たびこふれ

【カナダ】トロントのTTC (地下鉄、バス、路面電車)の乗り方

  • Facebook シェア
  • twitter シェア
  • はてなブックマーク  シェア
  • google+ シェア
  • LINE シェア

記事投稿日:2018/08/02
最終更新日:2018/08/02

Views:

こんにちは、2011年からカナダのトロントに在住しています、ももです。今回はトロント市内を移動するときに欠かせない「公共交通機関」について、その基礎をご紹介します。

国が違えばその勝手も異なり、初めての海外旅行ともなると何かと不安になり、事前にできるだけ情報収集しておきたいですよね。

ここでは、初めてトロントに来る人でもわかるように、公共交通機関を乗りこなせるよう基本的な情報をご紹介しているので、ぜひ最後までご覧いただけると幸いです。

では早速ご紹介していきましょう!

<目次>

トロントにある公共交通機関「TTC」とは

201807TTC_4.jpg

トロントにある公共交通機関は1社のみで、TTC(Toronto Transit Commission)という会社が運営しています。よって、トロント市を公共交通機関で移動=TTCを使うことになります。

東京のように、JR、東京メトロ、市営、西武・・・など様々な会社が入り混じっていることはないので、単純明快でわかりやすいです。

TTCは「地下鉄」「バス」「路面電車(ストリートカー)」の3種類を運行しています。この3種類がトロント市内を網羅しているので、市内の観光地はTTCを乗り継いで訪れることができます。

日本のような曲がりくねった道路と違い、トロントの通りは碁盤の目のように東西南北に整備されています。バスとストリートカーは、基本的に地下鉄の駅からその大通りをまっすぐ走るだけなので、比較的運行ルートも読みやすく、わかりやすいです。

パッと見はかなり複雑ではありますが、TTCの公式ウェブサイトのマップから、その一覧をご覧いただけます。

TTC公式サイト:http://www.ttc.ca/Routes/General_Information/Maps/index.jsp

運賃について

201807TTC_5.jpg

TTCに乗るためには、乗車時にお金を払うか、乗り放題パスを買って提示しないといけません。距離によって料金が加算されていく日本の料金システムに対し、TTCは乗る際に一律の料金を乗車前に払うだけなので、料金は明確です。

料金は、現金だと1回3ドル25セントです。お釣りは出ないし、細かい小銭に崩してくれるわけでもないので、現金で支払いたい場合はちょうどを用意しておかないといけません。例えば、次のような3つのケースの対処法をご紹介します。

1. 「4ドルしかないけどどうしても現金で払いたい」という場合

「4ドルしかないけどどうしても現金で払いたい」という場合は4ドル支払います。多めに払う分には何も言われません。

2. 「小銭がない!毎回現金で払うのは面倒!」という場合

トークン(回数コイン)を1枚3ドルで、各地下鉄駅の改札で購入できます。トークンは最低3枚以上購入しないといけないので、しばらく滞在する予定のある人には良いでしょう。現金で支払うよりも少し割安なので、TTCを不定期に利用するカナダ人は、トークンをまとめ買いしておく人が多いです。

3. 「頻繁にTTCを利用する!」という場合

パスが非常に便利です。パスの種類は下記の3つです。

  • デイ(1日乗り放題)
  • ウィークリー(当週の月~日曜まで1週間乗り放題)
  • マンスリーメトロパス(当月の1日~末日まで1カ月乗り放題)

デイパスは買った日、もしくは買っておいて使いたい日その1日、に使用することができます。
ウィークリー・マンスリーは購入した日からではなく、月曜から1週間・月初めから1ヶ月、というくくりになっているので注意が必要です。

例:水曜日や木曜日に購入した場合

ウィークリーは月曜から始まっているので、水曜や木曜に購入すると週の半分はすでに終わっています。よって、使える日にちが数日しかありません。さらにお値段もなかなか高いので、買う際は曜日・日付を確認してからの購入をオススメします。

