)の隣町、ホコテナンゴにあります。アンティグアからは、街の西に位置する市場(メルカド)からホコテナンゴ行きのチキンバス(ローカルバス)に乗車し約10分。
バス停下車後、徒歩6分ほどで到着します。もしくはアンティグアのパルケ・セントラル(中央公園)から平坦な道のりを徒歩30分ほどで向かうこともできます。また、駐車場もあります。
敷地内に入った途端に広がる緑!このあたり一帯は一年を通して温暖でカラッとした気候となっており、森林浴がとても気持ちの良い空間となっています。
広大な敷地を5分弱進むと、コーヒー農園のエントランスに到着します。
入場料は2019年1月現在で大人50ケツァル/1人。なお、アメリカドルでの支払いも可能です。他のコーヒー農園よりも、非常に良心的な価格設定です。なお、受付の方は英語も通じる方でした。
こちらの施設は大きく2つに分かれており、コーヒー博物館と、グアテマラ(およびマヤ民族)の文化博物館とで構成されています。まずはメインのコーヒー博物館の方へ進みます。
こちらの施設では、コーヒーづくりのプロセス、コーヒーの歴史、およびグアテマラとコーヒーの関係について、英語とスペイン語で学ぶことができます。
上の写真は世界のコーヒー生産量ランキングの表です。ブラジルがダントツの1位、次いでベトナム、コロンビアと続いています。上位の国は、機械や効率性、または育ちやすい種類のコーヒー豆を生産することで大量生産を実現させています。これらの国と比べグアテマラは生産量では劣りますが、手作業というこだわり、また、質の高いアラビカという豆を生産しており、質は世界でもトップクラスと言われています。
グアテマラの中でも六つの生産地方に分かれており、アンティグアもそのうちの一つです。
観光客向けに各地へシャトルバスも運行されておりますので、各産地を訪れられるのもおすすめです。
豆を乾燥させています。
お土産屋さんも充実
お土産屋さんも充実しています。コーヒーの他、マグカップ、チョコ―レートに加え、マヤの人々のハンドメイドの織物、お洋服、アクセサリーなども販売されています。値段もついており、街のお土産屋よりも質が高いので、非常におすすめです。また、こちらのお土産屋にて、コーヒーの試飲ができます。ずっしり、しっかりとした味わいながらもクセがなく、万人受けしそうな味わいです。
マヤの博物館へ
コーヒー博物館を出て、続いてはマヤの博物館へ。こちらの博物館では、マヤ民族の歴史や音楽、そして衣装などを学ぶことができます。こちらの人形たちはなんと、木こりならぬウモロコシでできた人間たちです。現在も主食はトウモロコシでできたトルティーヤであるグアテマラの人々。トウモロコシ中心の生活は昔から続いており、過去のマヤの人々は、自らをトウモロコシの生まれ変わりだと信じていたそうです。
色とりどりの衣服や、今もなお続いている11月1日、死者の日の凧揚げの文化などの展示を見学できます。英語・スペイン語が話せない方でも楽しめる施設です。
広大な敷地にはコーヒー畑の他、グアテマラの四季の花々も植えられています。
おわりに
コーヒー農園見学以外にも、さまざまな楽しみ方ができるLa Azotea Centro Cultural。ぜひグアテマラを訪れられる際にはご見学されることをおすすめします。
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