スイスアルプス!あの名峰マッターホルンに激迫る、3つの方法教えます

目次

はじめに

スイスと言えばアルプスの山々、そしてアルプスを代表する名峰といえば「マッターホルン」ではないでしょうか。
というわけで今回はアルプス界のビッグ・スター、マッターホルンを満喫する旅をお届けしたいと思います。ぜひ山好きのみなさまに体験していただきたい、マッターホルンに激迫るとっておきの3つの方法。スイスファン必読です!

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【激迫りその1】マッターホルンの雄姿がすぐそばに!マッターホルングレイシャートレイルを歩く

歩くのが好きな方におすすめ、マッターホルン東壁ギリギリまで手っ取り早く近づけるハイキングルートです。あまり日本の方に知られていない通好みのコースですよ。
まずはツェルマットの乗り場からゴンドラ・ロープウェイを乗り継いでクライン・マッターホルンの展望台「マッターホルン・グレイシャー・パラダイス」へ。

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こちらは標高3,883m、ヨーロッパ最高地点の展望台で景色を楽しみます。天気がよければ、はるか向こうにユングフラウヨッホの姿が確認できます。

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こちらはブライトホルン、すぐ目の前です。満喫したら再びロープウェイで標高2,939mのトロッケナー・シュテークへ下ります。

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さあここから今回のハイキングはスタートです。
よくある緑とお花満喫のフラワーハイキングと違い、こちらはゴツゴツした岩場ばかりを歩いていきます。

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まるで火星を歩いている様な不思議な感覚・・・。どんどんマッターホルンが近づいてきます。

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いよいよ目の前にマッターホルンの東壁が!大迫力です!

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さらに稜線へ向けて歩きます。

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東壁と北壁の狭間、マッターホルン登頂ルートとして有名なヘルンリ稜まで来ました!

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私の頭上には小さくヘルンリ小屋が。しばしアルピニスト気分を味わえます。圧倒的なスケール、優美というよりは荒々しい、今までのイメージとは違うマッターホルンの姿をすぐ間近で楽しむことができました。
ラストスパートは下りです。リッフェルアルプやゴルナグラート方面の絶景が見渡せます。

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このあたりからはスイスらしい緑の景色が広がります。

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シュワルツゼーまで来てゴール!
公式ルートマップでは、所要時間2時間の記載でしたが、成人男性の私が写真を撮りながらのんびり歩いて2時間30分程度かかりました。足場はガレ場も多くアップダウンもありますのでハイキングシューズはマストでご用意ください。高低差は356mで基本的には下りです。
普通に運動できる方なら問題なく完歩できるレベルですのでぜひチャレンジしてみてください。他にはない景色を楽しむことができます。

【激迫りその2】マッターホルンを一番満喫できるホテル! 標高3,089mの楽園「クルムホテルゴルナーグラート」に泊まる!

ツェルマットの駅から人気の登山列車で終点のゴルナーグラート展望台へ。

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標高3,089mの山上に建つのがこちら『クルムホテルゴルナーグラート』。

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1896年開業の歴史と2005年にリニューアルされて現代的機能も併せ持つ、世界有数の憧れの山岳ホテルです。
そのロケーションは周囲360度遮るものなし!

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アルプスの4,000m峰に囲まれる絶景を大満喫できる唯一無二の立地です。総客室数はわずか22部屋。貴重なお部屋を巡って世界中からファンが訪れる予約困難なホテルなんですが、今回特別に宿泊する機会を持つことができましたのでぜひご紹介させていただきます。

私のお部屋はこんな感じ。

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標高3,100mのホテルとは思えない、可愛らしく清潔感のある内装です。全ての客室はそれぞれマッターホルンビューかモンテローザビューとなっていますが、私の部屋の窓からはヨーロッパ最高峰のモンテローザが見えます。

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部屋から名峰が楽しめるも当ホテルの売りです。

さてこちらはレストラン。

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スイスらしい山小屋風でこちらも明るくて可愛らしい内装です。お食事もおしゃれな感じにサーブされます。

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ホテルのスタッフの方もとてもフレンドリーで心のこもったサービスをしていただけました。なおご滞在の際は、さすがに高度の高いところにあるため、ゆっくり行動する、水分をしっかりとるなど体に気を付けないといけませんのでご注意ください。

最後に、ゴルナーグラート登山列車の最終列車をホテルから見送る夕暮れの写真。

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こんな景色を楽しめるのも宿泊者の特権です。
ぜひツェルマットでのご宿泊の際は『クルムホテルゴルナーグラート』も候補にいれてみてください。ゆっくりと一晩かけてマッターホルンを満喫することができますよ!

【激迫りその3】極めつけ!マッターホルンヘリコプター遊覧!!

これぞ究極のマッターホルン激迫り!ヘリコプターで上空からマッターホルンにアタックします。
今回ご紹介するのはAIR ZERMATTという会社、カッコいい真っ赤なヘリコプターがトレードマークです。

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乗客定員はパイロットプラス6人のお客さんで運行されます。

飛びます!

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こちらの動画をご覧ください。本当に大迫力です。


約20分ほど、夢のようなひとときのフライトを堪能しました。
ちなみに今回のコースは日本円で22,000円程度の予算でした。ちょっとお値段は張りますが、ヘリコプターでマッターホルンの頂上に迫るなんて一生に一度の体験ですからぜひトライしてみてください。人気なので要予約ですよ。

最後に

最後までお読み頂きありがとうございました。
さまざまな表情を持つ名峰マッターホルンはその楽しみ方も本当にさまざま。
もちろん自然相手ですから簡単にいかないこともありますので安全には十分気をつけて、心に残る素晴らしいスイスアルプスの旅を思い思いに楽しんでください。

ライター:ます

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ます

某旅行会社勤務の「ます」です。海外旅行が大好きで、これまでヨーロッパ中心に約40ほどの国と地域を訪れています。世界中の素晴らしいコトを少しでもお伝えできればと思っています。

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