ちなみに、2018年7月現在のパスの料金は以下の通りです。

  • デイパス:12.50ドル
  • ウィークリー:43.75ドル
  • マンスリーメトロパス:146.25ドル

トークンが1回3ドルなので、例えばデイパスだったら、1日に5回以上TTCを利用しないと損をします。パスは安易に買わずに、自分が滞在期間中に何回TTCを利用しそうか考えてから、購入することをオススメします。

あちらこちら1日に何度も移動しそうなのであれば、毎回改札で支払いを考える必要もなく、煩わしいこともないので、パスを買ってしまった方が便利ですね。トークン・パスの購入は地下鉄各駅の改札でしか行えないので、必要な場合は駅に寄った際に早めに購入しておきましょう。バス・ストリートカーは支払いのみの対応です。

ここ数年で普及してきたPRESTO

201807TTC_6.jpg

TTCを利用しているとよく見かけるのが、「PRESTO」という緑色のマーク。これはいわばJRの発行しているスイカのようなもので、チャージ式のカードです。改札を通る際に、PRESTOと書かれたところをタップすれば、料金が自動で差し引かれる仕組みになっています。

トロント市外は、TTCではない別会社が、電車とバスを運営しています。市外から通勤・通学する人が増えてきた昨今、TTCと別会社、両方の会社に利用できるPRESTOカードのニーズが高まり、TTCの至るところで見られるようになってきました。

トロント市内の移動は、2018年現在、PRESTOを利用する必要はないので、旅行者にはあまり関係のないことかもしれませんが、TTC内でよく見かけます。予備知識として知っておいても良いでしょう。

地下鉄駅改札の入り方・出方とコツ

改札に入る時

地下鉄の有人改札は、基本的には各駅に1つだけです。駅に改札が2箇所ある場所もありますが、パスのみでしか入場できなかったり、出口専用だったりするので、現金で入場したい場合は必ず有人改札を通らないといけません。

慣れないうちは、色々と人に聞けるので有人改札を利用した方が良いでしょう。

現金・トークンで改札を通る際は、有人改札の前にコインを入れるボックスがあるので、そこに入れてから入場しましょう。もしも、地下鉄→バスなどに乗り換える場合は、入場した際にトランスファーチケットを必ず入手しておきましょう。

201807TTC_1.jpg

201807TTC_2.jpg

トランスファーチケットは通行手形のようなもので、どの駅でいつ入手したか証明するものです。現金やトークンを支払ったあとの証明になります。

トランスファーチケットの発行マシンは、入場後改札付近に必ずあります。乗り換えしない予定だとしても、常に発行して持っておく癖をつけておくと、何かと便利です。

改札を出る時

電車を降りて駅から出る際は、「EXIT」と書かれている方向へ進んでいけば改札を通り地上へ出られます。もしも乗り換えが必要なら、バスやストリートカーが駅構内から出ていないか確認しましょう。駅によっては駅構内から、改札を出てからの乗り換えになり異なります。間違えてうっかり1度改札を出てしまうと、もう1度料金を請求される場合があります。

201807TTC_3.jpg

バス・ストリートカーの乗り方

停留所について

バスやストリートカーの停留所は、交差点にあります。交通量の多い交差点に行けば、大抵バスかストリートカーの停留所サインが見受けられます。そこで待っていればバスが来ます。

支払いについて

バスや旧型ストリートカーに乗るには、運転手に料金支払いもしくはパスの提示をしなければならないので、前の入り口から乗り、支払い・提示をします。新型ストリートカーは、支払いを車内の無人自動販売機で行うので、どの入り口から入っても構いません。先述しましたが、現金での支払いはお釣りが返ってきませんし、バス・ストリートカーではトークンやパスの販売は行っていません。トークンやパスを購入したい場合は、地下鉄駅改札で購入しましょう。

降りたい時はどうすればいい?

