覚えておいて損はない!カナダ独特のコーヒーの注文の仕方

ティムホートン

世界共通の嗜好品であるコーヒーは、ここカナダでも愛されています。カナダ人はカフェを訪れるのが大好きで、通勤や通学途中、休憩時間、誰かとの待ち合わせなど、毎日のように利用しています。

私の住んでいるここトロントでは、コンビニやヘアサロンの数以上に、街中の至る所で、スタバなどのカフェを見かけます。

今回の記事では、カナダ人が大好きなコーヒーについて、カナダでは少し独特の注文方法があるのでご紹介します。カナダに来る予定なら、滞在中に1度は必ず注文するときにこのトラブルに出くわすはずです。

絶対覚えておいたほうが良いので、参考にしてもらえたら幸いです。では早速、ご紹介しますね。

目次

みんな大好き!ティムホートン

突然ですが、「ティムホートン」というカフェはご存知ですか?ティムホートンは、カフェというほどオシャレなものではありませんが、ファストフードとカフェを融合したような、カジュアルでリーズナブルなお店です。カナダ人の生活スタイルに合った飲食物が販売されているので、老若男女問わず非常に人気があります。

コーヒーや紅茶などの飲み物から、ドーナツ、マフィン、ベーグル、スープ、サンドイッチなどを販売しているカナダに全国展開している最大規模のチェーン店です。

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おいしそうなドーナツやマフィンがずらり。朝食や昼食、少し小腹が空いたときにピッタリで、価格もお手頃です。学生や家族、サラリーマンと実に色々な人が買いに来ていました。

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ダウンタウンのとある店舗の店構えは、こんな感じです。赤と白の看板なので、遠くからも目立ちます。

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店内の様子はこんな感じです。この日は混雑する時間帯ではなかったものの、次から次へとお客さんが来て注文していました。

カナダ人でこのティムホートンを知らない人はいません。旅行などでカナダの空港に降り立ったら、1番最初に発見するお店は恐らくスタバかティムホートンです。本当にどこにでもあるので、短期滞在の方でも必ず目にすることができます。

カナダに住んで7年経つ筆者ですが、ティムホートンは数え切れないくらい行きました。とにかく早い、安い、そこそこ美味しいので、いつでもどこでも足を運びやすいのが魅力です。

>>Tim Hortons公式ホームページ

コーヒーのお味は・・・?

ひっきりなしにお客さんが来る、大人気のティムホートン。そのコーヒーはとてもライトで飲みやすい味です。オリジナルブレンド、ダークロースト、デカフェの3種類からコーヒーを選べます。

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ホットドリンクのメニュー一覧です。わかりやすく表示されています。ちなみにコーヒーのSサイズは$1.49CAD、日本円で130円程度です。

スタバの濃い味のコーヒーに慣れている人にとっては、正直味が薄いと感じ飲み足りないかもしれません。でも、この飲みやすい感じが好きだとスタバではなくティムホートンを選ぶ人もいます。私も、その日の気分でスタバの濃いコーヒーか、ティムの飲みやすいコーヒーかを選び、飲み分けています。

カナダでコーヒーを注文する方法

さて、ここから本題に入ります。ティムホートンやマックカフェなど、カフェスタイルのファストフード店では、コーヒーを注文するときに、「How do you want to drink coffee?」と聞かれます。訳すと「コーヒーをどのように飲みますか?」です。ミルクや砂糖は入れますか?という意味で、店員さんが聞いてきます。

というのも、カナダのファストフード店では、お客さんに提供する前にミルクや砂糖を入れるのが一般的で、注文時に希望の飲み方を店員さんに伝えないといけません。その伝え方がカナダ独特で、専門用語のようなもので伝えるので、初めてオーダーするときは少し困惑します。

以下、よくオーダーされる一例をご紹介しますね。

・ブラック・・・Black、ブラック
・砂糖1つとミルク1つ・・・Regular/レギュラー
・砂糖2つとミルク2つ・・・Double Double/ダブルダブル
・砂糖3つとミルク3つ・・・Triple Triple/トリプルトリプル
・砂糖1つ・・・One sugar(No milk)/ワンシュガー(ノーミルク)
・ミルク2つ・・・Two milk(No sugar)/ツーミルク(ノーシュガー)
・砂糖1つとコーヒーフレッシュ1つ・・・One sugar One cream/ワンシュガーワンクリーム

砂糖とミルクが入っている、日本で一般的に販売されている缶コーヒーのようなものが飲みたいなら、レギュラーか、ダブルダブルがおすすめです。

私はいつも、レギュラーかミルクのみ(多めが好きなのでツーミルク)を注文します。

初めてティムホートンで注文したとき、これらの知識が全くありませんでした。なので、店員さんの言っている意味が全くわからず、しかも慣れない英語での会話に焦ってしまい、「ブラック!」とやっつけに言ってしまったことを今でも覚えています。

今回は、コーヒーのオリジナルブレンド、Sサイズのレギュラーと、ソーセージマフィンを注文しました。コーヒーをレギュラーで注文した場合は、蓋にRと書かれています。

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ちなみに、スタバなどのカフェは世界共通で、コーヒーが提供されてから自分でミルクや砂糖を入れるシステムになっています。スタバでレギュラーのコーヒーと注文しても、砂糖とミルクを事前に入れてくれないので、注意しましょう。

最後に

今回の記事では、カナダ独特のコーヒーの注文方法をご紹介しました。カナダに滞在予定でコーヒー好きの方は、絶対1度は使うはずなので覚えておいてくださいね。

>>Tim Hortons公式ホームページ

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2012年よりトロント在住。自営業、ブロガー、2児の母。

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