公開日:
最終更新日:
ロンドンのリバーサイドで体験!欧州風クリスマス・マーケット
ヨーロッパのクリスマス・マーケットといえば、思い浮かぶのはドイツやチェコ、ハンガリーなど、他の大陸諸国の光景かもしれません。でもイギリスにもあるんです!規模や知名度は欧州の他の都市にかなわなくても、ロンドンでも十分クリスマス・マーケットの雰囲気は味わえます。今回はその中でもテムズ川河岸で楽しめる、その名も「クリスマス・バイ・ザ・リバー」をご紹介します。
目次
開催地はロンドン・ブリッジ・シティ
テムズ川南岸、ロンドン・ブリッジとタワー・ブリッジの間に広がる商業・観光エリア、モア・ロンドン(More London)。ロンドン・ブリッジ・シティとも呼ばれる、こちらの再開発エリアが「クリスマス・バイ・ザ・リバー」の会場です。
ドイツ風の伝統的なマーケットに倣ったストールと、テムズ川の対岸にそびえ立つシティ(金融街)の高層ビルとのコントラスト。ロンドンならではの眺めです。
丸太小屋風のストールで売られているのは、さまざまな種類のスイーツや、ホットドッグ、バーガーなどの軽食類や、アートクラフト、クリスマスのデコレーション用品やカード、オーナメントなどなど。川辺の散歩を楽しみつつ、この時期ならではのショッピングが楽しめます。
ヘイズ・ガレリアのクリスマス・ツリーも必見!
ロンドン・ブリッジ・シティの中でも見逃せないのがこちら、ヘイズ・ガレリア(Hay's Galleria)。ヘイズ・ワーフ(埠頭)は、19世紀には紅茶貿易の要所のひとつであった場所。その地に残る、元は倉庫だった建物を改築して生まれた施設がヘイズ・ガレリアです。美しいアーチ型の高い天井の下に広がる開放的な空間に、飲食店やミニマーケットのストールが並ぶ、おしゃれで人気の観光スポットとなっています。
ヘイズ・ガレリアでは、「クリスマス・バイ・ザ・リバー」の開催期間中、コーラス隊によるパフォーマンス、クリスマスにちなんだクラフトやデコレーションなどが学べるワークショップなども行われています。
ロンドン市庁舎とタワー・ブリッジ
ロンドン・ブリッジから一本下流側にかかる橋が、世界的に有名な跳ね橋であり、ロンドン屈指の観光名所のひとつ、タワー・ブリッジです。そのタワー・ブリッジのたもとには、独特な形をしたロンドン・シティ・ホール(市庁舎)があります。モダンなガラス張りのシティ・ホールの前にも、クリスマス・マーケットのストールは続いています。
そしてこちらは市庁舎前の噴水広場。シンプルなイルミネーションのクリスマス・ツリーも魅力的です。
ロンドン・ブリッジ駅から徒歩数分の距離で、ビジネス街の夜景とトラディショナルなクリスマス・マーケットの雰囲気が楽しめる「クリスマス・バイ・ザ・リバー」。入場は無料で、2019年1月2日まで、クリスマスの日を除く毎日開催中です。
Rankingイギリス記事ランキング
-
ハル・リーチ
- 音楽、映画・演劇・TV、サッカーなど、UKカルチャーをこよなく愛す。2001年よりロンドン在住。以来、会社員&ものかき業を継続中。