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お肉大好き人間も惚れ込んで通ってしまうベジタリアン・レストラン「Café Gratitude(カフェ・グラティチュード)」
健康意識の高い人がとても多いロサンゼルス。ここ最近は、どんなレストランに入っても、ベジタリアン向けのメニューが「必ず」用意されているといっても過言ではありません。肉や魚を口にしない人の数は増えており、当たり前のように浸透しています。その傾向から、「オーガニック」「ヴィーガン」「グルテンフリー」「ローフード」、こんなキーワードをコンセプトとしたカフェやレストラン は急激に増加しています 。
日本にも素敵なお店は溢れていますが、まだまだヴィーガンやローフードを専門とするところは少ないかと思います。こういった場所は、食の素材はもちろんのこと、環境にとってもヘルシーであることがここ最近のトレンドで、どこも素敵で、おしゃれで、そして心地よい。お気に入りのお店はどんどん増えて行くばかりで、毎回どこに行こうか迷ってしまうほどです。そのなかでも特に気に入ってよく足を運ぶカフェ「Café Gratitude(カフェ・グラティチュード)」を今回ご紹介したいと思います。
このお店、南カリフォルニアに6店舗を展開する100%オーガニック、ヴィーガン、ローフードのカフェ・レストラン。 どのメニューも、肉・魚・卵・乳製品などが一切使われていません。 「好きな食べ物は、お肉!」と答えたいほど肉食な私が、なぜこのようなお店がお気に入りになるのか!? 今まで私が抱えていたヴィーガンメニューの観点をすっかり覆すほど、それは「美味しいから」のひと言に尽きます。しかもお店が素敵で、「カラダに良いもの」を良い雰囲気で食しているというその贅沢感がいいのです。
コーヒーやスムージーに使われているフルーツはもちろんオーガニック。パンケーキやクレープも当たり前にグルテンフリーです。カフェでありながら、お食事系メニューも豊富。インドカレーやタコスなど、がっつり満足できる食事も、もちろんお肉は入っていません。それだから、胃にも優しく、食べた後に眠たくなることがないのです。
こちらは、コーヒーパンプキンケーキ。 口に運ぶたびにかぼちゃそのものの味と食感が感じられます。私はブラックでコーヒーを飲みましたが、デザート自体の甘さが本当に控えめで、ラテやモカなどにもとても合いそう。こちらでサーブされるデザート類も全て、同店で手作りされているのだそうです。
前述のように、最近はヘルシーであることがトレンド。おしゃれだからという観点で入り込んだとしても、健康的な生活を一歩踏み出せているのなら、こんなにいいことはありません。 胃袋が喜ぶお肉のある生活は諦められないけれど、無理して健康やダイエットにストイックになるのではなく、週に一回など、ヴィーガンデーを作ってみるのも悪くないのかなと思い始めています。
同店の名前「Gratitude(グラティチュード)」は、「感謝の気持ち」を意味します。食べ物に、その素材と料理を作る人に、そして自分自身の健康に感謝も気持ちを持つ。そんなメッセージが同店のコンセプトとして表現されているようです。
Cafe Gratitude - Newport Beach/カフェ・グラティチュード
住所:1617 Westcliff Dr.Newport Beach, CA 92660
電話:(949) 386-8100
HP:https://cafegratitude.com/
時間: Mon-Sun 8:00 am - 10:00 pm
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SOLO
- ビーチ、青空、パームツリーのカリフォルニアに憧れて20年前に単身渡米、ロサンゼルス郊外オレンジ・カウンティー在住のライターおよび編集者。エクササイズ、新しいレストラン巡り、パーティー好き。最近の趣味は30年ぶりに始めたサクソフォーン。