偉人・西郷隆盛ゆかりの地を巡る

2018年は明治維新150年(大政奉還150周年)の節目の年です。幕末・明治維新に活躍した鹿児島を代表する偉人といえば、西郷隆盛。今年は国民的ドラマでも主役になっています。西郷隆盛は1877年に西南戦争に破れ自決しましたが、故郷である鹿児島にはゆかりの地が多くあります。

例えば市電「朝日通」から徒歩8分の場所にある西郷隆盛像。上野の西郷隆盛像とは違い、陸軍大将の制服姿です。

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(c)九州観光推進機構

鹿児島市出身の安藤照によって約8年かけて製作され、没後50年記念として1937年に設置された銅像です。安藤照はあの渋谷の「ハチ公」の製作者でもあります。高さ8m、本体5.76mで、交差点向かいには撮影スポットが。ぜひ西郷さんとツーショットを撮りましょう。ちなみに、私が訪れたときは観光ボランティアの方が撮影をしてくれました。

他にもまだたくさんある西郷隆盛ゆかりの地を巡るなら、観光バスがおすすめです。「カゴシマシティビュー」と「まち巡りバス」の2種類があり、どちらも鹿児島中央駅を拠点に見どころを周遊します。西郷銅像はもちろん、幕末・明治維新の英雄たちの姿を多彩な展示で紹介する維新ふるさと館、西郷隆盛が西南戦争で最後の数日を過ごしたといわれる西郷洞窟など。車内放送で歴史や見どころの解説があり、移動中も楽しめます。

なかでも絶対訪れたいのが鹿児島中央駅からバスで約30分の薩摩藩主島津氏の別邸跡とその庭園である仙巌園です。1658年に第19代当主の島津光久によって造園され、借景技法を用い、桜島を築山に、鹿児島湾を池に見立てた広大な庭園は必見です。

2015年には「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産にも登録されています。

ドラマのロケ地にもなっている仙巌園は薩摩の歴史を学ぶことができるほか、鹿児島の象徴である桜島のビュースポットでもあります。50,000平方メートルの敷地には、歴史、文化、自然など様々な見どころが点在し、西郷ファン、歴史ファンならずとも楽しめます。

【仙巌園公式サイト】アクセスなどの詳しい情報はこちらをご参照ください
http://www.senganen.jp/

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(c)九州観光推進機構

ゆかりの地を巡ると、幕末~明治維新という激動の時代について知ることができるとともに、西郷隆盛がいかに鹿児島で愛されているかがわかります。

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くさべ

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