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世界自然遺産の屋久島 「縄文杉」に会ってきました
縄文杉を見に行くことを、「会いに行く」と言います。歩いていくことが、唯一の手段。「縄文杉」に会ってきました。
当日のツアー内容・スケジュール
今回参加したツアーでは、宿泊ホテルからバスで登山口に向かいます。まだ陽の昇らない4時過ぎにはホテル出発。準備は怠りなく、体調を万全に整えて出発しましょう。
まだ暗いですね。荒川登山口までバスで約1時間程度。もう一眠り可能です。
荒川登山口に到着すると、ここで朝食。昼食とともにお弁当がホテル出発時に渡されています。
トイレは必ず済ませておきましょう。この先トイレは縄文杉まで2か所しかありません。もしも不安な方は、携帯トイレを持参されるとよいでしょう。
朝食は「おにぎり弁当」。
しっかりにぎられたおにぎりは、女性の方にはちょっとボリュームはあるかも。
準備体操、ストレッチを済ませ。ガイドさんを先頭にいよいよ出発します。
これから8Kmは、トロッコ軌道に沿って木道が続きます。途中ガイドさんが見どころを説明し、休憩をとりながら進めてくれます。渓谷の橋梁を超えたりしますが、アップダウンはそれほどありません。8Kmでおおよそ300mを登ります。
トロッコの軌道に沿って木道が整備されており、歩きやすくなっています。
途中、バイオトイレに2時間後に到着。ここでもトイレは済ませておきます。
トイレを過ぎると中間点まで、間もなく。
こちらでトロッコ道は終了です。登山口から8km、約3時間の道のりです。ここ大株歩道入口から縄文杉まで約3Km、標高370mを一気に登る山道となります。足元に気をつけて登っていきましょう。
ウイルソン株に到着。切り株の中は空洞になっていて、入ることができます。ハート形に見えるでしょうか。
ウイルソン株を過ぎたところで昼食休憩。縄文杉まであと少しです。
いよいよ世界自然遺産の地域に入っていきます。屋久島全体で遺産登録されている地域は島面積全体のおおよそ21%です。
やっと会えました縄文杉。登山口から6時間。幹回り16.1m、高さ30m、樹齢推定3000年以上と言われています。残念ながら側に近づくことはできません。展望台から会うことになります。写真では伝えることのできない「大きさ」、「パワー」、「荘厳さ」を感じます。
ここまで三代杉、翁杉、大王杉、夫婦杉など、古代杉を見ながらの登山です。ちなみに、千年の樹齢を超えないと屋久杉とは呼ばないそうです。手つかずの原生林。最近はドローンを使って、未だ知られていない屋久杉の調査も行われているとのことです。新発見のニュースも聞けるかもしれません。帰りも同じルートで登山口まで戻っていきます。登山口には午後4時半頃到着しました。しっかり準備をすれば、縄文杉はあなたに会ってくれますよ。
途中やくざる(屋久島サル)にも会えるかもしれません。
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Seisuke
- 自宅近所の銭湯に週末通うことが楽しみです。国内旅行は温泉がいいですね。