カジノを趣味にしてみよう!楽しみ方や還元率などカジノの基本をご紹介します

今、AbemaTVでも「POKER×POKER」というポーカー番組が始まるなど、日本でも注目を集めている「ポーカー(テキサス・ホールデム)」をご存知でしょうか?

最近、この「ポーカー」にドはまりしてしまった私こと「流浪のポーカープレイヤーすずか」(ちなみに、本業は弁護士をしています。)が、海外のカジノ事情や日本国内のアミューズメントカジノ、ポーカー大会の楽しみ方などを、詳しくご紹介させていただきます。

目次

「カジノ」というと、どんなイメージがありますか?

ギャンブル? 損しそう? 危ない人が通ってそう?

カジノに行ったことのない多くの人は、「カジノ=ギャンブル=マイナスのイメージ」を持っているかもしれません。

確かに、日本国内では「賭博(とばく)」が禁止されていて(刑法185条)、いわゆる「闇カジノ」が暴力団の資金源になっていたりするようですから、マイナスのイメージを持つのもやむを得ないかもしれません。

でも実は、カジノは薄暗くて危ない場所ではないのです。論より証拠、まずはこちらの画像をご覧ください。

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とても綺麗じゃないですか?

それも当然。

カジノは、17世紀頃から、上流階級の華やかな社交場として発展した経緯がありますし、カジノの語源は、イタリア語の「CASA(家)」と「INO(小さい)」、すなわち貴族の保養地の別荘を意味する言葉でした(諸説あります)。

当然のことながら、安全でなければ、お金を持った人は集まってきません。そのため、少なくとも「カジノの中」では、高いレベルで安全性が保障されています。

特に、アジア最大のカジノ都市「マカオ」は、カジノの中だけでなく街中もかなり安全で、日本と比べてもそれほど遜色ないイメージがあります。実際、私がマカオを訪問したときも、特に危険を感じることなく深夜に外を出歩いて、カジノをハシゴできました。

それでも、「ギャンブルって破産しそう」というイメージをお持ちの方もいると思います。確かに、競馬や競輪、パチンコにハマって大金を失ってしまう人がいます。

しかし、自分の楽しみとして、競馬や競輪を楽しんでいる方がほとんどであることも事実ですから、使うお金を決めて、「割り切って楽しむ」ことにだけ気をつければ、破産することはありません。というより、「ギャンブルって破産しそう」と考えられる心配性な貴方は、たぶん大丈夫だと思います。

それにカジノは、意外と良心的なギャンブルなのです。

「え?賭け事に良心的も何もないでしょ。」と思った方、実はあるんです。

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カジノは良心的? ギャンブルと還元率について

日本で認められているギャンブルには、宝くじ、競馬、競輪、競艇、オートレース、スポーツくじ「toto」などがあります。

これらのギャンブルでは、大雑把に言えば、

 掛け金として集めたお金 - 運営側の取り分 = 配当金

という仕組みになっていて、「運営側の取り分」が多いほど、配当金が減る仕組みになっています。そのギャンブルを運営することにもお金がかかりますから、「運営側の取り分」があることは、ある意味当然ですね。

ちなみに、「集めたお金」のうち「配当率」が占める割合を「還元率」といい、還元率が高ければ高いほど「割のよいギャンブル」(=良心的なギャンブル)と言えます。

一方、還元率が低ければ低いほど、「割の悪いギャンブル」(=良心的でないギャンブル)ということになります(程度問題といえば、程度問題なのですが...)。

そして、この「還元率」ですが、概ね以下の数字のようです。

  • 宝くじ     46.8%
  • 競馬      70~80%
  • 競輪      75.0%
  • 競艇      75.0%
  • オートレース  70.0%
  • toto      50.0%

宝くじを例に具体的な金額でいえば、1億円分の宝くじが販売された時、5,320万円は運営費や地方財政資金に当てられ、配当にまわされるのは4,680万円しかない、ということです。

カジノの取り分(控除率)は、ゲームによって異なりますが、「カジノゲームの王様」といわれるバカラで1.2%~1.36%、ルーレットで2.7%~5.27%、と言われています。

つまり、バカラを1億円分遊んだ場合、カジノの取り分は136万円になるということです。

もちろん、「試行回数」や「配当額」の違いがあるので、「カジノの方がお得だ!」と断言はできませんが、還元率で比較すると、カジノが他のギャンブルより儲けやすいとはいえると思います。

カジノの楽しみ方とは?

ところで、カジノの楽しみは、色々あります。

  • 1. 豪奢(ごうしゃ)な雰囲気(=非日常感)を味わいたい
  • 2. お金を儲けたい
  • 3. 非日常のドキドキを味わいたい

私は、カジノ特有の緊迫感、緊張感がとても楽しく、ハマってしまいました。

貴方も、ぜひ一度体験してみてください。病みつき、にはならないかもしれませんが、きっとカジノ体験は、貴方の人生に彩りを与えてくれると思います。

次回から、カジノの楽しみ方をご案内したいと思います。

【TOPIC】「ギャンブル=賭博」の意味

賭博を禁止した刑法185条は、「賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。」と規定しています。

そして、同条の解釈において、「賭博とは、偶然の勝敗により財物・財産上の利益の得喪を争うこと」とされています。

賭博罪は、日本国内の賭博を禁止するものですから、海外のカジノに行って遊ぶことは禁じられていません。

ちなみに、この「賭博」という概念は、とても範囲が広いことが特徴です。

たとえば、将棋や囲碁は、いわゆる完全情報ゲーム(すべての意思決定点において、これまでにとられた行動や実現した状態に関する情報がすべて与えられているような展開型ゲームのこと)ですから、一見「実力だけがものをいう!」ように思われ、「偶然の勝敗」とはいえないようにも思われます。

しかし、判例上は、「当事者の技量に差があっても偶然的要素がある限り、賭博罪が成立する」と解釈されており、「賭け将棋は賭博」とされています。

なお、イカサマをして、参加者が必ず負けるように仕組まれたギャンブルは、「賭博」ではなく、単なる「詐欺」となります。

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すずか

流浪のポーカープレーヤー兼弁護士兼スイーツ評論家。2016年3月にポーカーを始めました。当面の目標は,何かのタイトルを取ることです。

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