たびこふれ

3月のスペインとポルトガル観光!世界史と美術史を思い出しながら史跡と美術館を巡る

記事投稿日:2018/05/08最終更新日:2018/05/08

Views:

3月の「スペイン」と「ポルトガル」をご紹介

出発前は「日本と同じ位の気温かな」と思っていました。実際行ってみると、想像以上に寒暖差が激しく、天気も目まぐるしく変化しましたが、観光のときはおおむね雨に当たることが少なくホッとしました。今回の写真はお天気が悪かったので色鮮やかなスペインをご紹介できず残念なのですが、そこはご容赦ください。

IMG_0018グエル公園にて.jpg

2026年の完成まであと8年!刻々と姿を変える「サグラダ・ファミリア」

IMG_0023サグラダファミリア前にて.jpg

最初に訪れたのは「バルセロナ」。ガウディ建築群が世界遺産になっていて日本人にとっても人気の都市です。その中でも「サグラダ・ファミリア」は一番人気の場所。実は一年前にも訪れたばかりなのですが、尖塔が以前よりも成長しているように見えました。3DプリンターなどのIT技術の進歩などにより、工期が当初の計画よりも約150年も短縮され、ガウディ没後100年に当たる2026年の完成を目指して急ピッチで工事が進められています。すでに完成している「生誕の門」、「受難の門」に続き、最終的には建設中の「栄光の門」を含めて3つの門と18本の尖塔で構成されることになっています。

サグラダ・ファミリア
■住所:Carrer de Mallorca, 401, 08013 Barcelona,

スペイン新幹線「AVE(アベ)」で一気にマドリッドへ!「プラド美術館」で芸術を堪能

IMG_0137プラド美術館.jpg

マドリッドでは世界三大美術館でもある「プラド美術館」を見学しました。マドリッド在住の現地ガイドの方による案内のもと、三大巨匠が描いた名画を鑑賞してまいりました。まずはベラスケスの最高傑作「ラスメニーナス」。マルガリータ王女を中心にして見事な遠近法が際立つ作品です。そしてエルグレコの「羊飼いの礼拝」をはじめとした宗教画は、優れた絵の具の調合技術で赤、青、黄色など鮮やかな色彩で表現され、人物が過剰なほど細長く描かれているのが特徴です。最後はゴヤの代表作「着衣のマハ」「裸のマハ」。当時庶民には禁じられていた裸婦像を描いた作品ですが、同じ構図の絵を二つ描いた理由には様々な説があり、未だどれが本当かは分かっていないそうです。

プラド美術館
■住所:Paseo del Prado, s/n, 28014 Madrid,
■公式サイト:https://www.museodelprado.es/

「アルカサル」とローマ水道橋で有名な世界遺産都市「セゴビア」

セゴビアは、スペイン中央部のカスティーリャ レオン州にある歴史的な都市です。

その標高はなんと1000m!気温は5度を下回りかなり冷え込みました。バスを降りてから20分ほど城壁沿いを歩き、有名な映画の城のモデルとなったアルカサルへ到着。ここはイスラム教徒に支配されたスペインを取り戻すレコンキスタ運動を主導し、統一スペイン誕生させたイザベル王女が女王に即位した場所です。また、ローマ支配時代にセメントを全く使わず石を積み上げて作られた水道橋に感動しました!

IMG_0109セゴビア水道橋にて.jpg

セゴビア名物「仔豚の丸焼き」に舌鼓!

セゴビアでのランチは「子豚の丸焼き」を頂きました。生後間もない子豚を丸ごと焼きあげる「コチニージョアサード」という名物料理です。最初に焼きあがった子豚を見て、記念撮影。その後皿で切り分け、最後にその皿を床に落として割るのがお決まり。皮はパリッと、肉は柔らかくジューシーで、大変美味しかったです!

IMG_0121セゴビア名物仔豚の丸焼き.jpg

中世の趣を色濃く残す街並み古都「トレド」

IMG_0155トレド旧市街.jpg

三方をタホ川に囲まれ、天然の要塞(ようさい)となっている「トレド」は16世紀にマドリッドに移るまでスペイン王国の首都だった場所です。

入り組んだ迷路のような路地を歩き、サントメ教会にあるエルグレコの傑作、「オルガス伯爵の埋葬」を見学。その後、スペインカトリックの総本山である「カテドラル」を見学しました。

アンダルシア地方の世界遺産を巡る

IMG_0335アルハンブラ宮殿.jpg

スペインが他のヨーロッパ諸国とは違うところは、イスラムと密接な繋がりを持った歴史にあります。北アフリカから地中海を渡って来たイスラム勢力の影響により、南のアンダルシア地方にはイスラム文化が色濃く残る数多くの魅力的な街が点在することになりました。コルドバのメスキータやグラナダのアルハンブラ宮殿、セビージャのカテドラル(セビリア大聖堂)といった、イスラムの名残りが残るスペインを代表する世界遺産を見学し、その精巧な建築技術に驚嘆しました。北のカトリック建築との比較もまた興味深いところです。

メスキータ
■住所:Calle Cardenal Herrero, 1, 14003 Córdoba, スペイン
■公式サイト:https://mezquita-catedraldecordoba.es/

アルハンブラ宮殿
■住所:Calle Real de la Alhambra, s/n, 18009 Granada, スペイン
■公式サイト:http://www.alhambra-patronato.es/

セビリア大聖堂
■住所:Av. de la Constitución, s/n, 41004 Sevilla, スペイン
■公式サイト:http://www.catedraldesevilla.es/

白い街として人気の「ミハス」を散策

IMG_0348ミハスの白い家並み.jpg

アンダルシア地方といえば、白い街並みが有名です。中でも「ミハス」は一番人気の観光スポット。

名物はアーモンドを砂糖漬けにしたお菓子。1パック1ユーロから買うことができます。また、この地方特有の押し花を閉じ込めたアクセサリーや可愛らしい包装のオリーブ石鹸など、ショッピングを楽しみながら思い思いに散策していただけます。

国境を越え、いよいよ「ポルトガル」へ!

世界遺産エヴォラ歴史地区を経由し、リスボンへ。リスボンは上流でトレド旧市街を囲んで流れていたタホ川が、河口でテージョ川と名前を変えて海に注ぎ込む河口に位置しています。

ここではかつて航海者達を指導したエンリケ航海王子が先頭に立つ発見のモニュメントや、インド航路を開拓したヴァスコダガマの偉業を称えて作られたジェロニモス修道院やベレンの塔など、大航海時代に名を馳せた人物にまつわる建造物が有名です。

さらに西へ向かい、ユーラシア大陸最西端のロカ岬で、バルセロナから始まった長い旅路に思いを馳せました。 

IMG_0490ロカ岬にて.jpg

最後に・・・

スペインは、その長い歴史の変遷に影響を受けた跡が各都市に色濃く残り、それぞれに際立つ特徴があるとても興味深い国でした。
また、ポルトガルでは、子供の頃に社会科で習った大航海時代を思い起こさせられ、何故か懐かしい気持ちになる国でした。皆様も是非、実際に足を運んで感動を実感していただけたらと思います。

プロフィール画像
この記事を書いた人
海外現地情報編集部
  • Facebook シェア
  • twitter シェア
  • はてなブックマーク  シェア
  • LINE シェア
  • instagram

記事投稿日:2018/05/08最終更新日:2018/05/08

Views:

ポルトガルのアクセスランキング

    © 2017 TabiCoffret Co.,Ltd.