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静岡県の柿田川公園の湧き水を眺めていると癒されるんです。

こんにちは!たびこふれ編集部のシンジーノです。
「柿田川公園の湧き水を眺めていると癒される」と仰ったのは、バルセロナオリンピック競泳金メダルを獲得した岩崎恭子さんです。岩崎さんは静岡県沼津市出身。この柿田川公園のある清水町とは目と鼻の先で、小さい頃から何度も訪れた思い出の場所だそうです。
現在は東京に住む岩崎さんも故郷に帰省する時はお子さんとよく柿田川公園に訪れるんだそうです。と、いうことで、私シンジーノも「清らかな水に癒されたいっ!」と思い、柿田川公園に行って参りました。
目次
柿田川とは
「日本三大清流」のひとつと言われています。水源はあの富士山です。天然のダムと言われる富士山。富士山に降った雨や雪は土壌にしみ込んで濾過され長い時間をかけて地下水となります。
約1万年前、富士山の噴火の際に流れ出した三島溶岩流の中を降った雨雪が地下水となって通り抜け、その溶岩流の南端である清水町で地上に湧き出たのが柿田川です。湧水量は一日100万トンにもなり、日本一を誇ります。水温は1年を通じて15度を保っているそうです。「21世紀に残したい日本の自然百選」「日本の名水百選」「国指定天然記念物」にも選ばれている天下の名水です。
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柿田川公園とは
「自然の保護・保全」を目的に「清水町民の憩いの場」として昭和61年、柿田川の上流部に整備されてできたのが柿田川公園です。
北条早雲の孫、氏康が1554年に建設した泉頭城の本末跡であったと言われています。現代の車通りの多い国道1号線沿いにあるとは思えない自然豊かな公園です。中でも特に第二展望台がおすすめです。ここは昔、紡績工場が井戸として利用していた場所で、日光と砂が作りだした幻想的な青い色の水をたたえています。
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どうですか、この青色。神秘的です。岩崎恭子さんが仰った意味がよくわかります。
公園内は自然に囲まれ町の中とは思えない緑豊かな場所です。
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木道も整備されていて、マイナスイオンを浴びながらリフレッシュできます。
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「井戸の跡」です。
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子どもたちが遊べる湧水広場です。水深は浅く、家族連れで愉しめそうです。
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あちこちに「湧き間(水が湧いている場所)」が見られます。湧き水の豊かさがわかります。
湧き方もいろいろなんですね~
柿田川の湧水が無料で汲める公園内唯一の水汲み場もあり、ペットボトルを何本も抱えた方がいらっしゃいました。
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昼食は柿田川公園内にある「かわせみ本館」で湧水で作った手作り豆腐と本わさび御膳をいただきました。
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本わさびはなんとひとりに1本です。すりおろしたわさびにかつお節と青さをまぜ醤油を垂らし、ごはんの上に載せて「わさび丼」です。なんという贅沢な。。。最後はお出汁をかけてお茶漬け風に食べて大満足!
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ひとりでは食べきれず、お持ち帰りしました(笑)
柿田川公園・・・想像以上に素敵なところでした。1日中ここで癒されていたいと思いました。
日々の疲れもストレスもすべて包み込まれ、洗い流されていくようなそんな場所です。「静岡県は奥が深い・・・」そう思った一日でした。
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シンジーノ
- ローマと北京に駐在歴あり。海外渡航歴は36か国。日本は47都道府県踏破。「お客さんが”笑顔”で買いに来る商品」を扱う仕事がしたいと旅行会社に入って三十余年。今はその経験を基により多くの人に「旅の魅力」を伝えるべく“たびこふれ”にいます。モットーは「その土地の温度が伝わるような血の通った記事を書く。」旅はカタチには残りませんが生涯忘れられぬ宝物を心に残してくれます。たびこふれを通じて、人生を豊かに生きる力を秘めた旅の素晴らしさをお伝えしていきます。



























