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おすすめ学問!アーユルヴェーダをインドで学ぼう。
こんにちは。田澤ともきです。
みなさんは、アーユルヴェーダって言葉、聞いたことありますか?今回は私がインドに来るきっかけにもなったアーユルヴェーダについて触れたいと思います。「健康になれる」「やせる」「悩みがなくなる」など、予想以上にいい事ずくめな学問なのです。
目次
1.アーユルヴェーダってなに?
じつは、アーユルヴェーダはインドから生まれた学問です。6000年前から古代文明の智慧として、紙も、ペンもない時代に口頭でまるで俳句のようなリズムある言葉を、人から人へと伝え、後世に残されたものです。最も古い文献は3000年前といいますから、世界4大文明の一つ、インダス文明が生まれたインドの当時の学者達はさぞかし優秀だったのでしょう。
アーユルヴェーダをインドで学ぶ意味とは
アーユルヴェーダは、日本ではマッサージやリラクゼーション、クッキングなどの一種かと思われているのですが、インドでは実は立派な化学(サイエンス)と言われ、さらに西洋医学と肩を並べて社会的地位ももっています。インドのすごい所は、西洋医学はもちろんあるのですが、アーユルヴェーダ、ホメオパシー、キネシオロジー、アロマセラピーなどもきちんと医学として認知され、実際に専門大学で学ぶことができます。
日本の法律で、残念ながら日本ではインドのアーユルヴェーダ医師が治療や薬を与える事ができません。そのため、エステサロンやマッサージとして認知度が高まったのですが、ここはインド。治療を受けるのはもちろん、写真のようにアーユルヴェーダ総合大学の教授から、直接薬用オイルの精製などを教えてもらう事ができます。
2.生活すべてがアーユルヴェーダ
ヨーガとアーユルヴェーダは、伝えられた背景や文化が一緒ですから、非常に密接な関係を持っています。日本では様々なヨガが存在しますが、インドではヨーガと呼び、ヨーガ哲学、瞑想、呼吸法、そしてポーズをアーサナといい、どれも大切な要素です。インド滞在中、アーユルヴェーダと一緒に、ヨーガも体験できます。
写真はホームステイの家庭料理。右上がダールという豆のスープ。コーンとピーマンの野菜炒め、手作りのラドゥーというお菓子。そしてチャパティにライスです。インドで学ぶと、こういった食事の時にもアーユルヴェーダを感じる事ができます。食べ物と体は非常に密接な関係があります。意外にもそれは間違った常識でとらえられている事が多いのです。
これはとある日のお昼、インド料理が好きな方にはたまらないお食事タイムです。「今日の食べ物が明日の自分をつくる」というのは聞いたことがあると思うのですが、それはどうしてか、わかりますか?アーユルヴェーダでは説明がつきます。さらに、肉体的な健康と一緒に、精神的な健康についてもきちんと理解できるのです。アーユルヴェーダのすごい所の一つに精神的健康を一つの要素としてとらえている所があります。
マリーゴールドで作ったお花飾り。この日はダシェラというお祭りの日でした。インドの文化に触れる事はアーユルヴェーダを勉強するためには必要な経験です。宗教や文化も背景がつよいため、言葉やインドの生活というものがわかるとより身近にわかりやすくなるからです。私達は普段目に見えないものは信じる事ができません、でも感覚というものは生まれた時から備わっている人間本来のものです。
3.アーユルヴェーダを学ぶとこんな事がわかる、できる。
アーユルヴェーダを学ぶと、「自分の弱点、美点がわかる」「相手と比べる事をしなくなる」「健康とは何かがわかる」「今の自分に何が必要かがわかる」「環境、周りの人に感謝できるようになる」「不必要な脂肪が落ちる」「不必要な考え方をしなくなる」などなど。それ以外にも、マッサージを習得すれば家族にも喜んでもらえるし、子どもの教育や、対人関係の悩みも解決できます。
4.アーユルヴェーダを学ぶならインドで
同じアーユルヴェーダを学ぶなら、インドで学ぶのがおすすめです。仕事の都合もあるし、もちろんお金の問題もあるかもしれません。でも一生のうちの18日間は、皆さんにとってどのぐらいのものでしょうか。その後の人生が変わるとしたら、どう思いますか。国を超えて一つの学問を学び、帰国した時、きっと違った日本を見る事ができるはずです。思い立ったらぜひ一度インドにお越しください。
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田澤ともき
- アーユルヴェーダがきっかけでインド在住。ハイテクから古代伝統まで、100人100色楽しめますよ。インドならではの出来事や、インド生活についてお届けします。