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横浜の絶景歴史さんぽ 中華街~山下公園編
こんにちは!また旅にゃんこです。
今回は神奈川県・横浜の中華街~山下公園周辺の人気観光スポットやグルメ、横浜の知られざる歴史の一幕をご紹介します♪
目次:クリックすると見出しに移動します
- 山下公園のシンボル「氷川丸」
- 横浜、復興の証!山下公園
- 横浜を代表するクラシックホテル
- 横浜中華街 誕生の歴史
- まるで迷路のような中華街
- 中華街のお楽しみはやっぱりグルメ!
- 中国四大料理(広東・上海・四川・北京)とは?
- せっかく行くなら食べたいものを!
- 中華街の旧正月 春節(しゅんせつ)
山下公園のシンボル「氷川丸」
山下公園の絶好のフォトスポットとして知られている氷川丸!
戦前より唯一現存する日本の貨客船「氷川丸」、なんと海上で保存されている船舶としては初めて国の重要文化財に指定されています。客室や食堂などの客船エリア、操舵室や機関室などの乗組員エリアなど船内を見学する事が出来ます。入場料は一般300円。
とても船内とは思えない!まるでタイタニックのような雰囲気が楽しめます♪
かつては一等客室の乗船料金は500円だったそうです!その当時は1000円で家が建ったそうなので、ごく一部の限られた富裕層しか乗る事は出来なかったみたいです。
氷川丸の誕生は1930年4月25日!太平洋横断シアトル航路へ就航し2018年に88周年を迎えました。あのチャーリー・チャップリンも乗船し、第二次大戦中は海軍の病院船として活躍、終戦までに3回も触雷しましたが、日本郵船の大型船では唯一沈没を免れ、戦前・戦中・戦後を生き抜いた奇蹟の船と呼ばれています。
▲鏡に注目!船内装飾には埼玉県の氷川神社の「八雲」の神紋が用いられています。
▲氷川丸は当時の最新鋭ディーゼルエンジンを搭載した船でした。
みなとみらいにかつての造船所があり氷川丸もここで造船されました。現在のドックヤードガーデン(旧横浜船渠株式会社 第二号ドック)、日本丸メモリアルパーク(第一号ドック)は、かつての造船所(横浜船渠)の名残です。
関連記事:「横浜の絶景歴史さんぽ みなとみらい編」はこちら!
日本郵船氷川丸
・住所:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町山下公園地先
・TEL:045-641-4362
・開館時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
・休館日:月曜日※祝日の場合は開館、翌平日休館
・入場料:一般300円/65歳以上200円/小、中、高校生100円
・公式サイト:http://www.nyk.com/rekishi/
横浜、復興の証!山下公園
横浜の美しい景観が楽しめる山下公園!実は1923(大正12年)年9月1日に発生した関東大震災で崩壊した瓦礫を埋め立てて造られたそうです。日本最初の臨海公園として山下公園は完成しました。山下公園は横浜が震災から復興した証です。
▲ホテルニューグランドからみた山下公園
山下公園はバラの名所としても知られています。春(例年5月頃)と秋(例年10月頃)には美しい花々が咲き乱れます。
▲花の海を航海する氷川丸
▲花の額縁と横浜マリンタワー
山下公園
・住所:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町279
・TEL:045-671-3648
・アクセス:みなとみらい線「元町中華街」駅より徒歩約3分/JR京浜東北・根岸線「関内」駅より徒歩約20分
横浜を代表するクラシックホテル
関東大震災によって甚大な被害をこうむった横浜の復興のシンボルとして海外からの賓客を迎える迎賓館として、1927年(昭和2年)に誕生したホテルニューグランドは2017年12月1日で開業90周年を迎えました。
マッカーサー元帥が執務室として使ったことで知られるマッカーサーズスイート(315号室)や昭和の文豪大佛次郎が愛用した客室「(鞍馬)天狗の間」(318号室)、チャーリー・チャップリン、ベーブ・ルースなど多くの著名人が宿泊した歴史あるホテルです。本館にある「レインボーボールルーム」「フェニックスルーム」は開業当時の趣がまだ残っています。
▲本館の客室は重厚な感じを残しつつリニューアルされているのでキレイです。
ちなみにドリア、ナポリタン、プリンアラモードはニューグランドで誕生し横浜から日本中へと広まった洋食メニューなんです。ニューグランド発祥のメニューは今でもホテルの本館1階コーヒーハウスで食べられるそうですよ。
▲山下公園から観たホテルニューグランド
近くには中華街や元町があり、観光やショッピングの拠点としても便利!
