公開日:
最終更新日:
史跡と風景、伝説で知られるロマンチックな隠岐の島。その魅力とは?
島根県北方約80kmに位置する、歴史と伝説の島、隠岐の島(おきのしま)。普段なかなか行く機会のない観光地へ島旅に行ってきました。今回は、そんな隠岐の島(おきのしま)の観光スポットや魅力をご紹介いたします。
目次
- 隠岐の島(おきのしま)と呼ばれる隠岐諸島
- 隠岐の島へのアクセス
- 隠岐の島と言えば「ローソク島」に夕日が灯る瞬間が絶景!
- 歴史ある「玉若酢命(たまわかすみこと)神社」
- 隠岐自然館(おきしぜんかん)
- 海中展望船「あまんぼう」
- 隠岐名物「牛突き」
- ぜひ食べてほしい!対馬暖流からくる恵まれたグルメ
- 最後に
隠岐の島(おきのしま)と呼ばれる隠岐諸島
隠岐の島(おきのしま)と呼ばれる隠岐諸島は、島根県北方の日本海に浮かぶ4つの大きな島と約180の小島からなる諸島です。
その中の西南にある3島:知夫里島(ちぶりじま)[知夫村]、中ノ島[海士町]、西ノ島を「島前(どうぜん)」、円形で最も大きな島を「島後(どうご)[隠岐の島町]」と呼びます。4島を合わせた人口は約23,000人です。
古くは聖武天皇の時代(西暦724年)遠流地として定められ、後鳥羽・後醍醐両帝をはじめとする歴史上の要人が流され、島の文化形成に大きな影響を与えたといわれています。
他にも北前船の西廻り航路の風待ち港としても栄え、秘境ムードからは感じられないほど、歴史深い島です。
また、島根県には、鳥取県、岡山県との3県にまたがって所在する「大山(だいせん)隠岐国立公園」もあります。
隠岐の島へのアクセス
島後(隠岐の島町)には「隠岐世界ジオパーク空港」があり、大都市圏であれば大阪伊丹空港から島後まで日本航空による1日2便のフライトで比較的気軽に訪れることができます。
空港では 本物の牛が出迎えてくれました。これは島の名物「牛突き」からくるものです。この「牛突き」は島の人々のやさしさからくる貴重な伝承文化です。こちらに関しては後ほどまたご紹介します!
隠岐の島と言えば「ローソク島」に夕日が灯る瞬間が絶景!
今回の旅の始まりは島後(どうご)から。
海から突き出した、約20mの岩の上に太陽の沈むところが重なり、まさにローソクの様に見える「ローソク島」。その姿は隠岐の島を代表する絶景です。
ローソク島は船でしか見ることができず、重栖港より遊覧船に乗り島に向かいます。
まだ写真でしか見たことない風景を実際に見られると思うと、わくわくせずにはいられません!早速船に乗り込みます。
ただ、この日は天気が悪く、大きな期待はできませんでした。それでも「もしかしたら・・・」と淡き期待をしていたものの、軽く裏切られてしまいました。。
その写真がこれ。
残念なことに、見事に曇っていてローソクの火にあたる太陽はありませんでした。。。。
ローソク島
住所:島根県隠岐郡隠岐の島町
歴史ある「玉若酢命(たまわかすみこと)神社」
こちらは隠岐の島にある「玉若酢命神社(たまわかすみことじんじゃ)」。すごく荘厳な雰囲気で国指定重要文化財になっています。
隠岐三大祭りである「御霊会風流(ごれえふうりゅう)」もここで行われます。ここの主祭神「玉若酢命(たまわかすみこと)」は島の開拓の神と考えられ景行天皇が隠岐国に遣わされた大酢別命の御子と伝えられています。
玉若酢命神社(たまわかすみことじんじゃ)
住所:〒685-0017 島根県隠岐郡隠岐の島町下西701
隠岐自然館(おきしぜんかん)
ここには樹齢千数百年と言われ、樹高30mの「八百杉(やおすぎ)」の折れた枝が展示されています。
隠岐自然館(おきしぜんかん)
住所:島根県隠岐郡隠岐の島町中町隠岐ポートプラザ2F
TEL:08512-2-1583
開館時間:4~11月 8時30分~17時30分 / 12~3月 8時30分~17時
休館日:月曜日(祝日の場合は火曜日)年末年始(12/28~1/3)
料金:大人300円 / 小人150円
公式サイト:http://okishizenkan.wixsite.com/kansei
海中展望船「あまんぼう」
日本海に浮かぶ隠岐の島は対馬暖流の流れ、漁場としても豊かで色んな魚がいます。その豊かな海を覗きに、海士町(あまちょう)から海中展望船「あまんぼう」に乗ってみました。
海中が綺麗に見えて、迫力満点!色んな魚が泳いでいました。隠岐に行ったら外せないスポットです。ただし、4~10月までしか運航していないので行かれる際はご注意を!!
隠岐名物「牛突き」
隠岐の島と言えば闘牛の祖ともいえる「牛突き」。「モーモードーム」で見ることができます。
牛突きの由来は後鳥羽上皇がご流配となり、島をまわっている時田畑を耕す農耕牛が角を絡め合う姿を見て大変お喜びになり、島の住民がお慰めするために始めたと言われています。
迫力ある牛と牛のぶつかり合い。闘牛を見たことが無い私は何とも言えない緊張感がありました。これは観光牛突きですが、伝統ある文化財としても保存継承されています。
隠岐モーモードーム
住所:隠岐の島町池田風呂前19番1
料金:大人1,500円 小中学生750円 幼児無料
TEL:08512-2-0787(隠岐の島町観光協会)
ぜひ食べてほしい!対馬暖流からくる恵まれたグルメ
海に囲まれた隠岐の島、当然海の幸のグルメは満載です!イカを中心とした新鮮な海の幸、隠岐牛とぷりぷりとした魚介類の食感と滋味深い隠岐牛の味わい。。。。
都会に住んでいる方には絶対におすすめのグルメです。
最後に
今回、初めて「隠岐の島」に行きました。名は知っていても、中々行く機会のない所でしたが実際行ってみると、日本海に浮かぶ小さな離島に千年以上の歴史や文化があり、とても興味深い島めぐりとなりました。
皇帝が流された島ということもあり、色んな伝説も残る島でロマンを感じる3日間でした。
ご紹介した他にもたくさんいい所がありましたが、その中からおすすめの情報を抜粋してご紹介しました。飛行機で気軽に行けるというところも忙しい方にもおススメです。
歴史ロマンを感じに隠岐の島に出かけてみませんか?
Ranking島根記事ランキング
-
midori
- 新婚1年目。仕事と家事に孤軍奮闘中!