赤ちゃんが、幼児が、大人が、心地よく楽しめる!東京おもちゃ美術館

「人間が生まれて初めて出会うアートはおもちゃなのでは?」そんな理念を元に名前が付けられた新宿区にある「東京おもちゃ美術館」。ここは赤ちゃんから大人まで、たくさんのおもちゃや遊具に触れて、気持ちの良いひと時を過ごすことができる素敵な空間です。

今回はそんな東京おもちゃ美術館の現地レポートをお届けします。

<目次>

東京おもちゃ美術館へのアクセス

駅

東京おもちゃ美術館の最寄り駅は、東京メトロ丸の内線「四谷三丁目」駅。一番近い2番出口から東京おもちゃ美術館まで、子ども連れで徒歩7分ほどの距離です。

2番出口を上がったところには四谷消防署が。

博物館

ここには「消防博物館」もあるので、あわせて寄ってみてもいいかもしれません。

四谷ひろば

2番出口を出てすぐ四谷三丁目交差点から新宿通りを西(新宿方向)へ進み、四谷四丁目東交差点(角にあるビルの窓には「四谷ひろば 東京おもちゃ美術館 この先200m右」と書かれていました)を右に曲がってしばらく歩くと「東京おもちゃ美術館」につきます。

ベビーカーは入り口横のベビーカー置き場へ

ビル

区立四谷第四小学校跡地が「四谷ひろば」という地域コミュニティの場になっており、「東京おもちゃ美術館」はこの中にあります。

ベビーカー

エレベーターは設置されていますが屋内は徒歩移動なので、ベビーカーは玄関横にあるベビーカー置場へ置いていきましょう。

ベビーカー

「最初にトイレ」は子ども連れの鉄則! ロッカーに荷物も預けておこう

トイレ

1階エントランスホールの端にトイレがあります。「東京おもちゃ美術館」のトイレはここだけなので、遊ぶ前に行っておくのが安心。

ロッカー

無料ロッカーがあるので、貴重品以外は預けて身軽に動くのがおすすめです。ロッカーに入らない荷物は、総合管理室にお願いすれば預かってもらえます。

赤ちゃんが自分で遊びはじめる、木育ひろばのマジック

親子

1Fの「赤ちゃん木育ひろば」は、0歳、1歳、2歳の赤ちゃんと保護者限定の部屋。さまざまな遊具や木のおもちゃで遊ぶことができます。丸っこいユニークな形の木のトンネルやすべり台を見ると、興味を持った赤ちゃんがおもちゃに誘われるように遊びはじめるのが不思議です。
それに「おもちゃ美術館」には赤いエプロンをした「おもちゃ学芸員」と呼ばれるボランティアスタッフの方がいて、遊び方を教えてくれたり、保護者のサポートをしてくれます。

おむつ台

「赤ちゃん木育ひろば」には、清潔なおむつ替えコーナーがあります。授乳したい時はスタッフに声をかけてみてください。

棚

クローゼットをえいやっ!と授乳コーナーに変身させてくれます。

カーテン

木の香りがいっぱい!「おもちゃのもり」で室内森林浴

ヒノキのスペース

床に九州産のヒノキ材が敷き詰められた2F「おもちゃのもり」は、木の香りでいっぱい。2万個の木のボールが入った「木の砂場」はこども達に大人気です。

女の子達

木のドールハウスも、こどもだったらもぐりこみたくなるサイズが絶妙。おもちゃがこどもに「遊ぼう!」と誘っているような空間です。

ドールハウス

レトロな昭和のおもちゃで遊べる「おもちゃのまち あか」

つちのおもちゃ

昔ながらの日本のおもちゃで遊べるのが、3F「おもちゃのまち あか」。日本の伝統的なおもちゃから昭和のレトロなおもちゃまで数多くそろっています。こども用の茶室もあって、時には茶会も開かれます。

ひらめき・発見好きにおすすめ「おもちゃのまち きいろ」

おやじ

しかけおもちゃや科学おもちゃが好きなら、3F「おもちゃのまち きいろ」にはきっとワクワクするはず。おもちゃ学芸員さんがおもちゃの仕組みや遊び方を教えてくれます。おままごとのできる「ごっこハウス」もあります。