ホテルニューグランド
・住所:〒231-8520 横浜市中区山下町10番地
・TEL : 045-681-1841
・アクセス:みなとみらい線「元町・中華街駅」1番出口より徒歩約1分//JR根岸線「石川町駅」より徒歩約13分
・公式サイト:https://www.hotel-newgrand.co.jp/
横浜中華街 誕生の歴史
1859年に横浜の開港とともにイギリスやアメリカなど多くの商人が横浜に進出しました。開港当時、西洋人は日本語がわからず、日本人も西洋の言葉が理解できませんでした。その仲介役となったのが中国人。外国の商館などで働いていた中国人は西洋の言葉を話し、日本人とは漢字で筆談ができたためビジネスの仲介役を担っていたとか。中華街の一帯は居留地として開発され中華街の原型ができました。
まるで迷路のような中華街
道路が海岸線にそって平行あるいは垂直に通っているのに対して、 中華街の道路が海岸線に斜めになっているのがなぜかわかりますか?横浜港が開かれる前、中華街の周辺は横浜新田と呼ばれていました。急いで開発されたため横浜新田のあぜ道の形がそのまま残ってしまったとか。
中華街には現在10基の門【牌楼(パイロウ)】がありますが、その中で東西南北の4つの方角にある門は方位の守護神として人々に信仰された四神を据えました。
東の朝陽門〈青〉が青龍(山下公園側)、西の延平門〈白〉が白虎(石川町駅側)南の朱雀門〈赤〉が朱雀(元町側)、北の玄武門〈黒〉が蛇と亀の霊獣の玄武(スタジアム側)を守護神としています。
中華街のお楽しみはやっぱりグルメ!
何百ものお店が建ち並ぶ中華街!どこで食べるか・・・迷っちゃいますね♪
中華街をちょっと散策したいなら・・・たっぷりの肉汁あふれる出来たて小龍包や肉まんなどの食べ歩きがオススメ!
中国四大料理(広東・上海・四川・北京)とは?
しっかり中華料理を堪能したい!という場合・・・お店はどうやって選びますか?中国はとても広いので地域によって様々な料理があります!
- 四川料理・・・「麻婆豆腐」、「担々麺」といった唐辛子や山椒など香辛料を多く使う料理
- 上海料理・・・「上海蟹」、「小籠包」といった魚介類を使ったさっぱりとした味付けが特徴の料理
- 北京料理・・・「北京ダック」、「水餃子」などの宮廷に出されていた料理
- 広東料理・・・「シュウマイ」、「チャーシュー」、「酢豚」、「ふかひれ料理」など「食は広州にあり」といわれるほど食材が豊富で最もポピュラーな中華料理
まずは何を食べたいか!ですね。
せっかく行くなら食べたいものを!
ガイドブックは持っていなかったので以前TVで取り上げられていた「状元樓(ジョウゲンロウ)」に行ってきました。TVを観た時に、とても美味しそうだったので♪
インターネットを駆使してネットにあふれるランキングや口コミなど色々チェックしましたが、やっぱり食べてみたい!って直感で決めました!お店の人気メニューと店員さんのオススメを頼んでみましたが、どれもおいしかったです♪
状元樓(ジョウゲンロウ)横浜中華街本店
・住所:〒231-0023 横浜市中区山下町191(中華街大通り)
・TEL:045-641-8888
・営業時間:月〜木・日 11:30~22:00/金・土・祝前日 11:30~22:30
・アクセス:みなとみらい線「元町・中華街」駅より徒歩約3分
・公式サイト:http://www.jogen.co.jp/jgr_yokohama/
中華街の旧正月 春節(しゅんせつ)
この時期に行くと中華街は爆竹の音とにおいに包まれ中華街は獅子や龍が乱舞しお祭りの活気にあふれます。観光客の数もすごい!
獅子舞の獅子に頭を噛んでもらうと「開運厄除」や「無病息災」 のご利益があるといわれています。獅子と目があって、頭を噛んでもらいました。
中華街のちょうど真ん中あたりには三国志の英雄として有名な関羽をまつる関帝廟があり、朱雀門の近くに航海を護る海の神様が祀られている媽祖廟があります。
中華街では関帝誕・春節、媽祖祭などの祭事が営まれ、街を練り歩く壮麗な獅子舞や龍舞は大迫力の美しさです!
▲関帝廟
▲媽祖廟
横浜中華街
・アクセス:みなとみらい線「元町・中華街」駅より徒歩約1分
・公式サイト:http://www.chinatown.or.jp/
今回は中華街~山下公園周辺をご紹介しました。都心からの日帰り観光に人気♪何度、足を運んでも飽きない魅力あふれる横浜!お出かけの際は胃袋をいっぱいあけておくことをお忘れなく!
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また旅にゃんこ
- 世界、日本の絶景を好んでさすらう旅ねこ。スエズ運河とパナマ運河をとおって地球をぐるり一周してきました。