南アフリカのビールに注目！人気なのはワインだけではなかった

ワインだけではない、南アフリカのビール事情

南アフリカといえばワインのイメージを持つ人が多い。ワイナリーツアーやお土産にワインは大人気で、お手頃な価格で美味しいワインが楽しめることで近年日本でも大注目されているのは皆さんすでにご存知であろう。

しかし、実際には大衆は圧倒的にビールを支持している。10年以上前からアルコール市場の半数以上をビールが占めており、毎年南アフリカ各地で地ビール祭りも開催されている。

中でも南アフリカ最大のクラフトビール祭り「SA on Tap」に注目していただきたい。これは本場の地ビールを堪能したい人にとっては見逃せないイベントである。イベント情報を調べて、旅のスケジュールを立てるのも面白い。

南アフリカはビール天国！！

南アフリカが誇る酒造メーカーSABミラー社は、かつて世界第２位の醸造量を記録したことで知られている。そこには、チェコ、イタリア、米国、オランダの有名ブランドを含む150程の幅広い地域ブランドを持つ、グローバル・酒造メーカーだった背景がある。

実際に酒屋さんに行くと、今も様々な種類のビールが並んでいることに驚く。

また、ヨハネスブルグの文化・流行発信地として注目されるニュータウン地区にあるSAB World of Beer（ワールド・オブ・ビア）は、南アフリカ醸造社（SAB:South African Breweries）が所有・運営するビール博物館も備える施設である。ここでは、南アフリカの興味深い地ビール醸造にまつわる歴史や生産プロセスなどを垣間見ることができる。ビール愛飲家ならずとも楽しめる盛り沢山のツアーがあるので必見だ。

南アフリカ発祥ブランドのビール

Castel（キャッスル）
ラガー、ライト、ミルクスタウトの3種類がある。
Windhoek（ウィントフック）
ラガー、ドラフト、ライトの３種類がある。
Hansa Pilsener（ハンサピルスナー）
喉越しが良いと言われているピルスナータイプ。
Carling Black Rabele（ブラックレーベル）
アルコール度数５.5%とやや高めのペールラガー。

などがある。

クラフトビールレストランが人気急増中

南アフリカのブルワーは「大手ビール会社が地ビールを支援している。それによりビール市場全体の拡大に繋がるからだ。」と語る。

近年、クラフトビールの人気は至る観光地で楽しめるようになった。自然豊かなそれぞれの場所でアクティビティを楽しみながら異なる雰囲気や景色を味わいながら堪能できるのも、南アフリカならではの魅力だ。

首都プレトリアでオススメのクラフトビールレストラン

今回は、首都プレトリアで地元の人にも人気のクラフトビールレストランを一つ紹介。

CAPITAL CRAFT BEER ACADEMY

200種類を超える種類の厳選された質の良いビールが、南アフリカならではのリブやハンバーガーと共に味わえる。量も160ml、340ml、500ml、1リットル、２.3リットルの5種類から選ぶことができる。また、ハンバーガーを2つオーダーすると1つ無料サービスという、曜日によってお得なサービスがあるもの嬉しいので要チェック。

ビールは好みを伝えれば店員さんがあなたに合ったおすすめをセレクトしてくれる。まずは、テイスティングできるビールセットをオーダーしてみるのが良いだろう。ぜひ、南アフリカの陽気な人柄に触れ、今まで味わったことのない香りや風味を持つビールを地元の人々と共に堪能していただきたい。

お店の詳細情報

店名：CAPITAL CRAFT BEER ACADEMY（キャピタルクラフトビアアカデミー）
場所：SHOP NO.20 GREENLYN VILLAGE CENTER CNR THOMAS EDISON & 12TH STREET EAST MENLO PARK,PRETORIA
開店時間：月曜日＆火曜日 12:00〜24:00、水曜日〜土曜日 10:30〜24:00、日曜日 10:30〜20:00
電話番号：012-424-8601