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ドイツの天空の城!ホーエンツォレルン城
今話題の、ドイツにある天空の城へ行ってきました。その名も「ホーエンツォレルン城」。ドイツのお城といえば「ノイシュバンシュタイン城」を思い浮かべる方が大多数だと思いますが、そこと並び、三大名城、三大美城などと称されることのある中世のお城です。
ドイツにはたくさんの古城が点在していますが、ここは特に雲海の写真が有名な山の上にあるお城です。今回はお昼に行ってきました!
目次
麓からの景色も楽しみのひとつ
高速道路から見えてくるとテンションがあがります。麓からお写真をパシャリ。
途中駐車場でシャトルバスに乗り換えて頂上まで。(片道2.2ユーロ/往復3.3ユーロ) ぐねぐねした道なのでご注意を!!駐車場からは歩くと30分ぐらい、帰りは下りなので天気よければ歩くのも気持ちよさそうでした。
今回はツアーバスで行きましたが個人で行く場合の最寄駅はヘッヒンゲン駅、そこからバスになります。このバスの本数が少ないのが、個人で行きにくいと言われる所以です。
いざお城へ!
いよいよお城の中へ。螺旋状の坂道になった通路を進みます。中世のお城は登りが反時計回りに作られることが多いそうです。敵が攻めてきたときに、自分たちが利き手の右手を使いやすくするためなんだそう。
麓の村を見下ろすことができます。どこから見ても景色が素敵でした。
まずはお昼ごはん!
城内には1件レストランがありますのでそこでランチをしました。
<パンケーキのスープ>
細切りにしたパンケーキの入ったコンソメスープ。パンケーキが意外とふっくらしていて美味でした^^
<マウルターシェン>
ラビオリです。中には肉が入っていてボリューム満点!!
<アップルストゥルーデル>
甘さ控えめのアップルパイ。シナモンもきつくないので食べやすい◎
いよいよ城内見学へ
ガイドさんと合流し、いよいよお城の中を見学します。 城内見学はガイドツアーでのみ可能。扉の鍵をガイドさんが開けてくれるのですが、結構なボリュームでガチャガチャっという音が聞こえるのでちょっとびっくり。土足は禁止なので靴の上からでっかいスリッパを履いて見学します。もしもヒールの靴で来たらどうなっていたんだろう。。。
城内は撮影禁止なのでチケットで雰囲気だけでも。絵柄は何種類かありました。ちなみに城内見学付きのチケットは12ユーロ。
このお城は戦争で破壊されたり、放置されて朽ちてしまったりして建物自体は3代目になり、 今あるものは1867年(日本は最後の将軍 徳川慶喜の時代)に完成しました。 中には壁一面の家系図や今もパーティーに使われているという広間、青で統一されたブルーサロンなどを見ることができます。特に家系図は木の枝で繋がっているように描かれていて、見た目も可愛らしく必見です。
調度品や装飾がとっても素敵なので、城内見学は一見の価値ありです。 飾ってある肖像画も中もまた美しかったです。
宝物庫の見学
最後に宝物庫へ。煌びやかなドレスや宝石などが印象に残りました。中でも目を引くのは王冠!大きなサファイアと散りばめられたダイヤモンド。。。眼福です。
ここも残念ながら撮影禁止でしたが、貴重な展示物の数々を目に焼き付けてきました。
2つの礼拝堂
見学終わりでガイドさんとお別れし、礼拝堂を見に行きます。 このお城にはカトリック、プロテスタントの礼拝堂がそれぞれあります。ステンドグラスが綺麗でした。
なぜ礼拝堂が2つあるのか?というと、このお城の持ち主に関係してきます。実はこのお城個人所有なんですね。2/3がプロイセン家の持ち物であり残りの1/3はシュヴァーベン系の持ち物なのです。この2つの家が信仰している宗派が違ったので、カトリックとプロテスタントの礼拝堂が2つ建てられたのです。
帰り道は「秘密の抜け道」から!
帰りには地下の抜け道を通りました。 結構通路は狭いですが今にも崩れそうな雰囲気が臨場感あって最高でした。
ノイシュバンシュタイン城は優美で華やかなイメージですが、このお城はどちらかというと雄々しいますらをぶりといったイメージ。 跳ね橋、甲冑、剣などゲーム好きな人も楽しめるのではないかなというお城でした。
今度は紅葉の時期に来たいと思います。
ホーエンツォレルン城(Hohenzollern Castle)
住所:72379 Burg Hohenzollern
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