たびこふれ

将棋ブームにあやかり将棋の町・天童へ

記事投稿日:2018/04/01最終更新日:2018/04/01

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史上最年少でプロ昇格後、連勝を記録し続ける藤井聡太棋士や「永世七冠」を達成し、2月13日に国民栄誉賞を受賞したばかりの羽生善治竜王、ヒフミンの愛称で親しまれる加藤一二三棋士など世の中、まさに将棋ブーム。

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このブームとともに注目されているのが、将棋の町とよばれる山形県天童市だ。ここ天童市は、全国で生産される将棋駒の約90%を生産する町で、市内にはその歴史が学べる資料館や実演販売所などが点在する。

将棋の歴史を知るなら「天童市将棋資料館」を訪れてみよう。入口には将棋の駒の形をした青い看板がありすぐに見つけることができる。将棋のルーツは古代インドのゲーム「チャントランガ」で、ヨーロッパではチェス、中国ではシンチャ―に発展したそうだ。

日本へ伝来した時期は定かではないが、平安時代にはすでに伝わり現在のようなルールになったのは江戸時代からとのこと。そもそもなぜに天童市だったのか?そのルーツを探ると、織田信長の次男・信雄の子孫がこの地に移ってきたことから始まる。藩士の安月給を補うために始めた内職が将棋の駒造りだったのだ。その後、明治期には一大産地となり、大正に入ると機械化を開発、昭和初期には全国一の生産都市と成長した。

次は気軽に将棋駒制作の実演が見られる「将棋むら天童タワー」へ。レストランやショッピングフロアもありさまざまな大きさの飾り駒が売られている。おみやげにもぴったりだ。

将棋駒の実演販売の老舗といえば「栄春堂」。趣深い建物も魅力で、彫師が将棋駒を彫る姿を間近で見学できるほか、油性漆塗料を使って文字を筆書きする書き駒体験もできる。将棋の駒をあしらったキーホルダーやペン立てなども購入できる。将棋の歴史や体験を楽しんだ後は、名物の蕎麦を味わうのもいいだろう。

また、4月21・22日は「天童桜まつり」が開催され約2,000本の桜が咲き乱れる舞鶴山を舞台に、甲冑や着物姿に身を包んだ武者や腰元たちが、将棋の駒となり対局を行う。春の旅先のひとつに加えてみてはいかがだろう。

天童市将棋資料館

所在地:天童市本町1-1-1
電話番号:023-653-1690
営業:9:00~18:00(最終入館17:30)
休み:第3月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
アクセス:JR天童駅1階

将棋むら天童タワー

所在地:天童市久野本1273-2
電話番号:023-653-3222
営業:8:00~18:00
休み:年中無休
アクセス:JR天童駅から車で15分

栄春堂

所在地:天童市鎌田本町1丁目3-28
電話番号:023-653-2843
営業:8:00~17:00
休み:不定休
アクセス:JR天童駅から徒歩約10分

写真提供:(公社)山形県観光物産協会

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