バス・ストリートカーは基本的には日本と同じで、次の停留所の名前のアナウンスが車内でされるので、降りたい場合は車内のボタンかワイヤーを引っ張って、降りる意思表示をします。停留所の名前は、ストリート名なので、目的地付近の通りの名前を把握しておけば、降り過ごすことがありません。地図かGoogleマップを見ながら、自分がどこにいてどの方角に向かっているのか確認しておけば安心ですよ。

日本と違う!マナーや常識

日本では当たり前のマナーでも、ここトロントでは通用しないことがあります。

乗車時のマナーが違う!

まず、地下鉄に乗る際に日本では乗車位置から整列して待ち、降りる人を待って前の人から順に乗り込んで行きますが、トロントのプラットホームには乗車位置もなければ、整列するというルールもありません。なので、後から来た人がさーっと先に地下鉄に乗り込むこともありますし、降りる人を待たずに我先にと乗り込む人もいます。

車内での通話・飲食は当たり前?!

また、バスやストリートカーではみんな普通にケータイでお話ししています。これは、ケータイをマナーモードにする、話すのを控えるというルールがないからです。車内での飲食も、よく見受けられます。一度ストリートカーの中で、立って寿司を箸で食べている白人男性を見たときは、さすがに驚きました。

私も最初は、日本とのマナーや常識の違いに戸惑うことが度々ありましたが、今や見慣れました。郷に入っては郷に従えと言いますが、トロントではトロントの慣習があります。あまり日本と比べようとせずに難しく捉えず、軽く受け流す感じで、細かいことは気にしないようにしましょう。

TTC内でよくあって、日本の電車ではあまりないこと

逆に、TTCでよく見かけるけど日本ではあまり見かけないことをご紹介します。

その1、みんなすぐ席を譲る

席の譲りやすさ、断りやすさはピカイチで、見ていて本当に気持ちが良いです。

ベビーカーを押していると、私が妊婦でも何でもないのにすぐ席を譲ってくれるし、杖をついていたり、中高年らしき人には、電車へ乗り込んでくるなりすぐみんな席を譲ろうとします。トロントでは、子連れやお年寄り、病人怪我人や妊婦に席を譲るのは当たり前で、至ってカジュアルに行われます。

なので、私も足腰が弱そうな人やお年寄りを見つけたら席を譲りますし、逆に私が子連れだったりするとすぐ譲ってくれます。おかげで公共交通機関に子供と乗るストレスがなく、とても助かっています。

その2、遅延や終日運休は当たり前

TTCの地下鉄はとてもシンプルで、4つのラインから構成されています。駅数も東京や大阪に比べるとかなり少ないです。それでも、機械故障やシステムエラーなどで遅延や運行徐行することが頻繁にあります。ある特定のエリアでは、電車の本数か乗客数の関係かで、ほぼ毎朝ラッシュ時は、運行が非常に遅いです。

また、線路のメンテナンスは夜中ではなく週末に行われます。よって、週末はほぼ毎週どこかの区間が運休しています。運休はいつも3駅区間ほどですが、土日終日運休しているので厄介です。もしもその区間を利用したい場合は、振替のシャトルバスがあるのでそれを利用します。バスなので地下鉄よりもはるかに遅いし、乗り込める人数が限られているので混み合います。この週末運休は厄介で、必ずといっていいほどどこかの区間が閉まっています。事前にTTCのウェブサイトを見れば区間運休の情報が載っているので、予定がある人は前もって調べておいた方が良いでしょう。

最後に

今回の記事では、電車の乗りかた講座、トロントのTTCとして、公共交通機関についてと乗り方など、基本的な情報をご紹介しました。トロントへ来る予定がある、トロントへ来たいけどまずはどのような場所か知りたい!という方への参考になれば幸いです。

プロフィール画像
この記事を書いた人
もも
  • Facebook シェア
  • twitter シェア
  • はてなブックマーク  シェア
  • google+ シェア
  • LINE シェア

記事投稿日:2018/08/02
最終更新日:2018/08/02

Views:

この記事に関連する記事

カナダのアクセスランキング

© 2017 TabiCoffret Co.,Ltd.