ちょっぴり大人な雰囲気?「ゲームのへや」

ゲームの部屋

3F「ゲームのへや」では、テーブルサッカーや中国のパズルゲームなど世界のアナログゲームが楽しめます。内装もシックでちょっぴり大人な雰囲気。ボードゲームでの頭脳戦には、きっと大人も盛り上がるでしょう。

「ふれる」「遊ぶ」だけでなく「作る」も!「おもちゃこうぼう」

置物

3F「おもちゃこうぼう」では、おもちゃを作ることができます。紙コップなど身近なものを使った簡単おもちゃから伝統的なからくりおもちゃまで、おもちゃ学芸員が作り方を教えてくれます。夏休みには小学生向けに、電動いとのこを使った木のおもちゃづくりなどのワークショップも行われるそうです。

簡単おもちゃ

本格的なおもちゃコレクションも見られる「きかくてんじしつ」

展示品

2F「きかくてんじしつ」では、時期ごとに異なるテーマでおもちゃについて学ぶことができます。取材時には「アメリカ玩具と中南米のおもちゃ」が開催されており、その前は「木のおもちゃ作家展」が開催されていました。テーマごとに展示されるおもちゃの中には、まさに博物館級の品もあります。

本当に優良なおもちゃ「グッド・トイ」を常設展示

グッド・トイとは、全国のおもちゃコンサルタントが選んだ、健全かつ安全な優良おもちゃのこと。

セレクション

2Fの「グッド・トイてんじしつ」は、グッド・トイに認定されたおもちゃが常設展示されています。実際に遊んでみることもできるので、買う前にこどもの興味を確かめることができます。

プレゼントにも最適、ミュージアムショップ「Apty」

木のおもちゃ

2F「ミュージアムショップ」には、選りすぐりのおもちゃがずらりと並びます。
「東京おもちゃ美術館」が作家さんと共に創ったオリジナルの木のおもちゃもあります。来館のお土産としてはもちろん、出産祝いや誕生日のプレゼントを買うのにもおすすめのショップです。

店内

館内に飲食スペースなし。でも当日は出入り自由!

子ども連れなら1日遊べる「東京おもちゃ美術館」ですが、館内には1Fに若干自販機がある他は飲食スペースがありません。でもチケットは当日出入り自由なので、外で食事をして戻ることができます。「四谷ひろば」のすぐ近くにある「風‐KAZE-」は、ベビーカーOK、離乳食持ち込み可のCAFÉ&Bar。パスタや手作りピザが食べられます。

店頭

CAFÉ&Bar「風‐KAZE-」
〒160-0004 東京都新宿区四谷4-13-7清水ビル1F
TEL 03-3356-8890

「東京こども美術館」にはこどもの興味を引き出すおもちゃがある

おもちゃ美術館

おもちゃ学芸員さんが、「ここへ来たらこどもが自分から遊び始める」という来館者の言葉を、嬉しそうに教えてくれました。たしかに手ざわりの良い木のおもちゃに触れると、大人でも遊んでしまいます。心がなごむ木の香りと遊ぼうと誘うおもちゃ達、そして温かなおもちゃ学芸員さん達にふれあえる「東京おもちゃ美術館」です。

東京おもちゃ美術館 基本情報

■住所:〒160-0004東京都新宿区四谷4-20 四谷ひろば内
■アクセス:東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」2番出口より子ども連れで徒歩7分/都営新宿線「曙橋」駅より徒歩8分
※ 駐車場はありません。公共交通機関を利用してください
■営業時間:10:00~16:00 (入館15:30まで)
■休館日:毎週木曜日 
※木曜日が祝日の場合は開館。後日振替休館あり
※その他特別休館日あり。HPで確認してください
■料金:こども(6カ月~小学生)500円
※6カ月以下無料
おとな(中学生以上) 800円
おとなこどもペア券 1,200円
※8名以上の利用は事前に団体申し込みが必要です。
※障碍者手帳をお持ちの方無料
■お問い合わせ先:認定NPO法人 芸術と遊び創造協会
TEL 03-5367-9601/FAX 03-5367-9602/e-mail yotsuya@art-play.or.jp

〇2018年7月現在の情報です。最新情報は公式HPでご確認ください。

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