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【台南】おとぎ話の世界へ迷い込んだようなフォトジェニックな博物館「千畦種籽舘」
多種多様な植物が生息する台湾では、それぞれの種も個性豊か。そんな「種」をテーマとした博物館があることをご存知ですか?ご夫婦がひっそりと営むちょっと変わった穴場観光スポットです。台南にある、フォトジェニックな世界「千畦種籽舘」をご紹介します。
目次
幻想的な世界を訪れるにはまず予約を
知る人ぞ知る「千畦種籽舘」があるのは、台湾南部の街「台南」。静かな通り沿いにたたずみ、独特な雰囲気をかもし出している木の館です。
「千畦種籽舘」を見学するには、事前に電話やFBでの予約が必要です。見学希望の日にちと人数を伝え、博物館と時間を打診する形になります。英語でも対応してくれるそうですが、当日のガイドは中国語になります。
植物図鑑のような館内へ
ガイドブックなどでは、あまり紹介されていない博物館ですが、予約時間のちょっと前に行ってみると、10人以上の人がすでに集まっていました。入館料100元を支払うと、さっそくおみやげ用の種をひとつもらえます。
まるで森にいるような幻想的な雰囲気の中、「種」にまつわる授業が始まりました。この博物館にならぶ無数の種は、すべて台湾で手に入れたものだそう。海に浮くように空気を含んだものや、風に飛ばされるように羽や綿がついたもの、それに鳥に運ばれるように色鮮やかな見ためをしているものなど、形や色、大きさはどれも個性的です。口紅の色素となる赤い種や、鮮やかな青色をした種などもありました。
手のひらほどの大きさがある棋盤脚樹(ゴバンノアシ)という木の種は、海をプカプカと漂流して繁殖するそうです。まるで中華ちまきのような見ために、どことなく親しみを感じました。
フローラルウォーターのテイスティング&おみやげコーナー
30分ほどのガイドツアーの締めくくりは、フローラルウォーターの試飲です。用意されたグラスに水を注ぎ、ユーカリやバラなどお好みのフローラルウォーターをスプレーして、ほのかな香りと味を楽しむことができます。
またこのコーナーでは、様々な種を組み合わせて作ったオリジナルアクセサリーや、コスメ、お香なども販売してます。
「千畦種籽舘」へのアクセス方法
「千畦種籽舘」は、台鉄台南駅からタクシーで約5分ほど。林森路と小東路の交差点にある「小東公園」から、細い路地へ入ったところにあります。少しわかりづらい場所にあるので、時間に余裕を持って訪れてみてくださいね。
千畦種子館
住所:台南市北區東豐路451巷29-1號
電話:(06)236-0035
時間:10~12時、13時30分~17時30分(要予約)
入館料:200元(2019年4月時点)
HP:https://www.facebook.com/QianQiZhongZiGuan/
【台湾一口メモ】
海外旅行初心者にまずオススメできるのが台湾。日本からの飛行時間は3~4時間、時差もマイナス1時間ですので、気軽に行くことができます。親日的としても知られていますので、親切に対応してくれる方も多いと思います。台湾グルメにショッピング、夜市が楽しい「台北」、赤い提灯が美しい「九フン」、願い事を書いて空に放つ"天燈上げ"が楽しい「十分」など、台湾は見どころがいっぱいです。格安ツアーから豪華ホテルに泊まるツアーまで、たくさんのプランが用意されています。
<時間と費用>(目安)
●飛行時間:約4時間(羽田~台北)
●旅行日数:2~5日間
●ツアー費用:約25,000円~約180,000円
台湾のツアーはたくさんあります。まずはどんなツアーがあるか探してみてはいかがでしょうか?
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ロータス
- ニーハオ!!2007年より台湾在住! 台湾の老街(ラオジエ)での雑貨散策とB級グルメ食べ歩きが得意。 南国のんびり暮らしのブログを発信中。