日本最北の楽園!「夢の浮島」と「花の浮島」のグルメ&観光情報

今回訪れたのは夢の浮島と呼ばれる「利尻島(りしりとう)」と花の浮島と呼ばれる「礼文島(れぶんとう)」です。 6月の半ばに往復利尻空港の飛行機利用で利尻島に1泊、礼文島に1泊の2泊3日の行程です。 旅行記風に、島の見どころ観光地やグルメをご紹介したいと思います。

<目次>

利尻島(りしりとう)とは?

利尻島は日本最北端の街として知られる稚内から西に約50キロの場所に位置し、標高1,721mの利尻山(通称利尻富士)を有するほぼ円形の島です。

車で一周すると約1時間半、島の北側に稚内からの海の玄関口、鴛泊(おしどまり)港と空の玄関口、利尻空港があります。

利尻に飛行機で来ました

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今回、成田空港からFDA(フジ・ドリームエアラインズ)のチャーター臨時便で利尻空港に入りました!

通常首都圏からは、羽田空港から稚内空港まで定期便で約2時間、そこから路線バスで移動し稚内港~鴛泊(おしどまり)港は船で2時間、合計4時間半以上かけていくのが一般的ですが、今回成田空港から2時間で夢の浮島に到着!ラクラクです。

雨です、うにです。幻の飲み物ミルピス?

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雨が強かったので、まずは昼食にします。 鴛泊(おしどまり)港のフェリーターミナルにある丸善食堂さんで全国ご当地どんぶり選手権2011年と2012年で連続優勝を果たした名物「うにめし丼」をいただきました。生うにではないため、価格は比較的リーズナブル。でも、大満足なボリュームです。

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利尻島南部のオタトマリ沼近くの売店で「生うに」と、隣にあるのは牛乳ではありません!「ミルピス」です。この「ミルピス」とは、利尻島でしか出回ってない、いわゆる幻の飲み物。味は名前の通りミルクの濃厚さ+カルピスの爽やかさを兼ね備えた欲張り飲料で、とってもおいしいんです!

利尻山は見えませんが・・・利尻島の3つの観光スポット

1. オタトマリ沼

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雨が止んだので、観光を開始。晴れていれば、利尻富士が見える利尻島を代表する観光地のひとつです。湖に移る逆さ富士が非常に印象的な場所ですが、この日は見えず・・・

2. 白い恋人の丘

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北海道土産を代表するかの有名な製菓のパッケージに描かれているのは利尻山です。今度お手に取る際は少し意識してみてください。

3. 姫沼(ひめぬま)

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鴛泊(おしどまり)の集落から車で15分程度の場所にある「姫沼」は一周歩いて20分程度の静かな沼です。

もともとはいくつかの沼が存在していたのをせき止めて1つの沼にし、ヒメマスを放流したことからこの名前になったそうです。 私が訪れたときは、利尻島にヒグマが上陸しておりそこらじゅうに熊注意のポスターが貼ってありましたので、歩きませんでした。

いざ、礼文島(れぶんとう)

さて、翌日。ハートランドフェリーで鴛泊(おしどまり)港~礼文島香深(かふか)港まで45分の船旅です。

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礼文島は南北約26キロ、東西約8キロの細長い島で、一番高いところで490mしかないにも関わらず、一年を通して涼しい気候のため、本州では2,000m以上の山々にしか咲かない高山植物がそこら中で見ることのできる非常に珍しい島です。

花の浮島

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島には約300種類の高山植物が自生しており、5月~8月にかけて次々に咲き乱れるそうです。写真は「レブンアツモリソウ」という礼文島にのみ生息する固有種。群生地の案内看板があるため、比較的ロードサイドで見ることができますが、是非「はなガイドクラブ」さんの案内で島の南部~西側をハイキングしてみると、理解が深まると思います。

花よりうに・いくら丼・・・

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「海鮮処かふか」さんにてうに・いくら丼をいただきました。香深(かふか)漁協直営のお店ですのでとにかくネタが新鮮!そのほかにもほっけのチャンチャン焼きがオススメだそうです!香深(かふか)港フェリーターミナルから歩いて5分程度の場所にあります。

礼文島の6つの観光地をご案内!

さて、定期観光バスや旅行会社主催のバスツアーで回る定番スポットをご紹介!

1. スコトン岬

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島の最北端、スコトン岬です。最果てを思わせる荒涼とした岬、その先にはトド島と呼ばれる無人島があります。

2. スカイ岬

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島の北西に位置するスカイ岬。漢字で書くと澄海と書くとても透き通った水をたたえる入江です。駐車場からは少し階段を登ります。

3. 地蔵岩

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さて、今度は島の南西にある地蔵岩。実はこの岩、もともとは右側の陸にくっついてたわけではないんです!もともと海の中にあった岩が隆起し陸に近付いた結果、現在の形になりました。ちなみに、この岩より北はスカイ岬までは車で通ることはできません。そう、道路は島の東側にしかないんです。

4. 桃岩

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これも礼文島を代表する景勝地、桃岩。ハイキング等でこの岩のあたりまで行くコースがあります。写真は、桃台猫台展望台から。日本とは思えない景色が広がります。

5. 猫岩

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そして振り返ると海の中に猫岩があります。皆さんは猫に見えましたか・・・???

6. 番外編~礼文空港~

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番外編としてですが、現在は使われてない礼文空港です。島の北東部、船泊(ふなどまり)の集落から車で15分程度。実は日本最北端の空港です。かつては稚内空港から1日2便程度飛んでいたようですが、現在は休止中らしいです。再び飛行機が飛ぶことはあるのでしょうか・・・?

利尻島へ戻ります

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翌日、フェリーで利尻島、沓形(くつがた)港へ。やっと利尻富士が見えてきました!

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利尻島の南部にある利尻富士を望むことのできる磯場の公園。海の透明度が高いのでウニや昆布を見ることもできます!そばにあるアザラシのプールではかわいらしいゴマフアザラシを見ることができます。

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沓形の市街地にある「らーめん味楽」さんで昼食。ミシュランガイドにも載っている名店です!店の中は比較的広いのですが、結構な人気店なので行列ができることもあるようです。

おわりに

ANAで新千歳へ

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6月~9月の4か月期間限定で新千歳空港~利尻空港のフライトがANAで1日1往復飛んでいます。そのほかにはHAC(JAL系)で札幌丘珠空港から定期便としては1日1往復飛んでいます。帰りはANAを利用して、新千歳空港で乗り継いで首都圏に戻りたいと思います。

2泊3日でしたが

今回、2泊3日の行程で島をじっくりとまわることができました。ハイキングや登山をすると時間はいくらあっても足りませんが、観光にポイントを絞ると案外効率よく回ることもできます。島では路線バスや定期観光バスもありますが、レンタカーがあると便利だと思います。 観光やグルメが満載な2つの浮島は、ここは日本か?と思うくらいの楽園でした。

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鈴木パブ助

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